■実は超ハイスペックな河北

『イッテQ』は、出演者の高齢化やコロナ禍で海外ロケが行えないまま2年近くが過ぎ、長らくピンチが叫ばれている。レギュラーの中では若く、身体を張ってロケに出ていたイモトも産休のため、まさに正念場といった感じだ。

「それだけに、河北に番組の救世主として“イモト後継”のミッションが下ったということでしょうね。河北は氷点下の池へ豪快にダイブしたり、“紐なしバンジー”をしたりと、実は身体を張っている。14年放送回ではウッチャンナンチャン内村光良(57)に“出川イズムを継承している”と言わしめるなど、実は芸人級のガッツとポテンシャルの持ち主なんです」(女性誌記者)

 17年には、米国・ディズニーワールドで『出川女子会』を楽しんだ際に得意の英会話を駆使し、出川の注文ミスをさり気なくフォローしたうえ、出川の持ち味で番組の見どころである「出川イングリッシュ」も潰さずに披露させるためにタイミングを見計らっての適切なフォローだったことや、細やかな気配りから、最後にデヴィ夫人(81)は河北を、

「もうね、最高の秘書。お料理のオーダーから飛行機に乗るときの手際の良さから何から何まで、麻友子ちゃんがいたら誰も要らない」

 と、高く評価する場面もあった。

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