米アカデミー賞の前哨戦として知られる、ゴールデングローブ賞が1月9日(日本時間10日)に発表され、濱口竜介監督(43)の作品で、西島秀俊(50)が主演した映画『ドライブ・マイ・カー』が「非英語映画賞」を受賞し、大いに話題を呼んでいる。
同作は1月3日に決定した、在京スポーツ紙7紙の映画担当記者が投票で選ぶ「第64回ブルーリボン賞」でも、最多の5部門にノミネートされている。
ブルーリボン賞の主演男優賞には西島のほか、元V6の岡田准一(41)、佐藤健(32)、松坂桃李(33)、役所広司(66)がノミネートされた。
「コロナ禍ということもあり、今年度の授賞式の開催は見送られることになるといいます。ただ、理由はそれだけではなりません。ブルーリボン賞の企画運営は各スポーツ紙の関係者が担当しますが、授賞式の運営が“大変だから”という理由で見送られることになったそうです。
というのも、今は一般紙をはじめ新聞が売れない時代。さまざまなビジネスで収益を確保していかなくてはならず、記者も通常の業務以外にも仕事があって忙しい。ブルーリボン賞の授賞式の運営にまでなかなか手が回らない状況だといいます。
関係者の間では“コロナだからやらなくていいよね”という空気にもなっていたようです。ただ、それで残念なのは、元SMAPの草なぎ剛さん(47)と元V6の岡田さんの共演もなくなったことですよね(芸能プロ関係者)
ブルーリボン賞では前年の主演男優、女優賞の受賞者が、翌年の授賞式で司会を務めるのが恒例になっている。2021年2月、映画『ミッドナイトスワン』で主演を務めた草なぎがブルーリボン賞の主演男優賞に選ばれた。