「まさか『日本アカデミー賞』でも忖度が働いているんじゃ……」
そんな嘆きの声が聞こえてきそうな発表が、1月18日に行われた。この日、3月11日に開催される『第45回日本アカデミー賞』15部門の優秀賞と新人俳優賞の受賞者・作品と授賞式の司会が発表。司会は、3年連続の羽鳥慎一アナウンサー(50)と、『MOTHER』で前回最優秀主演女優賞を獲得した長澤まさみ(34)が務めることになった。
司会は豪華だが、ファンを落胆させる部分もあった。
「この日に発表された各部門の優秀賞5作品の中から最優秀賞が決定するんですが、最優秀主演男優賞が有力視されていた木村拓哉(49)と岡田准一(41)が、優秀主演男優賞に選ばれなかったんです。2021年に木村は長澤との共演作『マスカレード・ナイト』、岡田は『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』と『燃えよ剣』の2作で主演を務め、いずれも高評価を受けていたんですが……。
ちなみに過去の『日本アカデミー賞』では、岡田は『最優秀主演男優賞』と『最優秀助演男優賞』、『話題賞 俳優部門』を1度ずつ、『優秀主演男優賞』は3度も受賞しています。
木村の場合、当時の“賞レースに参加しない”というジャニーズ事務所の方針で辞退しましたが、06年の映画『武士の一分』の優秀主演男優賞に選ばれたことが1度ありました。
それが今回は、優秀主演男優賞に2人とも選ばれなかった。これについて“ジャニーズの2人が辞退したのではないか?”という推測がネットでは流れていて、“前年の受賞作が原因ではないか”という疑惑が出ているんです」(専門誌記者)