筆頭は千鳥と『NHK紅白』で大ブレイクの藤井風!「岡山県出身タレント」が熱いんじゃ!の画像
藤井風。画像は藤井風公式インスタグラムアカウント『@fujiikaze』より

 歌手の藤井風(24)が、21年末の『NHK紅白歌合戦』に出演し、いよいよ人気が不動のものとなった。藤井は、19年7月に行った初のワンマンライブで東京と大阪の全公演チケットが完売したり、数多くのミュージシャンから評価されていたが、改めて『紅白』でその実力を全国に知らしめた形となった。

「岡山の実家で電子ピアノで『きらり』を弾き語ったのちに、画面が暗転すると紅白のステージに登場して、2曲目『燃えよ』を披露。この“ワープ”は司会者や審査員も知らないサプライズ演出で、実に盛り上がりました。しかも、大トリでMISIAが歌った『Higher Love』も藤井が提供した曲で、藤井本人がピアノ伴奏する演出付き。今年の紅白の主役は藤井だった、といっても過言ではありません」(専門誌記者)

 そんな藤井だが、視聴者の目を引いたのは彼が履いていた緑色のもこもこしたスリッパ。ブランドは『READYMADE』のホームシューズで、価格はおよそ3万円。それに気づいた視聴者が通販サイトに殺到した結果、『紅白』放送中に完売してしまう事態となった。

「藤井については、出身地が岡山県であることも注目を集めています。お笑いコンビの千鳥の故郷としてのイメージが強い岡山県ですが、実は出身タレントが実に多いんですよ。

 ミュージシャン繋がりでは、B’zのボーカル・稲葉浩志(57)や甲本ヒロト(58)も岡山出身です。

 ちなみに、千鳥が話す岡山弁は、一般的な岡山弁とは語彙や文法の異なる備後弁と言われています」(前同)

 千鳥の場合、特に大悟(40)の故郷である北木島は採石を地場産業としており、雇う側と雇われる側の差が子どもながらに肌身に伝わる土地だったことが、破天荒キャラの裏側に見え隠れする冷静な観察眼や、切なさを感じるキャラクターに影響したのではないか、とする声もある。

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