■「言う場所がなかっただけで、ずっとつながっていますから」

 長瀬と山口はバラエティ番組での扱いも違っており、グループの2大看板番組『ザ!鉄腕!DASH』(日本テレビ系)と『TOKIOカケル』(フジテレビ系)で過去映像を流す際も、長瀬の映像は普通に使用しているが、山口の姿は原則として極力映らないようにしている。

「しかし、長瀬が退所を正式発表した20年7月ごろ、ラジオやインタビュー記事などで山口について久しぶりにメンバーがしっかりと言及する時期がありました。騒動前は山口を“兄ィ”と呼んで慕っていた松岡は、同年7月26日位に自身のラジオ『TOKIO WALKER』(NACK5)で長瀬の退所を山口にも話していたことを明かしています」(前出の女性誌記者)

 松岡はラジオで、

「グループは節目節目にいろんなことが起きる。皆さんもご存知、うちには山口達也のこともありました。4人になってから約2年が経ちまして、こういう形になった」

「城島リーダーから最初に連絡した。俺も、ちょっと話をした。『兄ぃ』と。『俺も頑張るから、みんなそれぞれ頑張ってほしい』と山口からも言ってもらった。山口達也も、これから彼自身の道のりの中で新たなチャレンジをしていかなきゃいけないと思います」

 とコメントしていた。

 また、長瀬の退所と株式会社TOKIOの立ち上げについて城島、国分、松岡の3人が20年8月13日号『女性セブン』(小学館)でインタビューを受けた際は、松岡がラジオと似た話をしていたほか、国分と城島も山口について言及。

国分「TOKIOは5人で始まっています。いまは4人ですけど、ぼくらの心の中では5人の絆はいまも変わっていないので」

城島「変わっていないね。ぜんぜん」

国分「いままで改めて“山口とつながっています”と言う場所がなかっただけで、ずっとつながっていますから」

城島「節目節目には彼にも報告してきましたし」

 と、やはり山口について言及していた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4