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ズバリ本音で美女トーク☆山村美智(女優)

[週刊大衆12月15日号]

ズバリ本音で美女トーク☆山村美智(女優)

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「女子アナ時代に『ひょうきん族』に呼ばれて雑用から解放されると思いきや、結局派手な衣装のまま…」

80年代、漫才ブーム真っ只中に放映され、大人気を誇った『オレたちひょうきん族』で初代ひょうきんアナを務めた山村美智さん。フジテレビ退社後は女優としての才能も開花させ活躍中。そんな山村さんに、最新出演作のことから“ひょうきんアナ”時代の裏話まで語ってもらいました!

――実は、22年前、間寛平さんとの対談ページに登場していただいたことがあるんです。

山村 すみません、全然覚えていないです(笑)。

――そうですか(苦笑)。なので、今回は、久々ということになります。

山村 22年前か……私がまだ10代のときですね(笑)。

――そうですね(笑)。

山村 それとは別に、大衆さんには、離婚がどうした、というような記事を書かれたことがあって……。

――す、すみません!

山村 夫婦円満なのにおかしいなぁ、って主人とも笑いながら読ませてもらいました(苦笑)。

――ところで、まもなく、映画『ゆめはるか』が公開されますね。

山村 はい。『全日本国民的美少女コンテスト』グランプリの吉本実憂(みゆ)ちゃん扮する少女が、脳腫瘍と懸命に闘う作品です。私は彼女の母の恵子をやらせてもらいました。

――どんな母親役ですか?

山村 強いお母さんだけど、かといって感情をガーッて出すタイプではない。でも、ちょっと冷たいところもあるのかな、と。

――ご自身と重なる点もありますか?

山村 私というよりは、母のことを思い出しましたね。劇中で、医師に向かって"治してくれないなら他の病院に行きます"というセリフがあるんです。私も子どもの頃は体が弱かったんですが、入院したときも、母は軟弱な医師に突っかかってましたからね。

――強いお母様だったんですね。

山村 母親の気持ちそのものは、私自身に子どもがいないのでわからないところがありますが、演じているうちに母のことを思い出しまして、なんだか居たたまれない気持ちになりましたね。

――母親役を演じるうえで心がけることはありますか?

山村 母親役じゃなくてもですけど、私ぐらいの年齢になると、周りの人たちがどれだけ演じやすいかってことを第一に考えるんです。特に、若い役者さんには、居心地のいい空気を作ってあげたいですね。

――主演の吉本さんも17歳とお若いですが、共演されていかがでしたか?

山村 実憂ちゃんはすごい頑張り屋さん。撮影時はすごく寒くて、実憂ちゃん、震えていたんですよ。それでも"寒いの平気なんです"って。朝早くても、"眠くないです。体だけは丈夫なんです"って。絶対に文句を言わないんですよ。

――若いのにすごいですね。

山村 本当に。しかも、いつもニコニコしていて。だから、他の人にも言ったんですよ。"国民的美少女コンテストって見た目だけじゃなくて性格も重要なんだね"って。

――ところで、山村さんは、以前からお芝居に興味が?

山村 子どもの頃からお芝居に興味があって、女優になりたいと思っていたんですよ。学生時代は、他大学と一緒の演劇サークルやプロの劇団にも在籍していました。

――昔からお好きだったんですね。

山村 女優の仕事を始めた頃に、中学・高校生のときの校長先生から"やっぱり、あなたはアナウンサーよりも女優のほうがピッタリですね"という手紙をいただいたこともありましたね。

指名ゼロの女子アナ新人時代

――1980年にフジテレビに女子アナウンサーとして入社されましたね。

山村 入社1年目に報道局解説室から編成局アナウンサー部に異動したんですが、その当時の女子アナは仕事がなかったんです。2人に1つのデスクしか与えてもらえなかったので、キチキチに座りながら、しかも、毎日お茶をひいてる感じで……。

――"指名ゼロ"ということですか。

山村 女子アナとしての仕事があるのは、うんと先輩の田丸美寿々さんぐらいで、少し先輩の益田由美さんも仕事がなかったくらい。

――今の時代では、考えられないですね。

山村 2年目になったときに仕事はあったんですけど、来た仕事は、『3時のあなた』や『おはよう!ナイスデイ』の芸能レポート。でも、現場では、取材する相手に突っ込めないんですよ。

――うまく質問ができなかったと?

山村 今でも覚えていますけど、風吹ジュンさんと川添象郎さんの結婚式に行ったとき、隣で梨本(勝)さんがいろいろと質問されるんです。それで、私も質問しなきゃと思っているうちに、他のレポーターに聞かれちゃって。戻ったら上司に"ちゃんとやってないじゃないか!"って怒られちゃって。

――あらら。

山村 そのうち、私は逸見政孝さんと田丸さんがキャスターをされていた『ニュースレポート6:30』というローカル番組で、高校野球などのニュースレポートの仕事ばかりになって。しかも、私の次の年は新人が入らなかったから、相変わらず一番下で。

――一番下だと、どんな感じだったんですか?

山村 皆さんの湯飲み茶碗がすごくたまって、それを洗わなきゃいけないんです。それから、皆さんの出張伝票を書いたり、物品の手配をやったり。全部の事務処理を私一人でやっていたんです。

――それはアナウンサーじゃなくて事務職ですね。

山村 茶碗の洗い過ぎで、手の皮膚を痛めてしまい、病院に行ったこともありましたね。

――過酷だったんですね。

山村 あとはナレーションぐらいしかなかったから、『オレたちひょうきん族』に呼ばれたときは"これでお茶碗洗いから解放される!"って(笑)。

――良かったですね。

山村 でも、そう思えたのは最初のうちだけで、結局は『ひょうきん族』の収録が終わった後も、番組で着た派手な衣装のまま、お茶碗を洗うことは変わらなかったんですけどね(苦笑)。

――そんな"初代ひょうきんアナ"時代を経て、84年にご結婚。翌年にフジテレビを退社されましたが、未練はなかったんですか?

山村 なかったですね。ある年のお正月、フジテレビのラジオ・テレビ欄を見たら、マラソンも特番も、すべて私が担当していたことがあって。それで、"もうやり尽くした!"って思ったんですね。と同時に"やっぱり女優に!"って思って。

――改めて、山村さんにとっての女優業の魅力とは?

山村 う~ん、何でしょうね。

――以前、別のインタビューで"何かが欠けた人間をやるのが女優"と答えていましたが。

山村 そんなこと、言いましたか(笑)。だって、完璧な人間って演じても面白くないじゃないですか。ただ、最近思うのは、人間って他人が喜んでもらえるために生きているし、それで幸せになれるんじゃないかなって。自分が演じたものを人が見て幸せになったり、感動したりするのを見るのが幸せにつながっていくと思うんです。

――2003年から08年までは、ご主人の仕事の関係で、海外に滞在されましたが、日本に残ろうとは思わなかったんですか。

山村 ちょうど舞台の稽古の最中で、ちょっと躊躇(ちゅうちょ)したことは確かにありましたね。でも、そのとき、"夫婦って運命共同体なんだ"って初めて思えたんです。
思いっ切りの悪女を演じたい

――結婚30周年を迎えますが、ご夫婦の幸せの秘訣はありますか?

山村 お互いに仕事のことはあまり言わないことかしら? 私、旦那さんの仕事のことはまったく知らないんですよ。

――干渉しないんですね。

山村 彼が家には仕事を持ち込まないんですよ。でも、彼はもともと映画やドラマのプロデュースもしていたから、私の仕事上の悩みや愚痴も客観的に聞いてくれることもあって、すごく助かっています。

――すてきなご関係ですね。

山村 夫婦で同じ趣味を持つことをお薦めしたいですね。私は4年前からサッカーにハマっちゃって。最初は"オフサイドって何?"っていうレベルだったんですけど(笑)。

――最初の一歩ですね(笑)。

山村 彼に、そういうことを一から教えてもらったり……。6月のブラジル・ワールドカップにも行きましたし、10月にシンガポールであった日本代表対ブラジル代表の親善試合のときも偶然チケットが手に入ったので、"どうします?"って聞いたら"じゃあ、行ってみますか"って。

――仲いいですね(笑)。

山村 ね(笑)。あとは日常の会話も重要ね。

――どんなことを話すんですか?

山村 ほとんどくだらないこと。冗談とかギャグとか、どうやってお互いを笑わそうかって毎日のように考えてます(笑)。

――楽しそうですね。最後に、今後、演じてみたい役を聞かせてください。

山村 すっごい悪女! 中途半端な悪女、きついキャラとかいじめる役はこれまでもあったんですけど、思いっ切りの悪女を演じたら面白いだろうなって。

――とびっきりの悪女を?

山村 そうですね。ただ、いい役だろうと悪い役だろうと、大きい役だろうと小さい役だろうと、そういうことに関係なく私が演じたら絶対面白くなるっていう風になりたいです。だから、通行人役でもいいんですよ。私が通ったらそのシーンに厚みが出るっていうか。あれ? 通行人に厚みがあったら困りましたっけ?(笑)

"初代ひょうきんアナ"としてのハッチャけた印象が強い山村さん。その当時の片鱗を残しつつも、しっとりとした熟女の魅力も醸し出していました。これからも応援してます!


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やまむら・みち
三重県生まれ。津田塾大学学芸学部英文科在学中より劇団『東京キッドブラザース』に在籍。80年、フジテレビに入社し、アナウンサーとして人気を博す。84年に結婚し、85年に退社。2007年には、オフ・ブロードウェイで、自身の作品を英語で上演するなど、女優として活躍中。

ズバリ本音で美女トーク☆山村美智(女優)

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