西島秀俊主演『真犯人フラグ』ストーリーそっちのけの謎乱発に視聴者混乱「考察もクソもない」視聴率も上がらず『あな番』パターンで巻き返しなるかの画像
西島秀俊

 西島秀俊(50)主演のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の後半戦、“真相編”のスタートとなる第11話が1月9日に放送されるも、前半と変わらぬ謎の乱発に多くの視聴者が困惑。平均世帯視聴率が6.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と低空飛行が続いている。

 同ドラマは、普通の会社員・相良凌介(西島秀俊)が、突然失踪した妻子を取り戻すため、真犯人捜しに奮闘するミステリー。19年放送の人気ドラマ『あなたの番です』(同局系)の企画・原案を務めた秋元康氏(63)と制作陣が再集結し、2クール連続で放送される。

 第11話は、息子・篤人(小林優仁/10)が「パパがママを殺した」と言ったことで、凌介は刑事・阿久津(渋川清彦/47)らに任意同行を求められて警察へ。連行される凌介の姿がテレビ中継され、二宮瑞穂(芳根京子/24)、橘一星(佐野勇斗/23)、河村俊夫(田中哲司/55)らは衝撃を受ける。

 一方、病院に忍び込んだバタコ(香里奈/37)は、非常ベルを鳴らして篤斗の病室へ。そこでは、菱田朋子(桜井ユキ/34)が篤人に包丁を突きつけ、「お口にチャックだよ」と脅していた。また、どこかに監禁されている娘・光莉(原菜乃華/18)が「すべてはお父さんの自作自演」だと言っている動画が撮影されていた。

 さらに、林洋一(深水元基/41)から情報提供したいと連絡を受けた河村は、凌介を連れて林に指定されたガソリンスタンドを訪れる。そのとき、壊れた洗車機が動き出し、中から赤いスポーツカーが出てくると、運転席で林が血まみれになって死んでいた。

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