「正月ムードもだいぶ落ち着いてきましたが、今回の年末年始特番でもダウンタウンとウッチャンナンチャンの存在感が際立ちましたよね。ただ、その下の世代の力不足も露呈してしまいました」(制作会社関係者)
2021年12月31日、大みそかの恒例特番『絶対に笑ってはいけないシリーズ』に代わって『笑って年越したい!笑う大晦日』(ともに日本テレビ系)が放送された。
同番組は、ナインティナイン、千鳥、バナナマン、フットボールアワー・後藤輝基(47)、麒麟・川島明(42)、かまいたち・山内健司(40)、渡辺直美(34)がMCを務め、6時間の生放送という超大型特番となった。
しかし、18時30分からの第1部は平均世帯視聴率7.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、21時からの第2部は世帯5.6%と、『笑ってはいけない』から約10ポイントと大幅に数字を落とし、日本テレビは11年連続で守っていた民放トップの座から陥落してしまった。
また、元日恒例の『第55回新春!爆笑ヒットパレード2022』(フジテレビ系)では、同じくナイナイがMCを務め、爆笑問題、さまぁ~ず、ネプチューンなどの人気芸人が多数出演したものの、世帯6.5%と微妙な数字だった。
「“お笑いBIG3”のタモリさん(76)、ビートたけしさん(74)、明石家さんまさん(66)の時代が終焉を迎えつつあり、現在ではダウンタウンとウッチャンナンチャンがお笑い界のトップに君臨しています。
その下にはさまぁ~ず、ナイナイ、くりぃむしちゅーなどがいるわけですが、さらにその下の中堅芸人は群雄割拠。西の芸人では千鳥、かまいたち、麒麟・川島さんなどが台頭してきています。
また、東の芸人としてはチョコレートプラネットなども高い人気を誇りますが、東の芸人の筆頭、“次のウッチャンナンチャン”になれる存在だと言われているのは、サンドウィッチマンですよね」(前同)