羽生結弦や小平奈緒!東京五輪の勢いのままにメダルラッシュ、2022年北京五輪「金メダル確実」日本選手16の画像
羽生結弦

 来月に迫った北京冬季五輪。だが、アメリカなど中国政府の人権弾圧を問題視する国々は、大会に政府関係者を派遣しないことを表明。大会は、不穏な空気に包まれている。

「日本も政府関係者を派遣しない方針ですが、これはあくまで政治の話。競技に目を向ければ、昨夏の東京五輪のようなメダルラッシュが期待できると思います」(スポーツ紙デスク)

 特に、「今大会は、女子選手に金メダル候補が多い」(前同)というが、その筆頭が、平昌の金メダリスト・スピードスケートの小平奈緒(35)だ。

 近年は故障の影響で調子を落としていたが、今季はW杯で優勝するなど完全復活。スポーツライターの小林信也氏は、こう分析する。

「小平選手にとって“勝って当然”と見られていない今の状況のほうが、精神的に楽かもしれません。あれだけの経験のある選手ですから、本番で強さを最大限に発揮してくれるのでは」

 スピードスケートでは、高木菜那(29)、美帆(27)姉妹らが出場する「団体追い抜き」も金射程圏内だ。

「妹の美帆は、今季W杯の1500メートルでもぶっちぎりの存在。今回は、2つの金メダルを期待したい」(前出のスポーツ紙デスク)

 スキー・ジャンプの高梨沙羅(25)も有望だ。権威ある米国の大手データ会社の予想では、彼女が金メダル候補の筆頭という。

「競技人口の増加もあり、以前のように連戦連勝ではないものの、ジャンプは当日の気象条件に大きく左右される種目。彼女が金を獲っても、おかしくありません」(前出の小林氏)

 モーグルでは17歳の川村あんり。12月に、上村愛子以来となるW杯優勝をも成し遂げた新鋭だ。

「今季はペリーヌ・ラフォンというトップ選手が不調なので、金が狙えますよ」(スキー雑誌記者)

 スノーボードは、大きなジャンプ台を飛んで技を決める「ビッグエア」に注目。

「日本女子は世界大会の表彰台経験者が複数いる。中でも村瀬心椛(17)、岩渕麗楽( 19 )の2人は、今季のW杯で優勝済み。金の期待も大です」(前同)

 忘れてならないのが、司令塔・藤澤五月( 30 )率いるロコ・ソラーレが出場するカーリング女子。平昌五輪で銅を獲得し、旋風を巻き起こした実力は健在だ。

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