■エースの鈴木奈穂子アナ投入は危機感ゆえ?
3月末で退局する近江アナの後任は、同局の鈴木奈穂子アナ(39)が務めることになるという。
鈴木アナは2004年にNHKに入局。10年3月から15年3月までは朝の看板番組『NHKニュースおはよう日本』のキャスターを、15年3月から17年3月までは夜の報道番組『ニュースウォッチ9』のキャスター、17年4月から19年3月までは『NHKニュース7』のメインキャスターを歴任してきた。
また、2019年3月末で産休に入り、同年5月に第1子を出産。『あさイチ』で仕事に復帰することになるようだ。
「鈴木アナは、経歴からして一目瞭然のエースアナです。彼女を起用するというところにも、NHKサイドの焦りがうかがえます。子どもはまだ1歳半を過ぎたばかりなのに、『あさイチ』は平日午前8時15分からスタート。ということは、局には5時前後に入らないとなりません。つまり、朝の時間帯に子どもの世話ができないわけです。
鈴木アナに大きな無理をさせても、彼女を起用することになったのは、人気、実績とも十分な鈴木アナにしか任せられない、という判断からでしょう。逆に言うと、今後が期待される若手アナウンサーに任せる余裕もないということ。それぐらい、NHKも『あさイチ』について危機感を抱いているということでしょう」(前出の制作会社関係者)
「後任のアナウンサーが決まった」という報道から考えて、近江アナの退局とともに3月末で博多花丸・大吉が番組を卒業するということはないだろう。
「ただ、このまま低空飛行が続くと、秋改編で番組を一新し、噂される関ジャニの村上にバトンタッチする、ということがあり得るかもしれませんね……」(前同)
近江アナの電撃退局。『あさイチ』に大きな変化が訪れそうだ――。
(2021年2月10日公開)