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中日ドラゴンズ・落合博満GM「隠密のオレ流行動」スッパ抜き

[週刊大衆06月08日号]

人にはそれぞれ"持ち分"がある。手下の人間の領分を侵し、ハシゴを外し、かつ捨て駒に――って本当か!?

今季、セ・リーグは、どこが優勝してもおかしくない!!
評論家たちが「最下位候補」と口を揃えた中日ドラゴンズも大健闘で、混戦に拍車をかけている。

「開幕から3連敗しましたが、その後は5年ぶりとなる破竹の7連勝を遂げ、現状ではAクラスをキープ。この戦績に一番驚いているのは、落合博満GMではないでしょうか」(スポーツ紙中日担当記者)

ご存じのとおり、ゼネラル・マネジャー(GM)のメインの仕事は、チームの補強である。
「昨季のオフは、ナニータ外野手ら新外国人を獲得したが、チームの核になるような選手の獲得はナシ。2年連続Bクラス間違いなし、と言われた中での奮闘です。谷繁元信監督(選手兼任)の評価は上がり、一方、落合GMの求心力が低下。井端弘和内野手(現・巨人)を切るなど、落合GMが冷徹なコストカットを断行したのに、よくやっているという印象です」(同記者)

ところが、落合GMの周辺を取材すると、「GMは谷繁中日の好調ぶりにヘソを曲げている」という声が漏れ伝わってきた。
野球評論家の江本孟紀氏が、こう言う。
「落合GMは、やはり監督に復帰したいんですよ」

谷繁監督は今季、4年契約の2年目。昨季、チームは2年連続Bクラスに終わっただけに、結果を出さなければ任期途中の解任すらありうる状況だ。
「白井文吾オーナーからの厚い信頼を得ているGMですから、今年も中日がBクラスに終わって"落合待望論"が出てくれば、すぐにでもユニフォームに袖を通すつもり。監督としての手腕には、今でも自信を持っています」(中日球団幹部)

そんな腹のうちがあるだけに、今年の谷繁中日の奮闘ぶりは落合GMにとっておもしろくない状況。そのためなのか、不可解な動きを見せているというのだ。
「落合さん、元気なのは良いことですが、ちょっと出しゃばり過ぎでは……」
と苦い顔で漏らすのは、中日球団関係者。いったい、どんな言動で周囲を振り回しているのか。

中日ドラゴンズの落合博満GMの「隠密のオレ流行動」を暴いていこう。
去る4月18日、中日の二軍が練習中のナゴヤ球場でのことだ。
「練習中、水分補給にベンチに戻ってくる選手が全員、ベンチの中に向かって、バカ丁寧に挨拶していました。実は、そこにはスラックスにジャンパー姿の落合さんが、デーンと鎮座していたんです」(同関係者)

だが、そこはオレ流、自ら指導に乗り出したという。
「2014年は一軍スタートだった若手ホープの野本圭に対し、事もあろうに、熱烈個人指導を始めたんです。続けて、右手にファーストミットをはめて守備についた彼に"左利きなら、こっち向きのほうがいいだろ"と、足の位置や体の向きまで、事細かに指導してました」(中日二軍関係者)

確かに現役時代、落合GMのファーストの守備には定評があった。
「でも、落合さんは右利きですから、左利きの野本に指導するのはおかしい。野本も困ったみたいで、結局、佐伯(貴弘)監督と相談のうえ、落合さんのやり方は却下されたみたいです」(同関係者)

続けて、GMの熱烈指導のターゲットになったのは、ドラフト1位のルーキー、野村亮介投手だった。
「"まだ4月だ、焦るな""都市対抗のときのフォームが一番良かった。左肩が上がりすぎだ"など、熱心にアドバイス。自分の独断でドラ1獲得した選手で、活躍してくれないと困るんでしょう」(同)

社会人野球の都市対抗で活躍した野村投手は、落合GMが惚れ込み、鳴り物入りで入団。だが、現状、一軍で使えるメドさえ立っていないという。
「昨年のドラフトで当初、落合さんはDeNAが獲得した山﨑康晃投手を1位指名で動いていたものの、突如、"こっちがいい"と野村投手に切り換えたんです。で、山﨑投手はリーグトップの16セーブ(5月21日時点)を挙げ、"小さな大魔神"と言われるほど活躍。やっちまいましたね」(同)

何がなんでも挽回し、存在感を示さねば。きっと、こんな心情だろう。落合氏の行動は神出鬼没なので、球団スタッフも扱いに困っているという。
「ゴールデンウィーク中の5月4日、岐阜県での社会人との試合(ベーブルース杯)が雨天中止となり、ナゴヤ球場での練習に変更になった。そこへ落合さんが登場して、ルーキーたちに個別指導を始めたんです」(別の球団関係者)
「元のフォームに戻せ!」連発

まず、怪我でリハビリ調整中の石川駿内野手(ドラフト4位)をつかまえ、
「今日は、おまえに用があって来た」
「佐伯(二軍監督)に打撃フォームをいじられているようだが、オレがおまえを見て、良いと思ったから入団させたんだ」
「元のフォームに戻せ!」
と言い放ったという。他のルーキーに対しても、同じく「フォームを戻せ」の一点張りだったとか。

前出の江本氏がこう言う。
「一軍は予想に反し、頑張っています。落合GMもさすがに遠慮があり、一軍にしゃしゃり出られないから、二軍に来てるんでしょう。本人はオーナー(白井文吾氏)のお墨付きで、好き勝手できると思ってるんでしょうが、選手は(落合氏に)何を言われても、聞き流しておけばいいですよ」
と一笑に付す。当然、二軍でも、落合氏は目の上のタンコブだという。

「二軍の状況を知って驚いた落合さんが、頻繁に顔を出していたようです」
と言うのは、スポーツ紙デスク。"二軍の状況"とは昨年秋、本誌も、"暴力事件"を報じたが、佐伯二軍監督による横暴のことだ。
「選手を監督室に呼び、長いときは2時間も説教。遅刻した三ツ俣大樹内野手だったり……あと、武山真吾捕手がスマホを見ながらトレーニングしてるのを見て、本人に加え、トレーナー、コーチまで呼びつけたとか。監督室は"説教部屋"と呼ばれてます」(二軍関係者)

佐伯二軍監督の"熱血指導"が復活した裏には、さらなる事情があるようだ。
「もともと落合派だった佐伯二軍監督ですが、昨年のたび重なるトラブルでGMに見限られ、自分のクビが今年いっぱいになると危惧。そのために何がなんでも、結果を出したい。今では佐伯二軍監督は反落合派に転じ、谷繁監督との電話で"オレがクビになったらGMも道連れだ!"とキナ臭い話をしていたとも言います」(同関係者)

前出のスポーツ紙デスクが言う。
「谷繁監督は選手層が薄く勝てずじまいでシーズンを終え、退任。不祥事を起こした佐伯二軍監督は、いい頃合いで解雇。これが落合GMの描いた絵図ですが、考えがバレバレ。谷繁監督は、"自分は落合さんが監督復帰するための捨て駒"と漏らしているといいます」
ペナントの裏で、泥沼バトルは本日も展開中――!?

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