2022年プロ野球、昨季3位の屈辱を晴らす「原巨人」の「日本一早い!開幕スタメン」マル禁予想【ポジション表画像】の画像
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 昨季3位に沈んだ屈辱をバネに、再始動する常勝軍団。悲願達成に向けた今季戦力をいち早く分析!

 2022年シーズン、新スローガン「不屈〜GIANTS EVOLUTION~」を掲げ、リベンジに燃える原巨人。

「19年、20年と福岡ソフトバンクホークスに敗れ、日本一を逃し、“今年こそは”と臨んだ昨季。結果はリーグ3位に終わり、前年最下位の東京ヤクルトに下剋上を許して、リーグ優勝もかなわなかった。今年、新たに掲げるスローガンは、原監督いわく、“困難に負けない不屈の心を監督、コーチ、選手、スタッフ一人一人が胸に持って戦う”という決意表明なんだとか」(スポーツ紙巨人担当記者)

 では、そんな決意を掲げる原巨人の戦力は、至上命題とも言える2年ぶりのⅤ奪還、さらには日本一という悲願達成に向け、どの程度、整備されているのか。

 本誌は今回、キャンプインより早いこの段階で開幕スタメンを予想してみた。

■V奪還の肝となる投手陣

 まずは、V奪還の肝となる投手陣から見てみよう。

「開幕投手は、やはりエース・菅野智之(32)で決まりでしょう。昨季は6勝7敗と振るいませんでしたが、20年シーズンには開幕13連勝という日本記録も作りました。エース・菅野が完全復活を果たせるかが、リーグ優勝へのカギとなってくるでしょうね」(前同)

 同様に、「彼の活躍いかんがすべて」と断言するのが、巨人OBで野球解説者を務める角盈男氏だ。

「昨季の菅野は、極端に言えば“手投げ”の状態。それでもなんとか形になっていたのは、それまでに築き上げた“顔”があるからに他ならない。やっぱり彼がしっかりしないことには、後に続く若手も上がっていけません。そのあたりは本人が一番分かっているでしょうし、そばには体の使い方を誰より熟知する桑田(真澄)もいる。桑田も、チーフコーチになった今年は遠慮なくやれるでしょうから、そこは期待していいと思いますね」

 今季から投手チーフに昇格した桑田真澄コーチは、昨季終盤に導入した“中5日ローテ”を今季も継続すると明言している。

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