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祝!開幕 プロ野球実力派番記者たちの(裏)ネタ座談会

[週刊大衆04月13日号]

セの覇者巨人の緊急事態に、広島の秘策、パの王者ソフトバンクを追うオリックスはニンジン作戦で奮起!?

2015年「開幕裏ネタ座談会」出席者

番記者A:記者歴30年を超えるスポーツ紙ベテランデスク。各チームの首脳陣とは現役時代からのつきあいで、ディープな情報を電話一本で仕入れる球界裏仕事人。

番記者B:記者歴15年の中堅記者。関西出身で阪神を中心とした西の球団に精通。毎年、キャンプ取材では夜の街で選手たちの素行チェックが趣味。

番記者C:記者歴10年弱ながら、フットワークの軽さで裏ネタを仕入れる夕刊紙番記者。若手選手から日々メールで相談を受ける人たらしな一面も。


――ついに2015年シーズンが開幕。今日は番記者の皆さんに、あれこれ語っていただきます!

A じゃあ、まずは昨年セ・リーグ覇者の巨人から。

B そうですね。今年の巨人は黄信号が点灯中です。

C 監督生活通算12年目の原辰徳監督にとって、一番苦しいシーズンですよね。

B 信じられないぐらい打てない"水鉄砲打線"だからね。特に、オープン戦で不振を極めたのが村田修一。フォーム改造に失敗して、バッティングが小さくなってしまった。

C キューバ人のアンダーソンが昨年オフに受けた左肘の手術の影響で二軍スタート。戻れるのは交流戦あたりとか。結局、(阿部)慎之助、坂本(勇人)、長野(久義)ら、故障持ち選手に頼るしかない不安な状態です。

A う~ん、ただ阿部がねぇ……。一塁にコンバートしたのはいいとして、年齢と故障で体が絞り切れず、スイングにキレがないよ。

B ビッチャー陣は"投壊"状態。開幕投手を務めた菅野(智之)だけど、右肘故障の後遺症からまだ抜け出せてないし、内海(哲也)もケガで離脱中。抑えでは、マシソンが絶不調で二軍スタートのため、思わぬ影響を食らったのが……。

A 西村(健太朗)だろ。山口-西村-澤村のリレーに変更で、当初は"目玉配置転換"と言われた先発・西村とリリーフ・澤村(拓一)が開幕前に消滅(苦笑)。西村本人はローテから外れていたから、"正直、ホッとした"と言っていたとか。その巨人に襲いかかるチームはどこでしょうか。

B  筆頭は広島。黒田(博樹)が復帰のマウンドに立ち、お祭り騒ぎだったね。

C 注目度は12球団ナンバーワンで、球団史上初めて8300枚の年間指定席が発売後すぐにソールドアウトしましたからね。

B 開幕戦前に会ったフロントはホクホクだったよ。"昨年、カープ女子ブームでグッズの売り上げが15億円を記録したが、今年は25億円までいくかも"とソロバンを弾いていたほど(笑)。

A もう、年俸4億円の元は十分取ったわけだ。

B 黒田の手元で動くボールを体感した選手は、"捉えたはずが、バットに当たる瞬間に数センチずらされる感じ"と話していました。あれには手こずりますよ。

A フル稼働すれば、今年の黒田は15勝、防御率2点台はいけるかな。

B 15勝いくか記者の間でも話題になりましたが、僕は12勝6敗が現実的かと。

C ただ、打線は不安がありますよね。膝のケガで離脱のエルドレッドが戻るのは夏、さらに好打者ロサリオも虫垂炎で開幕に間に合わなかったのが痛すぎます。

A ここは、1点を守りきる"赤ヘル野球"に戻るべきじゃない?

B そうなんですが、ちゃんと秘密兵器がいるんです。

C 誰か、いましたっけ?

B 今年、広島に復帰した新井(貴浩)。当初は代打の切り札の予定だったのが、外国人が欠ける前半戦はクリーンナップでの起用も考えているとかで、本人も無駄に燃えている(笑)。

C なるほど~。交流戦はDHもありますしね。

――その新井選手がいた阪神はどうなんでしょう?

B 昨年のタイトルホルダーのメッセンジャー、呉昇桓、マートン、ゴメスの4外国人が全員残ったからね。でも、一番の"補強"は鳥谷敬の残留(笑)。

A アハハ、なるほど。鳥谷の場合、守備での貢献度も高いしね。3年目の藤浪晋太郎はどう見ている?

B 何かと大谷翔平と比較されるけど、高卒3年目としてはやはり出色。ただ、試合の後半に"エンスト"しちゃうのが……。

A 立ち上がりに制球が悪くて球数が増え、6回ぐらいからスタミナ切れになるよね。下半身の鍛え方が足りないんじゃない?

B 藤浪はお菓子が大好きで、健康を考えずにパクパク食べちゃうんです。"食生活をコントロールする姉さん女房を早くもらったほうがいい"という首脳陣もいるほど。人気者の藤浪には、すでにタニマチもいますし、私生活が心配ですよ。

C 阪神までがセの優勝争いに絡む感じですかね。

――そのほかで気になるチームはありますか。

C 僕はDeNA ですね。久保(康友)、山口(俊)、モスコーソ、三浦(大輔)、井納(翔一)と先発の駒が揃って穴馬的存在です。

B ただ、グリエル兄弟がねえ……。2人揃って、故障で来日時期が不明なんて聞いたことがないですよ。

A DeNA のフロントも完全に騙されたらしいね。メジャー移籍への腰掛け感丸出しのこの騒動で、ナインもどっちらけだよ。

C 中日とヤクルトは……。

B ファンには申し訳ないけど、Bクラス確定だね。

A 俺は契約最終年の谷繁元信監督の意地に期待している。コストカッターの落合博満GMに負けず、再契約を勝ち取ってほしいよ。
大谷は投手のタイトルを狙う

――では、ここからパ・リーグに話を移しましょう。

C 今年は工藤公康新監督誕生と松坂大輔の日本球界復帰で、ソフトバンクが注目の的です。

A 番記者内で話題になったのが、工藤監督のヘッドコーチを置かない布陣。新人監督には、ベテランのヘッドを重石のように置いておくのが普通だよ。

C ヘッドコーチにも功罪があって、派閥を作って「邪魔な存在」になることも。工藤監督はああ見えて理論派ですし、自分で全体をコントロールしたい様子です。

B たださ、それは批判の「風よけ」になる人がいないことでもあるからね。工藤監督は攝津(正)をエース指名したそうだけど、楽天から移ってきた佐藤義則投手コーチは中田(賢一)を推したため、今、微妙な距離感が出ているそうだよ。

C 対抗馬はオリックス。中島(裕之)、ブランコらの大補強に加え、エース金子(千尋)も残った。宮内オーナーがハッキリと「優勝」を目標に掲げ、選手にも"優勝すれば年俸が上がるぞ"とニンジン作戦中です(笑)。

A オリは金子次第だよ。手術した右肘の回復が悪いらしいじゃない。

B  開幕に間に合わなかったのは痛いですよね。早ければ5月とも聞いていますが、肘は難しいですからね。

A 日本ハムも要注意だよ。稲葉篤紀、金子誠とベテランが抜け、チームが元気。ヤンチャ坊主の中田翔も"稲葉が抜けて少しだけ自覚が生まれた"と某コーチが言っていた(笑)。

B やっぱり鍵を握るのは大谷翔平ですね。オフ中も自主練で体を大きくした。今年は、投手のタイトルも密かに狙っているそうだよ。

C 登板の少ない大谷が獲ったら快挙ですね~。

――話題の少ない西武、ロッテ、楽天はどうですか?

A 西武は岸(孝之)の脇腹の故障が痛いね。菊池雄星だけだと厳しい。

B ロッテは、DeNA をクビになった台湾人の陳冠宇とかマイナー40勝の李大恩など伏兵の活躍でオープン戦は2位になりましたが、エース涌井(秀章)が賞味期限切れ。涌井本人も心を閉ざしているため、番記者との関係が悪いそう。

C 楽天は、則本(昂大)と並ぶ先発の柱の松井(裕樹)を抑えに回しましたね。

B デーブ大久保(博元)新監督の独断的アイデアらしいよ。先発で10勝できる投手をリリーフに回すなんて……と、番記者内でもずいぶん評判が悪かったけど、広島から獲得したミコライオが故障したから、しょうがない面もある。

A ま、いずれにせよ、セもパも例年以上の混戦模様。前半戦終了後にまた集まって、ぶっちゃけようよ(笑)。

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