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【パンチ佐藤】ペナントレース開幕! 今年は大混戦で面白すぎ!!

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パンチ佐藤の「野球が一番!」
第12回 ペナントレース開幕! 今年は大混戦で面白すぎ!!


いよいよ、シーズンが開幕。今シーズンはどのチームが戴冠するのか――目が離せません!

ペナントレースが始まってまだ間もないですが、僕の感覚ですと今年はセ・パともに混戦ムードが漂います。

これまでプロ野球といえば、巨人、阪神がメイン。ところが、10年ほど前からBS、CSで全試合視聴できるようになり、ファンが贔屓球団を選べるようになりました。昨年、社会現象になった「カープ女子」などはまさに、その典型。僕が5年間在籍したオリックスなどは女性ファンを「オリ姫」と呼んでいるらしい。

セ・パ交流戦の効果もあるでしょうね。12球団総当たりはファンの心を鷲掴みにする。その中で「私はパ・リーグだったらあの球団のあの選手が好み」と違う楽しみ方を見つけたわけです。

12球団全体にファンが分散し、ようやく定着。そして今年、12球団が大混戦を演じたら、かつての野球人気が復活すると思います。

ペナントレースの予想を見ると、去年の順位がベース。あとは「選手のネームバリュー」だけで順位を付けている。僕のような「今年、セ・パ両リーグが大混戦」という見方をしたベテランの評論家は、果たして何人いたでしょうか?

巨人とホークスが頭一つリード……という意見が大半だったと思います。僕はオープン戦数試合と開幕戦を見たら、「むむ、今年は違うぞ」と実感。とてもブッチギリの展開は感じられない。

今シーズンの混戦模様は開幕戦の巨人対DeNA戦が物語っていました。この試合、巨人は勝ちましたが、DeNAも防戦一方ではなく、抑えの巨人・澤村(拓一)投手から関根(大気)選手が一発を打ったのが、これまでとは違うところです。
昨年まででしたら3対1のままで試合終了(今年は3対2)。無抵抗のままズルズルいっていたでしょう。チームは「あ~あ、負けちゃった」と、何とも言えない重い空気が充満していたでしょうね。

ところが、今年は違う。負けはしましたが、最後に一発ぶん殴った……。喧嘩には負けましたが、最後に相手を殴った。これが巨人には厄介なのです。

勝ったとはいえ、巨人側は「何か、後味が良くない勝ち方だな」……。スカッとした気持ちになれないのです。これは尾を引く。事実、4月の中旬まで巨人は波に乗れていないでしょう。開幕戦の一発がジワジワ効いているわけ。

5年間とはいえ、プロで生活してきた僕は、自分が感じ取ったチームの雰囲気を重視。「12球団が横一線」という背景は、選手のネームバリューや去年の数字(成績)ではありません。「いかにチームが一つになっているか」――これが全てです。

詳しくは次回に綴りますが、僕が在籍していた当時のオリックスはてんでんバラバラ。誰も「優勝しよう」とは言わなかった。そこが(当時の)常勝軍団・西武に勝てなかった原因でした。

今年3月には、北陸新幹線が開業。併せて、上野東京ラインも開通して東北から東海道が一本で繋がりました。そう、都道府県も横一線に繋がったのです。北は札幌、首都圏、中部圏、近畿圏、中国圏を経て、西は福岡まで。プロ野球も横一線に繋がり、実力も拮抗(横一線)となれば、全国のファンにとって、これ以上、喜ばしいことはないでしょう。

今年は本当に面白いシーズンになることを期待して「やっぱり、野球が一番!」。


パンチ佐藤(ぱんち・さとう)プロフィール

1964年12月3日生まれ
亜細亜大学から熊谷組を経て、オリックスにドラフト1位で入団。プロ野球時代、トレードマークのパンチパーマと独特な発言で人気者に。引退後はタレントとしても活躍し、2015年シーズンからBCリーグ『武蔵ヒートベアーズ』の宣伝本部長に就任した。

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