2021年も、『ドラゴン桜』(TBS系)や『最愛』(TBS系)、『イチケイのカラス』(フジテレビ系)、『青天を衝け』(NHK)などなど、多くの連続ドラマが話題となった。
今年2022年も多くの期待作が名を連ねている。
第2回はテレビ朝日とテレビ東京の連ドラについて最新情報!(全3回)
テレビ朝日の2022年のラインナップは強力だ。
「テレ朝の注目作品といえば、木曜21時枠で1月20日から嵐の松本潤さん(38)と上戸彩さん(36)が夫婦を演じる『となりのチカラ』がありますよね。脚本が11年の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を筆頭にヒットメーカーで知られる遊川和彦氏であること、これまでの松潤のイメージとは違う“失敗だらけの中途半端な男”を演じることが注目されてますが、同枠では4月クールからも期待できる作品があるんです。
なんと、木村拓哉さん(49)主演の新作が予定されているんですよ」(専門誌記者=以下同)
テレビ朝日の木曜21時といえば、2018年1月期、昨年7月からの2回にわたって木村の主演作『BG〜身辺警護人〜』が放送されていた枠だが、それとは違うオリジナル作品だという。
「主演の木村さんの他には、トヨタのCMや、2010年5月から7月に放送された月9ドラマ『月の恋人〜Moon Lovers〜』(フジテレビ系)で木村さんとの共演経験がある満島ひかりさん(35)。19年10月期のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)での木村さんとの共演が記憶に新しい及川光博さん(51)が起用されるといいます。
しかも、脚本は木村さんの代表作である大ヒットドラマ『HERO』(フジテレビ系)も手掛けた大物・福田靖さんだとか」
木村は言わずもがなだが、満島も「ドラマスベリ知らず」の異名を誇る女優として名高い。2013年に主演を務めた『Woman』(日本テレビ系)は、平均視聴率13.6%を記録しただけでなく、トルコやフランス、韓国などでリメイクドラマが作られるほどだ。
「あの黒柳徹子さん(88)に“どうせやっていただくなら似ているだけでなくて、演技の上手な人がいいと思って”という理由で自伝ドラマ作品『トットてれび』で若き日の黒柳徹子を演じたこともあるし、満島とタッグを組むことが多い脚本家・坂元裕二を気に入った理由が、11年に『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)のオファーをした際に、年下で駆け出しの役者である自分と真剣に交渉する坂元の手が震えているのを見て“信用できる人だな”と感じたのが理由だと『ミュージック・ポートレイト』(NHK)で明かしています。
今回のオファーについても脚本をしっかり読んで判断しただろうし、この共演は楽しみでしかないですね」