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百貨店から警察まで……知らなきゃよかった!? 業界「裏用語」辞典

[ヴィーナス6月2日号]

百貨店から警察まで……知らなきゃよかった!? 業界「裏用語」辞典

古来より、他人に聞かれてはいけない言葉を伏せるために使われてきた「隠語」。
実は現代社会でも、それは多用されているのだ。
その一部を今回紹介するが、それでアナタが傷ついても本誌は保障しないので、覚悟してご一読いただきたい。


百貨店・スーパー編

■ウロコ(うろこ)
B級品や不良品のこと。あらかじめ、B級品として値段を下げて売ってくれていればいいが、なかには、知らないフリをして通常商品に混ぜて売ってしまうこともある。

■下代(げだい)
仕入れ値。店員同士の会話でこの言葉が聞こえたら、仕入れ値を知ることができるかもしれない。ちなみに「上代」は希望小売価格。

■在庫処理(ざいこしょり)
一部の店舗では、万引き犯のことを「在庫」と呼ぶ。「在庫処理に行ってきます」と聞こえたら、その店員が万引き犯の対応に行くときかもしれない。

■BGM(びーじーえむ)
店内ではさまざまなBGMが流れているが、なかには意味を持つものも多い。店外での降雨を知らせる『雨に唄えば』『雨に濡れても』は有名。ほかにも、両替や掃除のタイミングを伝えるもの、爆破予告を知らせるものまである。

■横浜(よこはま)
トイレ。横浜市の市外局番が「045」だからというが、「横浜行ってきます」は違和感しかない。他にもトイレを指す言葉には「5番」「電話」「レコーディング("音入れ"が転じて"おトイレ")」などがある。

飲食店編

■兄貴(あにき)
古い食材。新しい食材(「弟」)より長く店にあることから。厨房から「今日は兄貴ばっかりだな」と聞こえた場合は、素材重視のメニューは避けたほうがいいかもしれない。

■事務所に入ります(じむしょにはいります)
休憩に入ること。飲食店においては事務所で休憩することが一般的であることから。

■中バシ(ちゅうばし)
中間バッシングの略で、食事中の客の空いた皿を下げること。「バッシング」はテーブルを綺麗にすること。店員がやたらと皿を下げたがったり、料理を勝手にまとめたがるときは、この指示が出ている。

■沈没(ちんぼつ)
忙しくて、店が回っていないこと。料理やドリンクが出てこない、なかなかオーダーを取りにきてくれないなど、客にとっては避けたいタイミング。

■虹(にじ)
ゴキブリ。飲食店では絶対に口には出せないタブーな言葉であるため、隠語が必要となる。店によって、「花子」「宝石」などと変わる。

家電量販店編

■11番(じゅういちばん)
ある量販店で、換金目的の客を指す。意外と普通の見た目の人が「11番」と呼ばれていたりする。また、別の量販店では偽造カード注意の警告を表す。

■15番(じゅうごばん)
利益率の高い商品のこと。商品を店員に紹介してもらう際、他の店員から「そのお客さんに15番お願いします」と言われたときは、ムダに高い商品を売りつけられるかもしれない。

■80番(はちじゅうばん)
有事の際の店内の緊急配備態勢を要請する。これは隠語にすることなく、速やかにお客さんにも公開してほしいのだが。

■88番(はちじゅうはちばん)
従業員に、笑え、という指示。この指示を受けてのムリヤリの笑顔で接客されても、うれしくもなんともないだろう。

■889番(はっぴゃくはちじゅうきゅうばん)
"ハヤク"帰ろうという意味。店員同士の会話で、この番号が行き交っていたら、商品説明を求めても適当にあしらわれるかもしれない。

交通機関編

■車内点検(しゃないてんけん)
電車や駅でよく聞くフレーズの一つ。車内で発生したトラブルの対応を意味するが、実際には、そのほとんどが痴漢だという。

■急病人(きゅうびょうにん)
これも、駅構内でよく聞くフレーズ。実際に急病人が発生した場合もあるが、多くの場合は酔客の嘔吐処理だそうだ。このアナウンスを聞いて「気の毒に」と思った多くの人はいたたまれない。

■線路内に立ち入ったお客様(せんろないにたちいったおきゃくさま)
鉄道での自殺未遂。自殺しようと飛び込んだものの、タイミングがずれたり、早まったりするパターンか。また、酔客が千鳥足のままに落ちてしまうことも。

■お化け(おばけ)
タクシーでの長距離客。休憩中のタクシー運転手が「今日は、お化けが2人も乗ったよ」と言っても、怖がる必要はない。ちなみに、バス業界における「幽霊」とは、満席にもかかわらず、乗ろうとする客のこと。座れる席=足場、転じて足がないことから。

■忘れ物(わすれもの)
タクシー業界での忘れ物とは、指名手配犯や犯罪者を意味することがある。会社によっては「大きい忘れ物」などと少し変えるという。もし、無線で運転手が「大きな忘れ物、保管しています」と言っていたら、あなたがそう思われているかもしれない。

■N(えぬ)
警察が道路に設置している「自動車ナンバー自動読取装置」(Nシステム)のこと。道路の、どの地点を何時何分に通過したか、警察側に記録が残るため、我々一般人以上に「運び屋」は気をつける。

警察編

■ガサ入れ(がさいれ)
家宅捜索。新聞や一流週刊誌では使ってはいけないとされるが、本誌の兄弟誌である『週刊大衆』では頻出する。

■可愛がり(かわいがり)
新人警察官や、人事異動で新しい部署に入った捜査官を歓迎する、伝統儀式。特に大阪府警のものは、報道でも大きく取り上げられるほどダイナミック。

■お礼参り(おれいまいり)
逮捕した犯人が、裁判・服役後に復讐に来ること。なかには"お礼"を辞退すべく、事件を見逃してあげる謙虚で優しい捜査官も相当数いるとのこと。

■ノルマ(のるま)
公務員でありながら、民間企業さながらに年功序列を見直そうとする自発的な制度。一般サラリーマンはノルマをこなすために自腹で商品を購入したりするが、捜査員は事件をでっち上げてでも結果を出すほど真摯に取り組んでいる。

■弁当(べんとう)
執行猶予。常に持ち歩いており、食べたくなってしまう弁当と掛けたものである。"弁当持ち"とは執行猶予期間中にある人間を指し、逮捕すれば長期の刑罰に持っていきやすい。

■面倒を見る(めんどうをみる)
夜の店や裏カジノなどが、保険として、毎月"保険金"を手渡しで払って、経営の安全性を得る。どんな代紋より、「桜の代紋」が最も効果的らしい。

百貨店から警察まで……知らなきゃよかった!? 業界「裏用語」辞典

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