リアル『日本沈没』の可能性を専門家が警鐘!首都直下型、南海トラフだけじゃない!列島を襲う「大地震」危険MAP2022最新版の画像
『日本沈没』主演の小栗旬

 東日本大震災から10年という節目の年だった2021年は、全国各地で地震が相次いだ。

「12月3日には富士五湖が震源のM4.9の地震や、山梨県で小規模な地震が多発。また、同じ12月3日に紀伊水道を震源とするM5.4の地震も発生しました。山梨の地震は、首都直下型地震、和歌山の地震はプレート型の南海トラフ地震の前触れではないかといわれています」(全国紙社会部記者)

 実際、国土交通省も、これら2つの巨大地震が30年以内に起きる確率を70%(首都直下型地震)、80%(南海トラフ地震)としている。しかし、高い確率で発災するとされるM7以上の大地震は、この2つに限らない。

「昨年末に政府が被害想定を出した千島海溝地震(M9)は、発生確率は80%で、最悪の場合、死者は約20万人にも達します。他にも、発生確率90%の茨城県沖プレート地震(M7)、三陸沖北部プレート地震(M7)など、日本は“地震の巣”なんです」(前同)

 これらの地震は、以前から警戒が呼びかけられてきたが、本年中にも、リアルに“日本沈没”を引き起こしかねない大地震の兆候があるという。地震学者で、武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が解説する。

「1923年に10万人以上の死者を出した関東大震災を引き起こした関東地震ですが、年内にも同クラスの地震が発生する可能性があります。首都圏は直下型とプレート型の2つの震源に囲まれているので、いつ大地震が発生してもおかしくない状況なんです」

 ここで指摘されるプレート型の震源とは、相模トラフのことで、フィリピン海プレートの東端に位置している。政府の想定では、M8クラスの相模トラフ地震が30年内に起きる確率は0〜6%となっているが、予断を許さないという。

「同じくフィリピン海プレート由来の南海トラフ地震は、過去に13回発生したことが分かっていますが、南海トラフ地震の周期は約90年から150年。中世以前だと200年以上と、幅が大きいため、政府発表の確率は当てになりません。フィリピン海プレートは毎年、南から北へ4.5センチも動いています。その東端にあるのが相模トラフ。今年起きなければ、来年、再来年と確実にエネルギーが蓄積されていきます。
つまり、相模プレートを震源とする巨大地震は年内どころか、今日起きてもおかしくないんです」(前同)

 関東大震災が、相模トラフで発生した最後の巨大地震だが、それから、すでに100年近く経過している。

「21年10月7日には、千葉県北西部を震源地とする首都圏で震度5強の地震が発生しました。この地震は、いつ首都圏に巨大地震が起きてもおかしくないことを証明しています」(同)

 この地震では、荒川区と足立区を結ぶ日暮里・舎人ライナーが脱線事故を起こしている。

 刻一刻と相模トラフに蓄積されつつある巨大地震のエネルギー。“日本沈没”の日は、眼前に迫っているのかもしれない。

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