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侍ジャパンで再び!? 阪神・藤浪晋太郎と西武・森友哉「最強バッテリー」の証明

[週刊大衆08月17日号]

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侍ジャパンで再び!?  阪神・藤浪晋太郎と西武・森友哉「最強バッテリー」の証明

高校時代に濃密な時を過ごした2人がプロに入て再び相まみえた。そして行く手に待ち受ける新しい舞台とは?

プロ野球選手最高の舞台とも言えるオールスター戦。
7月17日、その場で因縁の2人が対峙した。東京ドームのマウンド上には阪神のエース、プロ3年目の藤浪晋太郎(21)。左バッターボックスに立つのは2年目、西武の森友哉(19)だった。

大阪桐蔭が2012年に春夏連覇を果たし、甲子園で抱き合ったバッテリーが、全セ・全パを代表して相まみえたのだ。その結果は、
「藤浪の投じた2球目、153キロの直球を森がフルスイング。打球は高く高く上がり、ファーストの位置でドームの天井に当たったんです。解説の古田敦也さんも"東京ドームで天井に当たる内野フライは初めて見た"と驚嘆していました」(スポーツ紙記者)

と、記録上はファーストフライながら、観客を騒然とさせる一打だった。抑えた藤浪も〈あれも紙一重で、少しズレていたら看板直撃弾。天井に当てて球場を沸かせるあたり、タダでは倒れないヤツやなと(笑)〉(『週刊ベースボール』8月10日号でのインタビュー)と、後輩を称えている。

結局、第1戦は3回を無安打無失点に抑えた藤浪がMVPを獲得。森も第2戦では中日の大野雄大から本塁打を放つなど、今年の球宴は若武者2人のためにあったと言ってもいい。

ファンから最も多くの票を集めて出場を決めた森だが、その最大の魅力は、フルスイングにある。野球評論家の里崎智也氏が解説する。
「森はプロ選手としては、決して恵まれた体格ではありませんが、その体を最大限に生かす打撃技術を持っています。最短距離でボールを捉え、抜群のバットスピードで遠くに飛ばす。あそこまでフルスイングできる選手は、プロでもなかなかいませんね」

公称170センチの森だが、7月29日現在(成績は以下同)、打率2割9分1厘、47打点、本塁打13本は見事。高卒2年目までに2ケタ本塁打を放ったのは、65年のドラフト制度導入以降、5人目の快挙だ。
「掛布雅之、清原和博、松井秀喜、大谷翔平に次ぐ5人目ですからね。森がレジェンド級の才能の持ち主ということを証明していますよ」(民放関係者)

藤浪も前述のインタビューで〈自分が今まで対戦してきた打者の中で"しっかり振って、捉える"という能力で言えば、ナンバーワンだと思います〉と語り、大阪桐蔭の先輩で、昨年の打点王・日本ハムの中田翔も「本当にすごいバッターだと思います」と絶賛。

一方の藤浪も負けていない。ルーキーシーズンの13年に10勝6敗、2年目は11勝8敗と着実に勝ち星を重ね、今季も8勝5敗、奪三振132は両リーグトップとなっている。
藤浪が森の"阪神入団"を画策

藤浪の投球の生命線は、197センチの長身から繰り出されるストレートだ。前出の里崎氏は、
「スピードボールを投げられるのが一番大きい。いいストレートを持っているから、三振が取れるんです」
と分析する。

高校時代に藤浪の球を受け続けてきた森も、
〈高校の時から、ケタ違い。高校生はもう、かすりもせえへんくらい。プロ入っても、真っすぐでどんどん押していっているのが、すごいなと思いました。破壊光線みたいな最強の武器じゃないかな〉(『スポーツ報知』2015年1月1日号紙上での藤浪との対談より)
と、その威力を表現する。

お互いを認め合う藤浪と森の関係は先輩後輩という枠を超えているようで、7月18日に揃ってフジテレビ『すぽると!』に出演した際に藤浪が、
「森さんに打たれたら何言われるか分からないので、打ち取れてよかったです」
とコメント。先輩なのに、森に"さん付け"なのか? と問われると、
「いや冗談です。でも、それくらいの態度なもので」
と返した。一方、藤浪を何と呼んでいる? と聞かれた森は、
「藤浪さんです。ちゃんと先輩なので」
と答えたが、重ねて、心の中では? と聞かれ、
「晋太郎」
と、爆笑をさらった。

「とにかく、特別な絆があるのは間違いない。藤浪は、阪神の球団社長に森の入団を"ゴリ押しした"と自ら語っています。森の阪神入りは叶いませんでしたが、別な形でのバッテリー復活は十分あるでしょうね」(スポーツライター)

13年9月、U-18(18歳以下)AAA世界野球選手権大会決勝のアメリカ戦、日本は2-3で敗戦。主将の森は、最後の夏の甲子園、3回戦で明徳義塾に敗れたときにも見せなかった涙を流した。
「甲子園とは違って、今回は日の丸を背負っている。アメリカには、上の舞台でリベンジしたい」その舞台こそ、日本代表、侍ジャパンとなるはずだ。
「侍ジャパンの最終的な標的は17年WBCでの世界一奪還です。森も、そこでアメリカへのリベンジを果たしたいでしょう」(ベテラン野球記者)

11月の国際大会『プレミア12』での日本代表第一次候補に、藤浪、森はともに選出されている。
森は前述のテレビ番組で、藤浪に期待することとして〈侍のエース!!〉という言葉を掲げ、先輩にこうエールを送った。
「日本代表として、またエースで、ぜひ投げてもらいたいと思ってます」

そして"その球を受けるのはオレしかいない"と、心の底から思っていることだろう。

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