■歌詞を飛ばすアクシデントが年2回も

 これについて今年1月に『週刊文春』(文藝春秋)では、

自分らしく生きること、そして演歌との訣別を宣言したい氷川の意向に事務所は反対してきた。ここ数年は双方の攻防が続いており、取材で発言しても、事務所に削られてしまうことも。コンサートで演歌と、それ以外の曲調の2部構成にするなど、折衷案を模索している

 と、事務所との攻防があったことを報じていた。

「また、発表にあった“リフレッシュする時間をつくりたい”というコメントについては、年末恒例番組である『日本レコード大賞』(TBS系)でのトラブルを思い出します。

 この日、氷川は生放送で『Happy!』を歌っていたんですが、まるまる1フレーズ歌詞を忘れてしまったのか、数秒無言で誤魔化して《……朝が来るまで~》としている場面があったんです。ちなみに、似た出来事が同年7月17日放送の『音楽の日』(前同)でもありました」(前出の女性誌記者)

『音楽の日』の場合、やはり歌詞を飛ばしてしまい、《あたし歌詞を忘れてしまいました。あまりの緊張と迫力の花火に負けてしまい。申し訳ございませんでした》と放送翌日にインスタグラムでつづっている。

「やはり、いろいろと葛藤などで疲労が出てしまっていたのかもしれません。

 近年の氷川さんが“自分らしくある”を強調しているのは、そういう事務所との細かいしがらみに疲れたから、というのもあるかもしれません。氷川さんは年々“演歌の貴公子”からどんどん方向性が変わって“美形化”していることで有名ですが、先述のように『文春』の報道では、《自分らしく生きること》にも事務所が反対していたといいますからね」(前同)

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