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実録「テレビに映った幽霊」戦慄事件ファイル

[週刊大衆09月01日号]

『ミヤネ屋』の心霊騒動は、「嘘だった」ワケがないのだ。視聴者へディスプレイを通じ何を伝えようというのか――。

はたして、本当に単純な"スタッフのミス"だったのか――。

7月9日の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ)で、司会の宮根誠司がパネルを使ってニュースを解説している最中のこと。パネル下の隙間に、カメラをジッと見つめる青白い顔がハッキリと映り込み、「目が合った!怖すぎる」「これは心霊現象でしょう」などと、ネット上は一時騒然。

「テレビ局のスタジオは、これまで心霊現象が多数報告されてきた場所。それだけに、"出た"と騒ぎになったんでしょう」(芸能記者)

騒動の沈静化を図るべく、14日の放送では、宮根氏自身が、「決して幽霊が映ったわけではございません」と、その正体が20代の男性ADだと明かした。これにて一件落着……のはずが、あろうことか、より謎を深める事態に突入。

「確認してみると、おかしいんです。その男性ADは、一重まぶたの地味な顔。しかし、パネルの下に映った顔は、パッチリ二重で眉毛も濃く、本人よりも顔がずっと青白い。そのため、男性ADは、騒動を落ち着かせるために"正体役"を命じられたに過ぎないのとの憶測が出回っているんです」(前同)

そこで本誌は、幼少期から無数の霊現象を目撃してきた心霊体験のエキスパート、たけし軍団のつまみ枝豆氏に問題の画像を見てもらった。

すると、「個人的な見解だけど」と前置きし、こう言い放ったのだ。

「これは、生きている人間の目という感じがしませんね。スタッフだとしても、何かに憑依されている可能性もあるんじゃないかな」

なんたること。やはり、テレビは霊を強烈に引き寄せてしまうのだろう。

作家でオカルト研究家の山口敏太郎氏は、「そもそも、テレビ局やラジオ局が建つ土地は、いわくつきの場所が多いんです」と言い、こう解説する。

「たとえば、テレビ朝日のある六本木ヒルズの"毛利庭園"は、赤穂浪士が切腹した地。また、日本テレビの旧社屋のある麹町周辺も、『番長皿屋敷』の舞台となった怪談の名所。都内に広大な敷地を必要とするテレビ局は、普通の人が買わないような土地でも手を出さざるを得ない。つまり、テレビ局は、もともと霊の多い場所に建っているんです」

ということは、過去にあった数々の幽霊騒ぎも、もしかして、もしかして……。

このたび、徹底取材した「戦慄事件」の数々をお届けしよう。

まず、『ミヤネ屋』と同様、生放送で起きた心霊現象で有名なのは、1990年の『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)。

「人気コーナー〈思いッきり生電話〉の最中、出演中のアグネス・チャンの後方に、視聴者に何かを訴える顔のような影が立ち現れたんです」(日テレ関係者)

出演陣がこの"顔"に気づくこともなくコーナーは進行。すると、

「徐々にその顔が正面を向き始めたんです。番組終了後、視聴者から問い合わせが殺到しましたが、その多くは、"美空ひばりさんの霊が出た!"というもの。ちなみに、その放送日は、ひばりさんの一周忌の直後でした」(前同)

偶然の一致とは思えない、背筋も凍るタイミングでの出来事。

「同放送の現場となった日本テレビ・Hスタジオは"出るスタジオ"として知られています。霊感の強いタレントが、同スタジオでの収録を断ったなんて話も多数ありますね」(同)

同じく、歌手の霊では、86年の『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)。放送直前に飛び降り自殺で亡くなった岡田有希子さんの姿が"見える"と、日本列島を震撼させる大混乱に。

「中森明菜が歌っているときに、"明菜の背後に、ワンピース姿の岡田さんが立っている"と、視聴者からの問い合わせがフジテレビに殺到。当時の新聞やワイドショーも、こぞって取り上げました」(芸能プロ幹部)

中森と岡田――2人はライバル関係だった。亡き彼女を引き寄せたのは、当番組で中森が歌った『ジプシー・クイーン』の歌詞にあると言われている。「〈125ページで終わった恋〉〈アスファルトのBedにため息こぼれる〉という歌詞が、岡田さんの死を予言していたと指摘されました。

彼女が亡くなったのは、4月8日の12時5分。〈アスファルトの~〉に関しては、説明不要でしょう」(セラピスト)

18歳という若さで、人生という舞台を去った彼女。多くの未練を残していたことは、想像に難くない。

「『さんまのまんま』(フジテレビ系)や『ザ・ベストテン』(TBS系)にも、岡田さんの霊が現れたという話もありました」(前同)

いったい、どうすれば彼女は救われたのか?


朽ちた生首がロッカーの中に

現代ニッポンにおいて、人間を映す鏡であるテレビドラマ。しかしながら、明らかに生きた人間でないものがクッキリ見えてしまっている作品も多数。有名なのは、2001年、大人気を博したNHK朝ドラ『ちゅらさん』のワンシーンだ。

「リビングで楽しく会話をするヒロイン・国仲涼子の背後に、頬杖をついた女の子の顔があって……。 満面の笑みを浮かべる国仲を羨むような、嫉妬に満ちた恨めしい表情でした」(テレビ誌記者)

同じNHKでは、06年放送の『中学生日記』でも、「教室で、楽しそうに漫画を読む2人の女子生徒の後ろのロッカーの中に、朽ちた生首がゴロンと転がって見えます。誰にも気づかれることなく放置された死者の霊が、"早く見つけて"と言わんばかりで……物寂しげな面持ちです」(前同)

恨みや寂しさが、霊の形になって出現したのか。大ヒットとなった10年の大河ドラマ『龍馬伝』でも、"ありえない話"が出てくるわ、出てくるわ……。

「佐藤健演じる岡田以蔵の後ろに、謎の大きな顔が映り込んでいるんです。実は『龍馬伝』の撮影中、原因不明の機材トラブルや心霊騒動が他にいくつもありました」(制作会社スタッフ)

民放でも状況は同様。09年放送の『白い春』(フジテレビ系)の最終回……。

「通りを歩く吉高由里子と遠藤雄弥の後ろ、吉高の様子を見つめるかのように、青白い顔がチラリ。身体はなく、顔だけが宙に浮いています。しかも、落ちくぼんだ目の周りは、真っ赤な鮮血に染まっているようでした」(オカルトライター)

ほかにも、04年の『霊感バスガイド事件簿』(テレビ朝日系)には、主演の菊川怜のすぐ背後に、ドラマのストーリーにはまったく関係ない男の影がハッキリ。93年の大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)では、柏木家の二女・小梅の学校のシーンで、不気味なほどに顔の真っ白な制服姿の女性が小梅をジッと見つめていた。

「95年に放送された『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)の第1シリーズでは、回想シーンに登場する薄暗い病院の窓に、ぼんやりとした女性の影が浮かび上がっていました」(前同)

同シリーズには、これ以外にも心霊現象と言われるシーンがいくつもある。現在、ちょうど最新シリーズの放送中。見れば、"何か"があなたを襲うかも……。

一方、視聴者を爆笑の渦に巻き込むバラエティ番組でも、まったく笑えない心霊現象が頻発。

ある放送作家が言う。

「ヤバかったのは、大晦日の『笑ってはいけない』(日本テレビ系)シリーズ、10年放送の『絶対に笑ってはいけないスパイ24時』。ココリコ・田中直樹が、板尾創路にトイレに押し込まれるシーンで、見えるんです」

何が見えるのか。

「板尾が閉めたトイレのドアの隙間から、白い顔をした女性がカメラを向いているのが、ハッキリと映っているんです」(前同)

まさか……。

04年放送の『田舎に泊まろう!』(テレビ東京)で、漫画家の蛭子能収が青森県を訪ねた際も――出た。

「一人暮らしの女性宅でラーメンをごちそうになったときのこと。"すごく、おいしいです"と話す蛭子さんの背後にある柱の陰に、中年女性の小さな顔が浮かび上がってきて……。精気をまったく感じさせない眼差しで、ジッと蛭子さんを見つめていました」(前出・制作会社スタッフ)

テレビ画面の中央、やや左……確かにいた。


「枝豆と稲川の間に女の霊が」

最後に、前出のつまみ枝豆氏が、自身が生放送の番組出演中に体験した心霊現象を話してくれた。

「数年前、ある地方局の怪談番組に出演したときのことです。数人の語り手がいたので、僕は他の人の話を聞きながら、自分の番を待っていたんです。すると後ろから、"フフフ"って女性の笑い声が聞こえてくるんです。思わず振り向きましたが、当然、誰もいない。そして、ふと隣に座っていた稲川淳二さんのほうを見ると、小さい声で"いるよね"って耳打ちしてきたんです」

2人の後ろにはとても人が通れる隙間などなかった。

「番組終了後、"枝豆と稲川の間に女性の霊が見える"という問い合わせが複数あったことをスタッフに聞かされ、あらためてゾッとしました」(前同)

本誌が取材した戦慄事件ファイル。信じるか信じないかは読者の判断に委ねるが、ほ~ら、あなたが点けているテレビにも……。

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