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バッシングで四面楚歌…大横綱・白鵬の逆襲が始まった!

[週刊大衆07月20日号]

バッシングで四面楚歌…大横綱・白鵬の逆襲が始まった!

バッシングの嵐が吹く中、、歴代最多優勝記録を持つ最高位は逆風"負けず、再び這い上がろうとしている!!

7月12日に初日を迎える大相撲名古屋場所(愛知県体育館)。新大関・照ノ富士の活躍が期待される一方で、注目されるのが横綱・白鵬(30=宮城野部屋)の巻き返しだ。
「実は白鵬は、ここ数場所見られなかったほど体調がよく、モチベーションも上がっています。先場所は不甲斐ない成績に終わり、一部で限界説が取り沙汰されましたが、名古屋場所では間違いなく優勝争いの筆頭といっていいでしょうね」(スポーツ紙記者)

白鵬のモチベーションが上がった理由は後述するとして、ここで先場所の白鵬を振り返っておこう。

5月場所は関脇・照ノ富士が12勝3敗で初優勝。大関昇進を決めたが、11勝4敗に終わった白鵬は通算35回目の優勝と、自身2度目となる7場所連続優勝の夢を絶たれる結果となった。白鵬が一場所で4敗以上したのは12年夏場所の10勝5敗以来、3年ぶりだが、
「先場所の白鵬は、数字以上に相撲内容の悪さが目立ちました。初日に逸ノ城に敗れたのはともかく、12日目は豪栄道に、14日目は稀勢の里にいずれも土俵際で逆転負けを食らっています。千秋楽の日馬富士戦では寄り倒されて、土俵下まで転げ落ちている。あれほど脆い白鵬の相撲は、ちょっと記憶にありませんね」(相撲専門誌ベテラン記者)

初日に逸ノ城に敗れたときは報道陣に、「恩返しされちゃったね」と軽口を叩く余裕があった白鵬だが、12日目に豪栄道に敗れてからは、千秋楽まで4日連続で報道陣に背を向けたまま、何を聞かれても無言と、まさに"冷戦状態"だった。そのきっかけは、ご存じのように今年の初場所でのこと。白鵬は尊敬する大鵬の記録を更新する33回目の優勝を飾ったが、優勝翌日の記者会見で審判部を痛烈に批判。このことで、白鵬は逆に世間からバッシングされ、審判部の親方衆ら相撲協会との関係も悪化した。

また、事の次第を大きく報じたマスコミとの関係も険悪になったのだ。
「白鵬は、初場所の稀勢の里戦に物言いがつき、取り直しになったのを受けて"子どもでもわかる相撲。もっと危機感を持ってやってもらいたい"と、審判部を批判しました。判定に異議を唱えることは相撲界の絶対のタブーであるにもかかわらず、横綱自ら禁を破ったわけですから、叩かれても仕方がないですよ」(同記者)

北の湖理事長は白鵬に厳重注意。だが、当の本人はバラエティ番組で一度、謝罪らしき言葉を口にしただけで、いまだに公式な謝罪や弁明をしていない。白鵬の傍若無人な振る舞いは、その後も続いた。
「自分に質問してきた報道陣に"どけ!""なに!"と声を荒げたり、巡業中に"シッ、シッ!"と犬を追い払うようなしぐさをしたり。何を聞かれても無視して、ひと言も口を利かない状態が続いてました。34回目の優勝を果たした春場所も、白鵬は15日間、テレビ以外のマスコミにはずっと背を向けたままでした」(全国紙相撲担当記者)

とても"平成の大横綱"とは思えない、子どもがヘソを曲げたような態度を取り続けてきたのである。だが、そんな白鵬が最近、やけに上機嫌だという。理由はズバリ、2020年の東京五輪だ。

6月20日、石川県小松市で「北陸新幹線開業記念巡業」が行われたが、会場を訪れた東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相は、「白鵬には東京五輪までやめるなと言ってある」と発言。白鵬も「お手伝いができれば光栄」と応じている。

「白鵬は五輪に対して特別な感情を持ってますからね。父のムンフバト氏はモンゴル相撲の横綱で、メキシコ五輪ではレスリング選手として銀メダルを獲得。モンゴル人初の五輪メダリストとなり、国民的な英雄です。父を尊敬している白鵬は五輪でメダルを獲るのが夢。白鵬バッシングが吹き荒れた今年2月頃には相撲界を引退し、モンゴルに帰国。レスリング代表として本気で五輪に出場することも考えたと、知人に話しているほどです」(角界事情通)

力士がレスリング選手に転向する前例は、あまり知られてはいないが……。
「白鵬が母国のレスリング代表選手とスパーリングしたときは互角以上に戦えたそうですよ。だから、1年ほど本格的なトレーニングを積めば、五輪でのメダルも夢ではないんです」(同)
白鵬が"不満"を募らせた真相

また、東京五輪の追加種目候補に相撲の名が挙がったときは、モンゴル代表として出場する気になったというが、相撲は一次選考で落選してしまった。代わって、今、白鵬が望んでいるのは東京五輪開会式で横綱として土俵入りを披露することだという。
現に白鵬は客員教授を務める拓殖大の講義で、
「東京五輪で横綱の土俵入りをするのが夢。5年後なので"う~ん"という感じはあるが、夢に向かって頑張っていきたい」と語っているのだ。

大鵬の優勝記録を塗り替えたことで「正直なところ、心にぽっかり穴が開いている」と明かしたように、今の白鵬は相撲に対するモチベーションが懸念されているのも事実。
その意味で、東京五輪での横綱土俵入りは、白鵬にとって大きなモチベーションになっているというのだ。

問題は5年後、白鵬が現役の横綱として君臨しているかどうかだが、スポーツジャーナリストの織田淳太郎氏は、こう太鼓判を押す。
「白鵬は股関節が柔軟で、ケガのしにくい柔らかな筋肉の持ち主なので、急激に衰えることはないでしょう。30歳は、力士としては若くないですが、近年はトレーニング方法などの改良によって、選手生命は飛躍的に伸びていますからね。大きなケガをしないことが大前提ですが、5年後も年に2場所、優勝するくらいの力が維持できるのではないか。それなら横綱としての面目も立つはずです」

続けて、相撲評論家の三宅充氏も、白鵬の実力をこう分析する。
「全盛期を過ぎたとはいえ、白鵬の実力は、やはり今の相撲界では頭ひとつ抜けている。重心が低く、懐の深い白鵬は負けにくい相撲が取れる力士です。ケガさえなければ、東京五輪まで現役を続けられる可能性は十分にありますよ」

もちろん肉体的な衰えはあるだろうが、近年の白鵬は肉体よりも精神面の不安定さが目立っていた。
「白鵬は将来、親方として協会に残る希望を持っていますが、父が国民的英雄なので、モンゴル人としての誇りが強く、国籍を捨てるつもりはない。一方、相撲協会も日本国籍でなければ親方になれないという現行のルールを変える気はない。白鵬には朝青龍引退後、一人横綱として八百長問題で揺れた角界を支えてきた自負がある。モンゴル国籍のまま一代年寄にしてくれても……という気持ちがあったはず。それが認められないとわかり、不貞腐れてしまった面もあるんです」(前出のベテラン記者)

白鵬の問題行動の背景には、そんな不満があった。
「だが、東京五輪という新たな目標ができたことで、白鵬のヤル気に再びスイッチが入りました。5年後に向けて、白鵬の逆襲が始まりましたよ」(同記者)

まずは、7月12日から行われる名古屋場所での"復活劇"に期待したい!

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