山道は車1台ぶんがやっと通れるような細い砂利敷きで、タイヤは小石をはじきながら重そうに回転していた。坂はキツくいくつかのカーブもあり、アクセルを踏み込んでいなければ、オートマでもそのまま後退し崖の下に落ちてしまいそうだ。数分後、取材班は再び開けた場所に辿り着いた。薄闇の中、目を凝らしてみると、奥の…


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