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映画化された伝説の「スナイパー」その数奇な運命とは!?

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現在、日本で公開され、大ヒットを記録している米映画『アメリカン・スナイパー』(監督:クリントン・イーストウッド)。主人公のモデルとなったクリストファー・スコット・カイル(1974年4月8日生まれ)は、イラク戦争で活躍した実在の人物。ネイビー・シールズに配属された狙撃兵としてイラク軍、アルカイーダ系武装勢力の戦闘員を160人以上殺害し、「史上最高の狙撃手」と賞賛された。

除隊後は民間の軍事会社を立ち上げ、自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手(原題:American Sniper)』を執筆し、ベストセラーに。映画『アメリカン・スナイパー』は、この本を原作にしている。

しかし皮肉なことに、映画が公開される前に、カイルは凶弾に倒れてしまう。
カイルは著作で得た収入などを元に、PTSDに悩む帰還兵や退役兵のためのNPO団体を設立、社会復帰に向けて支援活動に取り組んでいた。

2013年2月2日、元海兵隊員エディー・レイ・ルースの母親からの依頼を受け、カイルは同僚と共に、テキサス州の射撃場でルースに射撃訓練を行わせていた。しかし、ルースが突然2人に向かって発砲。両名は死亡した。

ルースは戦争の後遺症でPTSDを患い、弁護士は統合失調症を発症していたとして無罪を主張していたが、2015年2月24日に仮釈放なしの終身刑が言い渡された。映画公開のタイミングで犯人に判決が出る、という偶然が重なったこともあり、裁判には大きな注目が集まった。

大活躍したヒーローが、同じ海兵隊で戦った元味方に射殺されるという悲劇。ISILやロシアなど、国際社会で緊張が高まっている現在だが、戦争がいかに人の心を蝕むのか、を改めて考えさせられる事件だ。

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