２０２１年放送のドラマは、巧妙な伏線で視聴者の考察を盛り上げたミステリーや、ＬＧＢＴ＋や障がい者などマイノリティ問題を織り込んだラブコメなど、いろんなタイプの作品が話題になった。また、ネクストブレイクを期待させるイケメン俳優も数多く登場した。
その中でも、ジャニーズ事務所の若手たちは、俳優の実績を積んでいる先輩たちに続いて次世代のジャニーズ俳優枠を担うため、難しい役柄にも挑戦して演技力に磨きをかけている。
最も評価急上昇中なのが、清原果耶（１９）主演のＮＨＫ連続テレビ小説『おかえりモネ』で、ヒロイン・百音の幼なじみ・“りょーちん”こと及川亮を演じた、Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅの永瀬廉（２２）だろう。人懐っこい笑顔の裏に、闇を抱えた本性を覗かせる、難しい役を繊細に演じた。
俳優としては、１９年公開の映画『うちの執事が言うことには』で、ドラマでは同年秋期の『ＦＬＹ！ＢＯＹＳ,ＦＬＹ！僕たち、ＣＡはじめました』（フジテレビ系）で、すでに主演を務めている。しかし、今回の“りょーちん”を演じたことで、俳優としての潜在力を開花させたと言えるだろう。
