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本誌だけが知っている「本当の小向美奈子」

[週刊大衆03月02日号]

そのニュースが流れたとき、小誌編集部に衝撃が走った。明るく豪快な口調で取材に応えていた彼女に、何が!?

嘘だろ!? と思うと同時に、連行される"美奈子ママ"のニュース映像を見て、本誌記者は悔しい気持ちが込み上げてきた。

今月6日、タレントの小向美奈子(29)が覚醒剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕された。
「小向容疑者は2009年に覚醒剤使用で逮捕されて以降、11年にも譲り受けの容疑(後に不起訴)をかけられています。そして、3度目の逮捕となった今回は約0.1グラムの覚醒剤所持の疑い。自宅からは覚醒剤を吸うためのガラス瓶やストローといった吸引具も押収されています」(芸能ライター)

小向容疑者本人も、容疑を認めているという。
「実は、昨年の秋頃から"小向の様子がおかしい"と業界関係者の間でも騒がれていたそうなんです。今回、小向容疑者を逮捕した関東信越厚生局麻薬取締部、通称"マトリ"も数か月前から内偵を進めていたと言われています」(夕刊紙記者)

逮捕されるや、これまで世に出ることのなかった彼女の言動に対する報道も出てきた。
「ストリップの地方公演の楽屋を取材した記者が、彼女の灰皿に吸引具があったとか、AVで稼ぎ始めてから遊びが派手になって、連日、六本木や麻布で遊びまくっていたなどの証言が飛び交っています」(同記者)

もしかすると、それは事実なのかもしれない。
しかし、13年3月から14年9月までの約1年半、連載企画『スナック美奈子』を続けてきた本誌にすれば、急に噴出したそうした話は、彼女への誤解から生じているもののように思えてならないのだ。
連載終了から5か月。本誌だけが知っている「本当の小向美奈子」とは――。

まず、彼女を取材する中で、最初に驚いたのは、極度の人見知りだった点だ。
連載開始から2か月ほど経った頃だった。
「やっと、みんなにも慣れてきたよ。私、あまり知らない人の前だと緊張しちゃって、しゃべれないんだ」
取材の合間の休憩時間に、彼女が突然、こう告白した。確かに当初、彼女は無愛想なわけではないが、"怒っているのかな?"と思うときがあった。だが、彼女は単に緊張していただけ、だったのだ。

シャイな一面は一昨年に開かれた彼女の誕生日会でも伺えた。
実は、このとき、彼女はパーティの主役であるにもかかわらず、遅れてやってきたのだ。
その理由を尋ねると、
「誕生日会はうれしいんだけど。大勢の人が祝ってくれると思うと、恥ずかしいやら、くすぐったいやら……(笑)。とてもシラフでは出席できなくて、ちょっと飲んできたんだよね」
15歳の頃からグラドルとして活躍してきたタレントとは思えないほど、彼女は人から持ち上げられたり、注目されたりすることが、苦手だった。

また、本誌連載では美奈子ママが"酔っ払ってハチャメチャな発言をする"のがお決まりだったが、これも本当のところは、酔っ払わないと人前に出るのも恥ずかしい……というのが真相だった。
「来てくれる人に失礼でしょ」

それでいて、どんなに酔っ払っていようと、周囲への気遣いはすごかった。
別々の会社のスタッフの仲を取り持つように各テーブルを回って盛り上げていく。そして、場が盛況の中、あまり飲めない女性が一人いると、彼女がさりげなく水を持ってきたりする姿もあった。

仕事に関しても周囲が思っている以上に、ストイックでサービス精神の塊だった。特に彼女が力を入れていたのはストリップで、ショーで使う曲の選曲から編集、衣装選び、振付まで、すべて自分で考えていた。

「せっかくファンの人が観に来てくれるんだから、私も気合を入れて、楽しんでもらえるショーにしないと、失礼でしょ」
と話していたときは、あまりの真剣さに圧倒された。

ストリップ4周年記念ではファンに配るプレゼントも自分でアイデアを出して、発注までしていた。
「去年はウチワにしたんだけど、今年はどうしようかなぁ。あまりかさばるものだと、持って帰るのも大変だろうし……」
と、やたら悩んでいたのも、我々が知る小向美奈子だ。
心底、優しい女性だけに、またもや覚醒剤に手を出したことが残念でならない。

だからこそ、本誌は今度こそ、薬物を完全に断ち切って、更生してほしいと切に願っているのだ。
では、そのためには、どうするべきか?

薬物依存症の回復を支援する『日本ダルク本部』代表の近藤恒夫氏がこう言う。
「更生するには、まず"薬物をやめるのは無理"と知るべきです。一度、あの味を知ってしまうと、どんなに本人の意思が固くても、遅かれ早かれ、コントロールを喪失する時期が来てしまうんです。だから、やめるのではなく、"使えない"状況にするしかない。それには生き方を変えるしかない。一切、薬物が手に入らない場所で、生活をするべきですね」
極論すれば芸能界からも離れたほうがいいという。
「今回、小向さんは3回目の逮捕ですから、やめられないことは十分思い知ったはずです。これはある意味、チャンスです。これまでの生活環境を捨てて、再起を図るべきですね」
美奈子ママには戻ってきてもらいたい思いもあるが、真の更生のためには、我々は今後、彼女を遠くで見守るべきなのかもしれない。

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