NHK『紅白』14年連続出場のPerfume、野口聡一飛行士も「宇宙で愛聴」していた!「地下から宇宙」へ這い上がった3人の凄すぎヒストリーの画像
Perfume※『ファイトクラブ』公式ツイッター(@fightsong_tbs)より

 1月4日の『東洋経済オンライン』に、21年12月1日に発売した『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術 「究極のテレワーク」と困難を突破するコミュニケーション力』(世界文化社)の内容が一部抜粋・再構成されて掲載。

 同書は日本を代表する宇宙飛行士・野口聡一さん(56)の宇宙での経験に基づいた仕事術などを解説した内容だが、そこに登場した意外なアーティストの名前が、大いに注目を集めている。

 記事では、野口さんがパソコンでストリーミングが出来る環境に恵まれたことで、宇宙滞在中も日本のテレビや『アベンジャーズ』など映画を楽しんだこと、手元に置いておきたい思い出の本を多く持参したことなどを語っていたが、音楽についてこんな記述があったのだ。

 ロシアのチャイコフスキーもプロコフィエフも大好きだが、とくにプロコフィエフの曲をかけているとつい力が入り、気が散っちゃって仕事にならない。盛り上がって、自分で指揮まで始めてしまう。だから、邪魔にならないモーツァルトがいい。

 その対極になるが、日本人女性3人組・Perfumeのエレクトロポップもよく聞いた。Perfumeの曲を流していると、ほかのクルーたちが近くを通るたびに寄ってくる。わたしがクラシック好きだと思ってやってきたら、ポップな曲を聴いているものだから、「何これ。いいじゃん!」とノリノリになったのを覚えている。

「今年1月11日にスタートする清原果耶(19)主演のドラマ『ファイトソング』(TBS系)の主題歌『Flow』を提供することで話題を呼んでいる、Perfumeが“宇宙進出”を果たしていたんです。

 それにしても、あのPerfumeがついにここまで、という感じですね」(音楽ライター=以下同)

 Perfumeといえば、08年以降、14年連続でNHK紅白歌合戦に出演したり、ドラマの主題歌に起用されたりと、知らない人はいない存在となっているが、ここまでにいたる道は、決して平たんなものではなかったという。

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