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尊敬される鍋奉行になるための超絶スゴ技10

[ヴィーナス12月04日号]

肌寒い季節、親しい仲間たちと鍋を囲む機会も多くなってくる。
しかし、そんなときに嫌われてしまいがちなのが、場を仕切りウンチクを垂れ流す"鍋奉行"だ。しかし、心理学を応用すれば、嫌われるどころか喜ばれる鍋奉行になれるのだ!
そんな秘密テクを一挙紹介!!


肌寒い日には気のおけない仲間と集まり、鍋で一杯。そんなことが楽しい季節になってきた。

しかし、そんなときに嫌われてしまうのが"鍋奉行"だ。鍋を囲んだときにアレコレうるさく言う人は、とにかく嫌われてしまうのだ。あなたの身近にも、こんな人はきっといるに違いない。
え?あなたも、そんなタイプだって?

きっと周囲の人から、あなたは生温か~い目で見られていたはず。
しかし、本誌は一方的に、そんな鍋奉行を"うっとうしい"と断罪することはしたくない。なぜなら、彼らの行動の根本には善意があるからなのだ。

「俺はただ、みんなに美味しい鍋を食べさせてあげたかっただけなんだ!」
「煮えすぎて、食べ時を逃していく食材を見過ごせなかったんだ……」
鍋奉行たちは口をそろえて、こんなことを言う。

しかし、そんな気持ちを下々の者どもはわかってくれはしないだろう。
そう、鍋奉行は報われず、愛されない悲しい存在なのだ。
だが、美味い鍋を食べるためには、誰かが場をコントロールしなければならない。そこで今回は、場の空気を壊さずに思いどおりに鍋の進行をコントロールして、嫌われるどころか愛される鍋奉行になるためのテクニックを紹介しよう。
真の鍋奉行の仕事は準備段階から始まる

まず、鍋奉行として嫌われるポイントの一つとして、偉そうに指図するというものがある。まずは言いたいことはグッとガマンして、終始控えめに行動することを心がけよう。時代劇でも奉行は、普段は町人のふりをしつつ、隠密行動をしているのと同じだ。そして、鍋の集まりを行う前段階としては、使用する部屋を、あえて少し狭いくらいの場所にするのも効果的。人間は体が密着すると、親近感が増していく。さらに鍋の熱気と相まって、きっと盛り上がることうけあいだ。

鍋奉行が批判されてしまう集まりは、その会自体が盛り上がらなかったりする場合が多い。要は、目立つ鍋奉行に不満のはけ口や批判の矛先が向きがち。まずは、しっかりと場が盛り上がる作戦を練っておくべきなのは言うまでもない。

鍋奉行として行動するには、しっかりといい場所に座ることも重要。
鍋奉行的な行動を取る人は、テーブル全体が見渡せるお誕生日席に座りがち。そこでアレコレ偉そうに指示したら、嫌われるのは当たり前。基本的には鍋前をキープしたいところ。

この場所は具も近く、鍋の中に何が入るか、何が入っているかを把握しやすいのだ。鍋を支配下に置いて常に情報を仕入れておくのは、進行状況とともに、その後の戦略を練るのに、とても大切なことだ。

もちろん、鍋の最中にかいがいしく鍋に具材を入れたりして、思い通りの味の鍋に仕上げられるし、さらには食べ頃の食材を、他の人に取り分ければ評価も好感度も大だ!!
誰にも気づかれずに鍋を思い通りに作る

いよいよコンロに点火して鍋が始まり、食材を入れる際には、仕切りたい気持ちをグッとガマンして、その順番をあえて他人に選ばせよう。

ここで使いたいのは、選ばせる際に「○○と△△、どちらがいい?」と聞く方法だ。すると、ほとんどの人は「○○がいい」と答えるはず。

心理学の実験では、被験者の考える時間が少ないときや、早急な決断が迫られたときは(不当だったり理不尽だったりするかもしれない場合でも)最初の選択肢を選ぶ傾向があるという結果が出ている。それを利用して、自分が入れたいものを最初に言ってしまえば、あなたの思いどおりの順番で具材を入れられるのだ。ほかにも、他人に「俺に盛りつけてよ」と、自分の器に取り分けさせ、その後、相手の器に食べさせたいものを、たっぷり入れ返すという技もある。これは相手に何かしてもらった際、人は、もらいっぱなしの状態を心地悪く感じる心理を利用しているのだ。
アク取りもみんなで楽しく盛り上がれ

さて、鍋奉行が嫌われる大きな理由の一つに、ウンチクが多いというものがある。しかし、どうしても鍋を前にしたら、何か語りたくなってしまうという向きも多いだろう。そんなときは、いきなりウンチクを語るのではなく、食材を食べてから、その感想の中にウンチクを混ぜてしまえばいいのだ。これはテレビのグルメ番組でも、よく使われる手法だ。
心理学で類似性の原理と呼ばれる手法も活用したい。
このテクニックは、"類は友を呼ぶ"を実践することだ。人は自分と似ている人を好む傾向がある。だから、相手の好きな具材について、自分も好きと同調すれば、その後、あなたがどんな具材を勧めようとも受け入れてしまうはずだろう。

アク取りや大根おろしを作るなどの面倒な作業は、ゲーム化してしまうのがオススメだ。誰でもアク取りをやれと命令されれば、いい気分がしないのは当たり前だ。
そこで、こんな作業は、"誰がキレイにアクを取れるか"や"大根おろし作り競争"などと、チーム分けでもして競わせ、勝ったチームが良い肉を食べられるなんてことにすれば盛り上がること間違いなしだ。この技は、デザートなどを賭けて食器の片付けなどにも応用したいところだ。
鍋奉行たるもの必殺の切り札を持て!

ある程度時間が経つと、集まった人の気持ちも鍋も煮詰まってくる。そんなときに、場の空気をリフレッシュできるものを一つ用意しておくといいだろう。

それは例えば高めの肉や刺身でもいいし、ちょっとつまめる口直しの食材でもいいだろう。とにかく高価だとか珍しいとか、特徴があるものがいい。
場が緊張感を失ったときに目新しいものが出てくると、人はそれに飛びついてしまう。一気に場の空気を変えることができれば、あなたの評価はうなぎ登りだ。

ただ、ここで注意したいのは、それはあくまでも気分がダレたときのサプライズだということ。こういうものは出すタイミングを間違えると、ただ空気を読めない人になってしまうだろう。それを避けるには、場合によっては出さないという選択肢も忘れてはならない。
これをもったいないと思うようでは、真の鍋奉行への道は遠いと言わざるをえない。

鍋も終盤。締めの食材を選んだり、入れるタイミングは、あまり食べていなかった女の子にでも選んでもらおう。
鍋奉行を目指すあなたなら、それぞれ、どのくらい食べたかは把握しているはず。そんなときに小腹が空いているであろう女の子をフォローしておくと、女性陣の好感度アップは間違いないはず。

そして締めを美味しく食べたあとは、片付けへと、よどみなく行動したい。
心理学にはピーク・エンドの法則というものがあり、人間は体験の途中の経験よりも最後(エンド)の印象のほうが強く記憶に残るとされている。これは最後の印象さえ良ければ、全体的にも良い評価を下してしまうというものだ。
「終わりよければ、すべてよし」という言葉があるように、最後だからこそ、鍋奉行としての頑張りどころと肝に銘じるべし。

鍋とは、みんなで食べるからこそ美味しいもの。あなたも今回の記事を参考にして、愛される鍋奉行を目指してほしい!

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