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パチンコの「現行機ナンバーワン機種」は本当に勝てる台なのか? パチプロが見た『CRルパン三世』の実力


現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第7回 目玉機種『ルパン三世』のココに注目すべし!


台にタバコを置いてトイレから戻ってみると、あれっない!? 台と玉はそのままなのにタバコとライターだけを盗まれたことが三度ほどあるパチプロ・アンドレです。セコイ泥棒がおるもんですのう……。

誰もが知る華麗なる大泥棒といえば、「CRルパン三世」のシリーズ8作目『I'm a super hero』がホールに導入されています。大人気&超注目機種なのですでに打たれた方も多いのではないかと思います。

わしにとって『ルパン三世』は思い出深いアニメです。44年前のテレビシリーズ第1作から観てました。ルパンのワルサーP38と次元のコンバットマグナムをモデルガンで集め、修学旅行先の奈良・京都では斬鉄剣よろしく土産品の木刀を買い、『カリオストロの城』をマネて家の屋根から走り下りたこともあります(笑)。

パチンコになったルパンも打ちまくりました。特に初代はとても長く追い続けた機種です。面白くて稼ぎまくった最高の名機でした。それからシリーズを重ねるにつれ洗練さを増し、前作の『消されたルパン』は空前の大ヒット作となりました。それを超えるべく登場した今回の最新作、さっそくわしも打ってみました。

台
『ルパン三世~I'm a super hero~』
(平和)
●大当たり確率:1/394.8
 →確変中:1/77.3(ST 130回転)
●ST突入率:60%
●ST継続率:82%



これだけの注目機種なだけに、いかほどのポテンシャルなのか、パチプロとしてもぜひ見極めておきたいところ。存在感バツグンの大型ハンドルに圧倒されつつ、打ち始めて数回転、いきなり複製人間マモー図柄が停止。このタイミングで大当たりや潜伏確変突入になる可能性があるのですが、残念ながらここでは小当たりでした。その数十回転後に再び複製人間図柄が停止して「またか」と思っていたら、右打ちのナビが出現。何と大当たりです!

正直よくわからぬまま右打ち消化、そこそこの出玉を得て「ゴールデンタイム」突入です。今だから言えますが、わしはずっと確変だと思い込んでいて、100回転当たらずで通常画面に戻って初めてこれが時短だったことを理解しました(笑)。

その後600回転を過ぎたあたりで、ようやく本物のV確変「スーパーゴールデンタイム」を獲得。7連チャンでちょうどチャラになったので、試し打ちはココまで。プロなのにショボイと思われそうですが、知りたかったポイントは押さえられたのでこれで十分です。

さて、肝心の実力はどうでしょうか? まずは液晶画面の大きさに驚きます。そして釘が少なく、プラスチック製の部分が多いのが特徴です。このような構造はプロのテクニックを持ってしても、他人に差を付ける打ち方が難しい。

逆に言えばアドバンテージが少ない分、一般客には有利であるとも言えますので、その点はオススメできます。ただしイマイチ回らないようなら早めの見切りがいいでしょう。導入店も多いので、積極的な店移動が勝機となる可能性もあります。

演出面はとにかくカッコイイの一語に尽きます。ド派手に動いて光るので、常に目が離せません。何十年とパチンコを打っていても新作ルパンの斬新さには驚かされます。どこまでが予告でどこからがリーチなのか、少し打ったくらいではちょっとわかりにくいのですが、むしろそういう細かい部分は気にせんほうが楽しく打てると思います。演出構成も奥が深いので、打ち込みがいがありそうです。

パチンコ台としてもルパンシリーズとしても究極の完成度になっているのですが、個人的にひとつだけ気になる点があります。それは『爆発的に売れすぎた』ことです。ホールの大小を問わず相当な台数が導入されています。いきなり1パチコーナーに大量導入しているホールも多数。客側にとってはいろいろ選べますし、いつどこの店に行っても打てるという点ではありがたい。

しかし、それだけに飽きられやすい可能性もあります。例えるなら数年前に大流行した「食べるラー油ブーム」がそれです。一度火が付いて品切れ状態が続くほど人気が加速していきますが、市場への大量供給が始まるとブームは急速に衰えていきます。人気と品薄感は絶妙に連動しているのです。

パチンコも同じで「地域最速導入」「最多導入台数」にこだわっているホールは飽きられやすいリスクを承知で導入しています。導入初日から利益確保や転売を視野に入れている場合が多く、“勝ちやすさ”につながらないことも多いのです。

その反面、ふだんは最新機種の入れ替えを頻繁に行わないホールに、ルパンのような注目機種が導入された場合は要注目です。強豪ホールと同じスタートラインに立てるチャンスはめったにないので、かなり気合いを入れてくる可能性があります。このような傾向はルパンに限らず大人気シリーズ機種ならではの逆転現象とも言えます。

近所のホールにどのくらいの台数がどのくらいの軒数で導入されているか、そこから勝利へのカギを読み解くことができるかも知れませんよ!


(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV


■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。




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