1月18日放送のバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)出演で話題の、全国1万社以上の神社を自らの足で巡った「神社ソムリエ」で、シンガーソングライターでもある佐々木優太(37)さん。佐々木さんの著書『全国1万社を巡った僕が見つけた 開運!あやかり神社』(双葉社)は2022年の新年早々に重版が決定するなど、人気急上昇中だ。
今回は、そんな佐々木さんの著書『全国1万社を巡った僕が見つけた 開運!あやかり神社』のなかから、この時期に読みたい神社コラムを紹介。神社に関する驚きの歴史を「神社ソムリエ」佐々木さんが解説します。
左右のうち一方は、実は狛犬じゃない!?
神社の社殿の前など、境内で見かける狛犬。魔除けの力があるとされていたことから「拒魔犬(こまいぬ)」と呼ばれるようになったという説や、朝鮮半島から伝来したことから「高麗犬(こまいぬ)」となったという説などがあります。
誰もがよく知っている狛犬。けれど、片方は狛犬じゃないと言ったら、驚く人も多いのではないでしょうか?
一般的には、2体一対と思われている狛犬ですが、実は狛犬は片方だけで、もう片方には違う名前があります。その名も、獅子。唐の時代に、仏教と共に大陸から入ってきたと言われています。獅子は架空の生き物で、人に降りかかる厄や悪いことを食べてくれるそうです。