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【データ予想 WIN5】 穴馬は逃げ・先行馬を狙え!

[週刊大衆05月11日・18日号]

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データ予想 須田鷹雄
穴馬は逃げ・先行馬を狙え!


ごく当たり前の話だが、WIN5では、1着を取らないと的中にはつながらない。ハナ差の2着であってもハズレはハズレだ。
では、好走止まりになるのではなく「勝ち切れる馬」というのは、どんなタイプの馬だろうか?

これは、私がかつてWIN5の攻略本を出したときにも強調したのだが、逃げ・先行タイプを重視するのが効率的である。
同じくらい人気薄の馬でも、脚質によって「勝つか大敗か」「好走したが、惜敗」など、傾向は変わってくる。ハナへ行くような馬は競られたり、オーバーペースになったりすると大きく崩れることもあるが、一方で展開が味方すると勝ち切ることができる。

差し・追い込みタイプは人気薄で3着以内になった馬を集めてみても、1着数よりも2着、3着数が多く、3連複・3連単では利用価値があるが、単勝やWIN5では狙いにくい。
コースを問わず逃げ・先行馬を狙うことが好ましいと個人的には考えているが、実際のデータは、どうなっているだろうか。

WIN5導入以降、今年の皐月賞までを対象とし、3コーナーで3番手以内にいた馬の成績を集計する。該当馬が延べ30頭以上いるコースについて「3コーナー3番手以内馬」の勝率順にソートすると、トップが阪神ダート1400メートルで19・4%。以下、新潟ダート1800メートル、中山芝1200メートル、函館芝1200メートル、阪神ダート1800メートルと続く。対象となった50コースの中の最下位は中山芝2000メートルで、勝率5.0%。トップと、大きな差がある。
穴馬は逃げ・先行馬を狙え!

WIN5対象レースだけだと、サンプルが少ないので、2011年以降に行われた準オープン以上の平地戦すべてを対象にすると、どうなるだろうか?

3コーナー3番手以内馬が延べ50頭以上いるコースを対象にすると、勝率トップは京都ダート1800メートルで17.2%。以下、小倉ダート1700メートル、阪神ダート1800メートル、函館芝1200メートル、京都芝1200メートル、小倉芝1200メートルと続く。
先ほどトップだった阪神ダート1400メートルは、そのあとの7位だった。最低はやはり中山芝2000メートルで、5.0%。

ここで上位に挙げられたコースは、特に逃げ・先行タイプの前残りに注意する必要があるコースと言えるだろう。
コーナーを4つ回るダートと、直線平坦の芝1200メートルと覚えるとよいだろう。

ただ、後者も福島芝1200メートルだけは勝率5.4%で例外となる。
WIN5に限らず、道中溜める乗り方を好む騎手が増えたJRAのレースでは、その逆の逃げ・先行が良い馬券につながるケースが多くなっている。
特に穴馬券は、「前からのまぐれ」が起きる可能性はあっても、後方から、1着まで突き抜けるようなまぐれは滅多に起きないのだ。その点を重視して、馬を選びたい。


■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

【データ予想 WIN5】 穴馬は逃げ・先行馬を狙え!

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