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要注意! 老化を早める悪習慣

[週刊大衆05月11日・18日号]

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不摂生とは無縁だから自分は若々しいはず……と思うのは大間違い。その日常のルール、実は老いを招いているかも!?

4月20日、体調不良で入院中だった町村信孝衆院議長(70)が、議長辞任願を提出した。
「その後、記者会見し、軽い脳梗塞を発症したことを明らかにしました。議員活動は当面続ける意思を見せていますが、今後については、医師の判断次第のようです」(全国紙政治部記者)

人は齢を重ねるごとに、徐々に動脈が柔軟性を失い、血管が細くなり、詰まってしまう。70歳である町村氏が、脳梗塞という"血管の老化"に直面したのも当然か――。
「しかし、私のように60歳になっても、外見上は40代と見られるように、実際の年齢と体の老化具合は、決してイコールの関係にはありません。日常の習慣次第で大きく差がつきますので、逆に言えば、不適切な習慣を改めるだけでグンと老化を抑えられるということです」

こう語るのは、3月に発売されたばかりの『「男のカラダ」元気塾』(双葉社)をはじめ、健康や若返りの本を多数出版している、東京都千代田区にある「ナグモクリニック」の南雲吉則理事長(医学博士)だ。

医学用語でいう老化とは、単なる年齢の経過(加齢)を指すのではなく、成熟期以降の体に起きるすべての変化を指し、生体機能の低下と、ついには死に至る恒常性の崩壊過程をいう。
多くの人が、健康のため、老化を遠ざけるためと思って、当たり前のようにやっている行動の中にも、実は「老化を早める悪習慣」が潜んでいるというのだ。
あなたは大丈夫だろうか?
一日3食&野菜ジュースは×

「テレビばっかり見ている人は老化を早め、寿命が短いのをご存じですか?」
こう切り出したのは、予防医学に詳しく、『ほとほど養生訓(実践編)』(日本評論社)などの著書もある新潟大学名誉教授の岡田正彦氏(医学博士)だ。

「特に毎日4時間以上見ているような人には、その傾向が顕著です。なぜなら、テレビを見ている間はほとんど脳が動いておらず、脳が活性化されないからです」

テレビを見ながら絶えず何かを食べている人も多いだろう。岡田氏が続ける。
「毎日2時間以上見ている人は、そうでない人に比べ、肥満度の基準値であるBMIが明らかに高いというデータもあります。体を動かさなければ、血管の中の血流も滞ってしまいます」

そんな明らかに不健康そうな食生活はまだしも、実は、1日3食、決められた時間に食べることや、野菜ジュースを毎日欠かさず飲むことも"悪習慣"だと、南雲氏は言う。
「30歳以上の男性ならば、内臓脂肪がタップリついて、しばらくは食べなくても生きていけるだけのエネルギーを蓄えています。私も1日1食主義。惰性で食事をする習慣から足を洗ったんです。結果、メタボ体型からスリムで老化しにくい体にシフトしました」

実は、野菜ジュースもお薦めできない。老化を抑える抗酸化作用などの野菜の有効成分は、ほとんどが皮の部分に含まれているが、野菜ジュースはその皮が含まれていない上、味つけに老化を促進する砂糖がタップリ入っているからだ。
「水分をこまめに摂ると脳梗塞などの防止になるというのも根拠のない話。喉が渇いてもいないのに摂取するのは血液を薄め、疲労感を生み、重症になると痙攣、意識障害さえ起こします」(岡田氏)

南雲氏も飲食に関して警鐘を鳴らす。
「ラーメンを並んでまで食べる方も要注意です。ラーメンに入っている化学調味料のせいで、一種の"依存症"になっているんです。また、ラーメンには老化を早める過度の塩分が入っているうえ、主成分はメタボを招く炭水化物ですから。ラーメンの化学調味料ほど強力ではありませんが、同じくコーヒーにも依存症を招く"毒"が含まれています。1日1~2杯にとどめましょう」

肉を食べるなら、必ず十二分に焼いた"ベリー・ウェルダン"を習慣にしている人も、ご注意。肉成分が化学変化を起こし、発がん性物質に変化するからだ。

健康のために毎日、せっせと、なんらかのサプリメント(栄養補助食品)を摂取している方も多いだろう。
だが、岡田氏は、それに疑問を呈す。
「実験データ上は有効とされています。しかし、我々の体の仕組みや食生活習慣は複雑で、有効とされる成分だけ取り出して錠剤にしたからといって、実験データが、そのまま当てはまるわけではありません」

免疫力を高めようとサプリメントを飲むのも?
「インフルエンザなどの感染症や、アレルギー症状から己を守るために、"免疫力を高めなければ!"と各種の健康法を実践したり、サプリを摂っている方も多いと思います。しかし、インフルエンザもインフルエンザウイルスに対する免疫機能の過剰反応で起こるもの。花粉症、リウマチ、バセドー病などもその典型で、免疫力を高めれば逆に症状を悪化させますから」
サプリを飲んでさえいれば大丈夫、という慢心こそ要注意というわけだ。

さらに岡田氏は、小太りの人が無理してやせる必要はないとも言う。
「170センチで75キロ以下の小太りの人(BMI26以下)も、メタボ検診上は減量対象です。しかし、血糖、中性脂肪、血圧などの検査値に異常がない方はデータ上、減量の意味がないとの結論が出ています」

無理してやせようとして逆に、そのストレスで老化を早めては本末転倒だ。
南雲氏は、多くの人が健康のためにやっているジョギングに言及する。
「あらゆる動物の心臓は約20億回と耐用回数が決まっているんです。人の拍動は1年2500万回(1分50回)。平均寿命の80歳に当たる80年で、ちょうど20億回。それなのに、特に運動し慣れていない中年世代がジョギングを始めれば、心拍動が一気に跳ね上がり、老化を早めます」

したがって、ウォーキングの方がお勧めとのこと。
健康診断を受けるのは逆効果

心拍といえば、異性と接することが少なく、"胸がドキドキ"することがなくなった人も危ない。
「性ホルモンが減少すると骨がスカスカになります。その性ホルモンは"心がときめくパートナー"がいると分泌されるからです。何も性行為にまで至る必要はありません。"この子、好きだなあ""素敵だなあ"などと感じるだけでもいいんです」(南雲氏)
骨のスカスカは骨折、そして寝たきりを招き、一気に老化を早めるのは言うまでもない。
さらに南雲氏は、サウナ好きにも触れる。
「"酒が抜ける""やせる"は、まったくの誤解。それどころか脱水症状を招き、心筋梗塞などの恐れさえあるんです」

昼寝好きも注意が必要だ。
「統計学的に、一番病気が少ないのは1日平均6時間の睡眠。年齢が進むほど眠れないと悩む人が増えますが、単に活動量が減って疲れていないだけです」(岡田氏)

ここまで、多くの人が健康によかれと思って実践しているのに逆効果だというものを挙げてきたが、まさに健康維持のために定期的に受けている健康診断さえ考えものだという。岡田氏が続ける。
「実は、多くの実態調査が行われていますが、健康診断を受けて老化を防げたとの結果は一切出ていないんです。それどころか、胸部エックス線やCTスキャンなどの検査は、放射線を全身に浴びることから発がんリスクを覚悟しなければなりません。私の試算では、健康診断目的で胸部エックス線写真を1枚撮るごとに新たながん発生リスクが5.4%ほど増えてしまいます」

しかも、CTスキャンで浴びる放射線量は、胸部エックス線よりはるかに多いとのことだ。
「アメリカの医師を対象にしたアンケート調査では、真に必要な検査は血糖や血圧などの血液検査だけという結果が出ています。エックス線を含む過剰な検診を強要しているのは、世界中でわが国だけではないでしょうか」

以上、生活の中で何気なくやってしまっている可能性が高い習慣を中心に解説してもらった。もし、これらの中で実践中のものがあれば、なるべく早く中止したほうがよさそうだ。
あなたの人生が、より健康的で、若々しくエンジョイできるものになりますように!

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