1990年12月23日、“芦毛の怪物”と謳われ、一世を風靡したオグリキャップの引退レース・第35回有馬記念。天皇賞、ジャパンカップと惨敗を喫し、周囲からは「オグリはもう限界か」の声が漏れ聞こえた。この日の鞍上は、安田記念以来の手綱となる武豊騎手である。天才の腕をしても、オグリの激走は相当に難しい。ファンファ…


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