■斎場で取材陣に対応した神田と松田に対して……

 プロフェッショナルに徹する神田は、12月21日午後、札幌市内の斎場で元妻で沙也加さんの母である松田聖子(59)とともに取材陣の前に姿を現した。

 そこではまず神田が、「大変申し訳ございません。ありがとうございます」と切り出し、「本当に身内の近親者のみで、お別れ……そして納骨というか、お骨にすることができました。みなさんご協力ありがとうございました」と感謝を述べた。

 続けて「ただ、あの……あまり2人とも話すようなことではないので、しばらくの間そっとしておいていただけたら、ありがたいと思います」と心情を吐露した。

 さらに松田が「本当にみなさんお寒い中、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」と言うと、神田も「ありがとうございます」と続けた。

「憔悴しきった2人は深々と頭を下げ、取材陣の前から去ろうとしました。その瞬間、物議を醸すことが起きてしまったんです。会見の場の前方にいた男性が、去ろうとしている神田さんと聖子さんに“今のお気持ちは?”と質問を投げかけました。

 2人の様子を見れば、取材陣の前に出て来てコメントすることすら奇跡、という状態に思えました。そして、直前に神田さんが絞り出すように話したのが、“2人とも話すようなことではないので、しばらくの間そっとしておいていただけたら、ありがたいと思います”という言葉だった。にもかかわらず、男性は声掛けをしてしまった。これにはすぐさま、SNSなどでも“どういう神経で?”“あまりに非常識”といった厳しい意見が殺到していましたね」(夕刊紙記者)

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