日刊大衆TOP コラム

岩井志麻子が体当り取材!「サラリーマン練炭自殺現場」心霊スポット巡礼ツアー

1isii1

岩井志麻子のあなたの知らない路地裏ホラー
岩井志麻子が体当り取材!「サラリーマン練炭自殺現場」心霊スポット巡礼ツアー



横浜の三和交通というタクシー会社がちょっと変な、いや、おもしろいツアーを行っているとのことで、物好きな双葉社の編集者と私は取材に出向いた。


なんと、心霊スポット巡礼ツアーだ。本当に事件や事故のあった現場で、なおかつ「出る」と評判の場所を運転手さんがガイドも兼ねて回ってくれる。何人乗っても6000円。4人で行けば1人1500円。それで一生もののネタをつかめるし、運がよければ? 本物の怪奇現象や幽霊にも遭えるのだから、この2時間ツアーは安くてお得といえるだろう。

広報の瀧口さんも、「おもしろがりの社長が採算度外視で企画したんです」とうれしそうだった。彼もいい味出していたが、実際に運転して案内してくれたドライバーの落合さんが、これまた味わい深かった。

昔、仕事とは関係ない事故で死にかけたとき、本当に三途の川を見たとか、意識が戻ったら様々な死者に顔をのぞきこまれたとか、運転しながら楽しそうに話してくれた。

ちなみに、300人を越えるドライバーの中で、このツアーをやれる運転手は彼を含めて2人だけだそうだ。あとの人たちはみんな、怖いからと断るらしい。


ともあれ私と編集者は、まず誓約書を書かされた。要するに、霊障があっても祟られても呪われても、責任持てないよ、ということだ。

夏とはいえ、7時を回れば夕闇に包まれてくる。それらしくなってきた雰囲気の中、まずは「男性会社員が練炭自殺をした現場」に連れて行かれた。彼は停めた車の中で亡くなっていたのだが、今もそのあたりでよく目撃されるそうだ。


落合さん曰く、
「なぜかここで幽霊見たり、嫌な感じを受けるというのは男性の方が多いですね。仕事で悩んで死んだサラリーマンの悲哀と、気持ちがリンクするんでしょうか」



岩井志麻子(いわい しまこ) プロフィール
1964年12月5日生まれ
A型
高校在学中の1982年、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入選。少女小説家を経て、1999年『ぼっけえ、きょうてえ』が選考委員の絶賛を受けて、日本ホラー小説大賞 を受賞。 半生を赤裸々に語るトークや「エロくて変なオバチャン」を自称する強烈なキャラクターが注目を集める。

岩井志麻子が体当り取材!「サラリーマン練炭自殺現場」心霊スポット巡礼ツアー

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

  • 【岩井志麻子】好色OL殺人事件vol.4 冷たい肌の女性が横に寝ていて… 【岩井志麻子】好色OL殺人事件vol.4 冷たい肌の女性が横に寝てい…

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.