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自民党総裁選は大揉め必至!? 安倍首相を裏切る「要注意人物」マル秘リスト

[週刊大衆08月17日号]

自民党総裁選は大揉め必至!? 安倍首相を裏切る「要注意人物」マル秘リスト

支持率の急落で足元が揺らぎ始めた! 沈黙を守っていた面々がついに叛旗を翻すか!?

驕れる平氏、久しからず――我が世の春を謳歌していた安倍政権の前途に、巨大黒雲が垂れ込めている。
「安倍首相の力の源泉だった内閣支持率が、ここにきて急落。12年暮れの第2次安倍政権発足以来、初めて"すべて"のマスコミ世論調査で不支持が支持を上回りました。政権寄りとされる産経新聞でさえ、7月18~19日の調査では不支持が52.6%、支持が39.3%です。まさに同政権存亡の危機に立たされています」(全国紙政治部デスク)

そんな落ち目の安倍政権を象徴するような出来事があった。
新国立競技場建設問題で、首相から「計画を白紙に戻す」と、バッサリ斬られた五輪組織委員長の森喜朗元首相が、
「国が、たったの(建設費)2500億円も出せなかったのかね」
と、公然と嫌味。続けて、
「ソチ(五輪)は(大会経費が)5兆円かかっている。(20年の東京五輪は)最終的に2兆円を超すことになるかもしれない」
と、脅しとも取れる捨て台詞までかまされてしまっているのだ。
「森元首相は、いわば安倍首相の親分。その親分から突きつけられた"絶縁状"に、現在の首相の置かれている危うい立場が如実に表れています」(前出のデスク)

支持率急落で、野党はもちろんのこと、身内からの攻撃に晒される安倍首相。
「弱った犬を叩くのは、永田町の常道。ここにきて、牙を隠していた面々が一斉に下剋上の狼煙を上げ始めました」(反主流派の自民党中堅議員)

ほんの1か月前まで、9月下旬に予定されていた自民党の一大イベント、党総裁選での"安倍首相・無投票再選"の"約束"が、今や完全に反故。永田町は一大政変突入の様相を呈し始めたのだ。
まず、イの一番に「我こそは!」と叛旗を掲げたのが、女性初の首相を目指して"発情中(ヤル気満々の意味=永田町隠語)"の野田聖子前総務会長だ。

先日(7月25日)、安倍首相とともに国内外で働く女性が交流するイベントに出席した野田氏は、首相の「今後も女性の活躍に期待したい」との弁に猛反発。
「首相演説に続いて演壇に立った聖子氏は、"(安保法制審議に)120時間かけるのであれば、同様に(同氏持論の)少子化の問題にも同時進行で時間をかけていくべきではないか"と、首相の政権運営を真っ向から批判。聴衆のド胆を抜きました」(同会合を取材した全国紙政治部記者)

これだけではない。返す刀で、
「これからのリーダーは強いリーダーではない……(中略)……力強いリーダーは、ややもすると独裁してしまう」
安倍首相名指しでの批判は避けたものの、事実上、挑戦状を叩きつけたのだ。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「聖子氏本人はヤル気満々です。その意を受け、彼女のバックにいる古賀誠元幹事長(岸田派=宏池会名誉会長)も、"古賀別働隊"27人を使い、旗揚げ工作に邁進中といいます。今後とも内閣支持率低下に歯止めがかからなければ、即座に叛旗を掲げる準備に入りました」

その野田氏、55歳の誕生日(9月3日)を前にした9月1日に東京・千代田区の帝国ホテルで政治資金パーティの開催を予定している。
「その日が、反安倍の一大総決起大会となると見られています」(野田氏に近い自民党女性議員)
ヤル気剥き出しは、野田聖子議員だけではなかった。これまで、権勢を謳歌していた安倍首相を前に、
「首相の下に一致団結することが大事」と平伏し、9月総裁選に不出馬を表明していた石破茂地方創生担当相も、不穏な動きを見せている。
「"国民の安保法案への理解が進んでいない"と、首相の感情を逆撫でする発言をするなど、首相と距離を取り始めています」(政治評論家の浅川博忠氏)

前出の鈴木氏も、
「首相が国会答弁をしている背後で、石破氏がしばしば"おかしいな"と首を傾げている場面が、最近多く見られるようになってきました。こうした仕草ひとつ見ても、石破氏はもはや首相と心中する気持ちはないと見られています」

その石破氏は現在、"反安倍色"を隠さない自民党若手ホープの小泉進次郎復興政務官との強力タッグを再確認。
「進次郎氏は驕り高ぶる安倍政権に、"危機感を持って党を挙げて、少しでも理解を得られるように丁寧に、真摯に、謙虚に説明を重ねなきゃいけないなと、そう感じています"と真っ向批判する度胸の持ち主です」(進次郎氏に近い自民党若手議員)

また、原発再稼働一直線の安倍首相に「福島県内の原発は、全基廃炉にする。これは忘れちゃいけない」と、首相の意向などに一切関知しない、相変わらずの歯切れの良さを見せている。
「その進次郎氏と石破氏が決起連合軍を結成したと囁(ささや)かれています。今、彼ら石破氏側近たちは週1回のペースで会合を持ち、"いざ鎌倉!"を前に急ピッチでの出馬準備に追われているといいます」(前同)
谷垣が最後の大勝負に出る!

永田町動乱の予兆を前に、"喧嘩ができないお公家集団"宏池会の貴公子こと谷垣禎一幹事長も、たまらず勃起(ヤル気十分=永田町隠語)した。
「(前述の)石破氏同様、表面上は安倍従順の姿勢を崩していませんが、最近では政局の所々で安倍政治に対して難色を示し始めています」(ベテラン政治記者)

たとえば、安倍"親衛隊"議員たちの"マスコミ弾圧発言"(6月25日、自民党若手議員による憲法改正を推進する勉強会『文化芸術懇話会』席上)が露見した際には、安倍首相周辺からの"処分は穏便に"の圧力を無視。"温厚・谷垣"の仮面をかなぐり捨て、大ナタを振るったのだ。
「先の国会会期延長の判断時、首相周辺から上がった"延長は短期に"の声も無視。党幹事長として大幅延長を決断しました」(前同)

安倍首相の「谷垣さんも、死んだふりしてるけど、そうでもないんだな」との困惑のつぶやきを誘ったという。
「その彼が反安倍に踏み切る判断材料としているのが、8月15日前後に予定されている"戦後70年の安倍談話"の内容です」(同)

もし、それが中国の反日感情に再度火をつける内容なら、永田町きっての親中派とされる谷垣氏のこと、反安倍に立ち上がるのは必至だという。前出の浅川氏が言う。
「現在、谷垣氏は70歳。もし、この9月の総裁選を見送れば、党の年齢制限規定により、今後の出馬の芽は完全に摘み取られてしまいます。その意味でも、来る総裁選は彼にとってラストチャンスです」

政治家として一世一代、最後の大勝負到来だという。
そんな彼らと同様、ここにきて、さらにソワソワしているのが"政界一のクセ者"二階俊博総務会長だ。
「永田町守旧派のボスであり、同時にバリバリの親中、親韓派である彼は、中国や韓国など近隣諸国を大事にしながら経済交流を深め、相互発展していこうという信念の持ち主です」(リベラル派の自民党中堅議員)

この二階氏には政治家として譲れない一線がある。
「外交問題です。対中、対韓で、安倍首相がこれ以上のタカ派路線を続けるようなら、二階氏もブチ切れ、反安倍の狼煙を挙げるでしょう」(前同)
岩手県知事選が安倍の正念場

そんな二階氏を、安倍官邸は神経を尖らせ、注視している。
「彼は過去、新進党や保守党に籍を置き、そのときに与野党問わず幅広い人脈を構築してきました。中でも公明党とのパイプは太く、自公与党で憲法改正一直線の安倍首相にとって、まさに目の上のたんこぶである二階氏は、獅子身中の虫となっています」(前出のベテラン政治記者)
その二階氏、
「間合いが抜群で、喧嘩上手。とにかく、今の永田町で彼の右に出る駆け引き上手はおりません」(前同)

今、同氏は、反安倍を標榜する青木幹雄元参院会長や古賀誠元幹事長、大島理森衆院議長らと足繁く会合。
「安倍官邸は見て見ぬふりをしていますが、内心、その思惑を巡って疑心暗鬼。震え上がっているといいます」(同)

安倍首相を追い詰めにかかっているのは、彼らだけではない。
「首相が推し進めるTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に対し、林芳正農相は、"交渉は中身が問題で、期限を切ってやるものではない"と、強引な安倍執行部にノーを突きつけました。いつ反乱の狼煙を挙げてもおかしくない状況です」(農水省関係者)

また、この8月には辺野古埋め立て承認に「瑕疵あり」として、沖縄県が承認の取り消し作業に着手。安倍政権VSオール沖縄のガチ対決も目前に控えている。
「その安倍政権の正念場になると見られているのが、9月6日投開票の岩手県知事選です。同地を選挙地盤とする小沢一郎・生活の党代表は、共産党の志位和夫委員長と密会。共産党の独自候補に辞退してもらい、自公VS野党統一の選挙の図式構築に成功するなど、決選に向け準備万端です。もし、この戦いで与党陣営が敗れるようなことになれば、それは安倍首相の"終わりの始まり"となるでしょう」(反主流派の自民党幹部)

すでに永田町では反安倍のマル秘リストが飛び交い、大揉め必至となった9月の自民党総裁選。一寸先は闇の政界。安倍政権に明日という日は来るのだろうか?

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