■元日ソロコンを巡って「二転三転四転五転六転七転」……

 12月30日、東京ドームで「Johnny‘s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~(ジャニフェス)」が行なわれた。

 しかし、開催を前に堂本光一(43)が2021年11月のブログで「包み隠さず話をしますと 今年の中旬頃から今年はコロナ禍という事、東京ドームの改修があるとの事でドーム公演は難しいと言われておりました」とし、「しかし 年末にジャニーズフェスが東京ドームであると聞かされ ん???? 話が違うくないか?? と自分的に思いました」と疑問を呈し、一部で波紋を広げていた。

「キンキは1月1日に毎年東京ドームでコンサートを行なっていましたが、今年はコロナ禍で東京ドームでのコンサートは難しいと言われていた。しかし、ジャニーズ事務所は『ジャニフェス』の開催を先に決めてしまい、光一さんはこれに疑問を呈したわけです。光一さんが一時怒っていたのは間違いないようで、一部では光一さんの退所説やグループの解散説も取り沙汰されました」(前出の女性誌ライター)

 剛も2021年12月7日の『どんなもんヤ!』で元日のソロコンサートについて「いろいろと二転三転四転五転六転七転ぐらいしながらずーっとああだこうだしてたんですけれども」と開催までいろいろとあったことを含ませていた。

「ただ、今回のラジオではキンキへの愛を炸裂させ、関わってくれたすべての人たちに感謝を述べたわけです。また、まだまだやれることがあると、今後の活動への意気込みも語った。

 加えて、“ジャニーズっぽいことも好き”とジャニーズへの愛を感じさせる発言もありました。剛さんの“ジャニーズっぽくないことも好きですし、ジャニーズっぽいことも好き”という言葉からは、彼のこれまでの活動からもそれがうかがえますよね」(前同)

 剛のソロプロジェクト・ENDRECHERIは、アイドルの枠を飛び出して世界的評価を得ている。

 2017年には音楽フェス「サマーソニック」に出演。2021年8月にはファンク音楽を専門に扱うアメリカの音楽メディア『Funkatopia』がENDRECHERIのアルバム『GO TO FUNK』の楽曲を紹介し、「彼らは素晴らしいね」と絶賛した。

「剛さん自身が“ネオジャニーズ像”を体現していますよね」(同)

 剛のラジオ発言にファンからは「KinKi Kids愛に溢れる話の入りだったな」「ネオ和菓子からジャニーズの話になる」「ネオジャニーズ……かっこいい」「スタンダードなジャニーズも、ネオジャニーズの可能性も、どちらも好きで楽しみたい剛さん」といったコメントが寄せられている。

 CDデビューから25周年――ジャニーズっぽいこともジャニーズっぽくないことも極めつつあるネオジャニーズ・剛、そしてキンキの2022年の動向に注目が集まる。

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