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田代まさしが現在の心境を語る! 夢は芸能人をシャブから守ること!?

ボートレース戸田
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田代まさしが現在の心境を語る! 夢は芸能人をシャブから守ること!?

18日に開催された、元タレント・田代まさし(58)の出所報告イベントでは、報道陣に向けた記者会見を終えるや、マーシーの復帰を待ち望んでいたファンの来場を募ったトークショーが開催された。
まず第1部は、薬物依存者回復支援施設「日本ダルク」近藤恒夫代表をパートナーに迎えて、和やかにスタートした。仕切り役は、ライター・イラストレーターの北村ヂン氏が務めた。

田代 「皆さん、お久しぶりです。さっき記者会見が終わったんですけど、もうその記者会見のことがネットのニュースにあがってて。『近藤代表にしゃぶしゃぶご馳走になりました。あの時の味が忘れられません』と言ったら、ネットのニュースに『出所後、即、しゃぶしゃぶ。忘れられない』みたいな。それがすぐニュースになるか!? って(笑)」

――ダルクなるものをよく耳にはするんですが、実際はどういうものか知らない人が多いと思うので、ご説明していただけますか?
近藤 「どちらかと言うと、私たちは“負け組”ですから。“負け組”は、本当に優しい人たちですね。この間、東京ビッグサイトでイベントがあって2000人くらい集まってね。そこで、彼はカミングアウトしたんだよ。『薬物依存者の田代まさしです』って。で、カウントダウンしてね」
田代 「そのイベントでは、みんなが集まってする『カウントダウン』っていうのがあって。例えば近藤さんだと34年やめてて、ダルクの中ではやめてる年数が一番長い人なんですよ。『34年やめてる人』で近藤さんが立ったらワーってみんなが拍手して、そこからカウントダウンされてって。僕がそのイベントに行った時はまだ刑務所から出て2ヶ月くらいだったんで、『2ヶ月やめた人』の時に立って。そしたらみんなが凄い拍手してくれて、僕に握手してくれたりハグしてくれたりする。その時、なんか一皮むけたというか、そのイベントが自分の中ですごく転機になったなということですよね」

――田代さん、クスリのおかげで大変な目に遭ったじゃないですか。借金は?
田代 「1億くらいあったのを、家売ったりして半分くらい返したんだけど、残り4千万くらい残ってる」

――バカ殿とか、そういうのが放送できなくなっちゃったっていう……
田代 「バカ殿は番組の社長がすごいいい人で請求されなかったんだけど、他の番組から損害賠償がすごく来て、借金がある」

――逮捕される前の年収は、どのくらいあったんですか?
田代 「う~ん、年間1億くらい稼いでましたよね」

――それが0になったという。
田代 「0になりました。借金もあるわけだし、事件のせいで家族も去って行ったし。それでも手を出してしまうというのが、クスリの恐ろしさだなって」
近藤 「普通の人でも借金負ってね、女房に逃げられたらやけ酒の一つでも。やけポンカンじゃん」
田代 「ネタ、古いんだよ。ヒロポンの『ポン』から出た」

――近藤さんの時代は、ヒロポンは合法だったわけじゃないですよね?
近藤 「いやいや、学校の中に売人がいたから。先輩方が京都の駅を裸で走ったりして、幻覚妄想で。なんで、裸になって走っちゃうのかな?」
田代 「俺はそんな、ならなかったから(笑)」

――田代さんは、裸の男に追いかけられたんですよね。
田代 「やかましいわ!」
近藤 「今でもわからないんだけど、『ミニにタコ』って誰が言ったの?」
田代 「俺が言ったんだよ!」
(場内爆笑)
近藤 「どういう意味?」
田代 「だからミニスカートを盗撮して。『ミニにタコ』っていうビデオ撮ろうとしてました。……って苦し紛れのこと言ったら、大変なことになっちゃったんですよ」
近藤 「説明にならんな」
田代 「説明になんなかったから、大変なことになったんじゃないですか!」

――「ミニにタコ」を言ってた時は、クスリは使ってましたか?
田代 「あの時は、尿検査されたけど出なかった」

――それは、シラフで作ったギャグなんですね。
田代 「だから、性癖なんだろうね(苦笑)。みんなもあるでしょ、性癖?」
近藤 「いや、変態でいいじゃない」
田代 「やかましいわ!」

――ところでダルクでは今、なにをやっているんですか?
田代 「ダルクに毎日通って、事務所の掃除したり、電話番したり。刑務所の受刑者から『ダルクに繋がりたいんですけど』って手紙が来たら返事を書いたりとか」

――それは、向こうは田代さんだってわからないんですか?
田代 「ちゃんと、『元タレントの田代まさしです』って書くよ。あと、ある有名な歌手の人と俺がダルクのクリスマス会で一緒のステージに立ったっていう報道があった時、テレビ局の人がダルクに『その映像ありませんか?』って電話してきて。それ、俺が出たんだけど、『そういったものはお貸しできないんですよ』って俺が答えたっていう」
(場内笑)
田代 「いちスタッフとして『守秘義務がありますんで』って。こないだも警視庁の『NO!ドラッグ』ってイベントに行って。『罪を犯していないのに、俺、警視庁に行ってる』みたいな。今の自分が凄いな、みたいな」

次のページでは再逮捕の時の状況を解説!
――ところで“獄中記”を書く芸能人の方はいますけど、“薬物体験記”を書く人っていないですよね。ネットでは「ピンクの電話のダイエット本みたいなものじゃないか?」って声もありましたが。
田代 「そうそう。『俺、リバウンドするのか!?』みたいな」

――こちらの近藤さんも、ダルクの代表でいらっしゃるのでもっとお堅い方なのかと思っていたら……
田代 「ちょっと、ゆるキャラっぽいでしょ? 最初見た時、『新興宗教の人なのかな?』と一瞬思っちゃったんだけど、会って話したら全然違った」

――ダルクで取材してると「覚せい剤が切れるとコテッと寝ちゃうんだよ」と田代さんが話してる横で、近藤さんが居眠りしてて。
田代 「『お前がやってんのか!?』みたいな(笑)」

――これ聞きたかったんですけど、そもそもなんで外でクスリをやるんですか? 家でやってればいいじゃないですか。(2010年、田代は赤レンガ倉庫近くで逮捕されている)
田代 「人によるんだけど、家の中にこもって1人で楽しむタイプの人と、楽しくて外に行っちゃう人といろいろいるんだけど。俺、横浜の赤レンガ倉庫で捕まった時、APECって世界の首脳陣が来て会議をやる時期で、全国の警官が横浜に集結してたの。そんなの全然知らないで、いきなり職質されて、福岡県警に『お前、なにしよっとか!?』って。『あっ、警察24時で見たことある!』って。そんなところでやってるバカだからね、俺」

――あっちからしたら、田代まさしがいたら「ビンゴ!」ですよ(笑)。田代さんが久々に皆さんの前に出てきたということで、イメージは恐らく逮捕された時の写真で止まってて、今日やっと刷新されたという感じだと思うんですけど。
田代 「(今の姿は)どうですか? フザけてるよなぁ、あの写真ばっかり使われて(苦笑)。まぁ、でも警察としてはいいキャンペーンになったんじゃないの? 『クスリ使うと、こんなんになっちゃいますよ』みたいな」

――あれって、胆石の手術をするためにご飯食べてなかった時期ですか?
田代 「それは本当にそうなんだけど、まぁそれだけじゃなかったよね」

――クスリを使って、ああいう状態になったという。
田代 「うん。クスリ使ってもメシ食えて寝れる人はいるし、俺は全然メシ食えなくなっちゃうし全然寝れなくなっちゃう。それで、テキメンに痩せてっちゃう。俺は、そういうタイプ」

――その頃、僕も近くにいたんですけど。みんなから「わかるだろ?」って言われるんですけど、実は意外とわからないんです。確かに痩せてるんですけど、「最近、ダイエットしてるんだ」とか言うじゃないですか。
田代 「あぁ……。まあ言い訳するよね、やってる人は」

――近藤さんから見て「この人、やってるな」って見分ける方法はあるんですか?
近藤 「『焼き肉食いに行こう』って誘って『イヤだ』って言ったら。脂っこいの、入らなくなるの」

――へぇ~、そういうものなんですか。
田代 「ダルクって自分に正直になるから、自分から『1週間前に使っちゃいました』って自己申告するの。ダルクに来てるってことは『やめたい』ってことだから。正直に、ミーティングで言うから」
近藤 「ダルクで一番まずいのは、警察に連絡することだよな。30年間、僕一回も警察に連絡したことないから」
田代 「『この人、やってる』ってわかっても?」
近藤 「わかっても言わない」

――「来てる限りは、やめる意志がある」ってことですか?
近藤 「そう。失敗した時に逮捕されちゃったら、ダルクになんの意味もないじゃないですか? 警察は、取り締まりをドンドンやればいいんですよ。でも、ダルクはやめたくて来るんだから。『あいつやってる』『こいつやってる』って言ってたら、成り立たなくなっちゃうよ」
田代 「俺がクスリを買ってたジャンキーのヤクザの人がいるんだけど、俺がダルクと繋がったらダルクにその人もいて『もう俺は4年もやめてるから、マーシーもやめられるよ』と言われた時は、凄いなぁと思った。やめようって指切りしようと思ったら、そのヤクザに指がなくて(笑)。小保方さんが『STAP細胞はあります』って言ってましたよね。僕は、あえて言います。『回復はあります!』」
(場内 拍手)

次のページでは過激すぎるギャグが炸裂!
続いて第2部には、パートナーとしてプロインタビューアーの吉田豪氏が登場!

吉田 「そもそも、盗撮自体はお好きなんですか?」
田代 「もう正直に言うけど、いまだにミニスカートの女の子を見るとドキドキする」
いきなり、とんでもないトークから始まってますが……。

吉田 「前の時はテリー伊藤さんの関係で地上波解禁の道ができてた時に捕まって、お蔵になったんですよね。なんであのタイミングでやっちゃうかなぁって思いました」
田代 「う~ん、あの取材の時期も使ってたから」
吉田 「そういうことですよね。でもあの時、確か診察書とか出してましたよね。やってませんみたいな」
田代 「あれ、ちょっと前のやつだったんだよ。日付わかんないようにしてたんだけど(苦笑)」
吉田 「地道に頑張ってようやくあそこまで来たところなのに、どこかで慢心が出ちゃうんでしょうか?」
田代 「慢心? う~ん、シャネルズでデビューして、顔に靴墨塗って、次は泥を塗ったってことなんだけど(苦笑)。……あれ?」
吉田 「クスリをもう一回やることを『スベる』って言うみたいですけど、こういう意味でも今スベりましたね(笑)」
田代 「そっちの『スベる』か!」
吉田 「さっきも、会見でASKAさんの話が出たら思いっきりニュースになってましたけど」
田代 「そうなんだよ。あんまりフザけると怒られちゃうけど、このチャンスに『チャゲ&マーシー』でデビューしちゃおうかな?」
(場内笑)

――チャゲの方を巻き込むんですか(笑)?
吉田 「ギャグを言いづらい時代ですけど、ギャグを言ってほしい思いはあるんですよ。毎回、そこを格闘するじゃないですか」
田代 「格闘するよ。みんなの笑顔を見たいし、楽しんでもらいたいっていう思いはすごい強い。だけど、それが度を越すと『反省してない』ってなっちゃうし」
吉田 「真面目にやると、『つまんない』ってなっちゃうし。場によってですよね」
田代 「それを見分けるのは、どうやってやればいいの?」

――でも毎回、新ネタを仕入れていらっしゃいますよね。
吉田 「前回よく言ってたのは、判決が出る前に……」
田代 「留置所で首吊りしないように紐やベルトが取り上げられて、前にいた奴がズボン半分ズリ落ちて、お尻が半分出てたのを見て『こいつは裁判前に判決(半ケツ)出てるな』っていうのを考えてたんだけど、それも『反省してないな』っていう(苦笑)。ただ刑務所の中って物凄く時間が過ぎるのが遅くて、『早く時間が過ぎてほしい』って思うだけの場所なの。頭の中では、すごいくだらない事を考えてるというか」
吉田 「どんな事ですか?」
田代 「桃屋の『ごはんですよ!』はごはんじゃねえだろ、とか」
吉田 「それ、前もよく言ってましたよ(笑)」
田代 「ドッグフードのペディグリーチャム、『さらにおいしくなりました』って誰が食べたんだよ? とか。早起きは三文の得。早く起きた人が三文拾って得したって話だけど、もっと早起きした人が三文落としたんじゃねえか? とか」
(場内 笑)
田代 「そんなくだらない事しか考えられない場所だって、みんなに伝えたいな(苦笑)」

002
進行を務める北村ヂン氏(写真左)と飛ばしまくる吉田豪氏(写真右)


吉田 「ちなみに獄中では、どんなテレビ番組を観てましたか?」
田代 「毎晩7~9時まで2時間、向こうが選んだテレビを観せられて。バラエティだったり歌番組だったりするんだけど、一番キツかったのは『志村けんのバカ殿様』が放送された時。同じ受刑者が『マーシー、今日はバカ殿やるよ!』って言いに来るんだよ。で、観るんだけど『俺がいなくても普通に進んでっちゃうなぁ』みたいな。なにも困ってないのが悲しかったりもするんだけど。バカ殿で、久々にいしのようこと松本典子がゲストで出た時に『いつもいた人がいないような……』って言ったら、志村さんが『シッ!』ってやったんだよ。そう来たかぁと思って(笑)」
吉田 「でも嬉しいですよね、そうやってもらえるのは(笑)。無かったことにされるのが一番キツいから」
田代 「うん、それが一番キツい。俺、2014年の正月に『来年を予想する』みたいな番組を観てたら……」
吉田 「『クイズ! 正解は一年後』(TBS系)ですよね」
田代 「“今年復活するタレント”で、有吉が俺の名前を書いたの。で『それ、ありかよー!』って、別の奴が『清水健太郎』って書いたんだよ(笑)。まぁそうやって有吉が俺の名前を使ってくれるってことは、悪い気はしなかったな」
吉田 「田代さんとシミケンさんが両方とも外にいるってのはいいですよね」
田代 「なにが(笑)!? でも刑務所の中の人たち、いろんな事言ってくるんだよ。『マーシー、覚せい剤をポッカレモンで溶かして打ったことある? 打った途端に口の中がレモンの香りで凄いよー!』って。そんな中で反省しようとは、ならない」
吉田 「でも本を読んだり会見を見たりすると、今回は今までとモードが違うのかなという印象がありますよね」
田代 「今は、向き合ってるからね。前は、そこを隠そうとしてたから。今回は気付けたから、前とは全然違う」
吉田 「田代さん、今後としてはダルク以外にやりたい事はあるんですか?」
田代 「今は、考えてない。毎日、精一杯生きることだけ考えてるから」
吉田 「こういうイベントくらいはアリってことですか? 芸能界復帰はないって話ですけど」
田代 「必要としてくれる所に薬物の恐さだとかを伝えるメッセンジャーとしてだったら参加させていただくけど、ただお笑いだけのおちゃらけたイベントはちょっと無理かな」
吉田 「バランスとして、こういうのも入れておけば……って事ですよね。でも“芸能人専門ダルク”は、本当に作ってほしいですよね」

――割と似たような境遇のダルクがあるんですよね。
田代 「茨城のダルクは割とヤクザ系の人が多かったり、本部の中にもゲイの人限定でミーティングする部屋があったりとか。同じような仲間は、共感しやすい」

――そういう意味では、田代さんが主導して芸能界の仲間たちが支え合って行く感じで。
田代 「来てくれるかは、ちょっとアレだけど。みんなは触れたがらないし、真面目にやってる人も多いわけじゃん。でも、そういう人もいつ“スベる”かわからない危険性があると理解してくれたら、わかり合えるのかなと思いますね」

(寺西ジャジューカ)

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