日刊大衆TOP トレンド

ポイントカードは「現代版打出の小づち」!? 活用テクを徹底研究!

[ヴィーナス9月4日号]

ポイントカードは「現代版打出の小づち」!? 活用テクを徹底研究!

もっと画像を見る

世の中には、近所の薬局やスーパー、あるいは風俗店のものまで、ありとあらゆるポイントが存在する。
「そんなポイントを貯めてタダでハワイに行こう!」
こんな陳腐なフレーズを言われても、戸惑うだけだろうが、これが誰にでも実現の可能性が非常に高いのであれば、どうだろう。

ここで、ひとつ、思い出していただきたい。
アナタの周りで、同じくらいの年収なのに、長期休暇のたびに海外を優雅に飛び回っている、同僚や友人はいないだろうか。
実は、同じ年収の人間よりも、海外旅行に多く行く方法が5つある。
1つ目は、副業や宝くじなどで収入を増やすこと。2つ目は、支出を減らすこと。3つ目は、絶大なるコネを作ること。4つ目は、空を飛べるようになること。そして5つ目が、「ポイント活用」なのだ。

最初の4つは、そうそう簡単にできるものではないが、ポイント活用は、わずかなひと手間をかければ誰にでもできる。しかも、本記事担当編集の調査では、前述した長期休暇のたびに海外旅行に行く人の73%が、そうなのだ。
では、ポイント活用術とはいったい、どのようにすればいいのか。その極意をまとめたので、ぜひ、実践していただきたい!
クレカ払いを選択しポイント三重取り!

まず、注目したいのが「共通ポイント」だ。これは、企業や業種の垣根を越えて溜めることのできるポイント。1つの店では貯まりにくいとしても、それが2つ、3つ、4つと増えていけば、貯まりやすくなるのは自明の理。我々、一般消費者にはメリットしかない。

特に、着目したいのが「Ponta」「Tポイント」に加えて、新興の「Rポイント」を含めた3つ。上の表のように、それぞれ"お抱え"の店が違うので、どの店で、どのポイントが貯まるのか、確認しておきたい(下の表組を参照)。


そして、いざ買う際に大切なことがある。それは、現金ではなく、クレジットカード(以下=クレカ)で支払うこと。というのも、最近は、JCBやVISAなどブランドによって違うが、利用額に応じてポイントが付与されるからだ。

そのため、クレカで購入すると、通常ポイントとクレカのポイントの両方が溜まるので、ポイントの"二重取り"ができるわけ。
しかも、年間利用額が多ければ多いほど、ポイントが貯まりやすくなり、JCBの場合、50万円以上利用ならポイントが10~20%アップ、100万円以上なら20~50%アップ、300万円以上であれば25~60%もポイントが余計に追加されるのである。

さらに注目したいのが、クレカの種類。多くの企業がクレカを発行しており、それによって貯まるポイントや特典が異なる。
もし、海外旅行が目的であれば、ANAやJALが発行するカードがオススメで、利用すればするだけマイルが貯まり、ポイントの"三重取り"や"四重取り"すら実現するのだ。

ANAの場合、東京-ホノルル便に必要なマイルは3万5000マイル(ローシーズン)。通常、ANAカードでは1000円決済すると10マイル貯まるので、ざっくり言うとANAカードで350万円分(1か月30万円分弱)の買い物でタダでハワイに行ける計算となり、(燃油サーチャージが別途必要)東京-ソウル間は1万2000マイル(120万円分=1か月10万円利用相当)となる。

前述したクレカブランドのポイントもマイルに移行可能なので(JCBポイント= Oki Doki ポイントは、「1ポイント=ANAの3マイル」で交換可能)、1か月に7~9万円利用すればソウルに行ける計算になる。

航空券だけでなく、海外に行けばホテルやレンタカーなどの費用もかかってしまうが、これも、ポイントで相殺可能。共通ポイントには、レンタカー会社(ニッポンレンタカー、オリックスレンタカーなど)や旅行代理店(楽天トラベル、H.I.Sなど)と提携しているものもあるからだ。

他に押さえたいのが、ホテル予約の「hotel's.com」。最大のメリットは、10泊すれば1泊無料になること。国内のホテルに関しては割高料金になりがちなのでオススメできないが、海外のホテルでは国内の代理店よりも低い値段を提示してくれるので、重宝するだろう。
保有するクレカには厳しくランク付け!

いよいよ"無料海外旅行"への道筋が見えてきたが、実は、闇雲にポイントを集めればいいわけではない。『兵法』にもあるとおり、避けるべきは"兵の分散"で、同様にポイントも"集中"させたほうがいいのだ。
そのために必要となるのが、ポイントとカードのそれぞれの"ランク付け"。
つまり、どのポイント・特典を優先して獲得すべきか、そのために、どのカードを"スタメン"や"控え筆頭"にするかということ。

これまで、クレカで支払う際に、特に意識せずにカードを選んだことはないだろうか。1か月のカード利用額を10万円と仮定して、それをANAカードで支払っていれば、本来なら1年経たずにソウルの無料航空券を得られるはず。ところが、2種類以上のカードを無作為に使っていては、それが得られることはない。

そこで、無料海外旅行を目的とするのならば、当然、ポイントを「マイル」に換えられることを第一とし、支払いをそのためのカードですべきなのだ。その際、公共料金の支払いをそのカードに集中することをお忘れなく。

また、多くの航空会社のクレカは、1枚しか保持できないことが多く、それはJCBやVISAなどのブランドも1つだけを選択することになる。一方で、すべての店ですべてのクレカブランドを使えるわけではない。そこで、用意すべきが控え筆頭のカード。これをどんなカードにするかは、いくつかの考え方がある。

「海外旅行に行く」という目的以外の別な目的に適したカードにするパターンや、海外旅行先のホテルやレンタカーなどで有利になるカードを持つ場合などだ。よく考えて、結論を出していただきたい。
書籍の値段の10%がポイントで戻る秘術

また、ポイントと還元率・値引きの見極めも慎重に行いたい。
たとえば、クレカによってはカード利用で2~5%引きとなっている場合もあり、その魅力に惹かれて自分のスタメンや控え筆頭以外のカードで支払いたい欲も出てくるだろう。
しかし、1万円の買い物をする際、3%引きであれば300円お得になるが、ANAカードで支払えば、100マイル以上貯まる。
300円と100マイル。
どちらを優先すべきかは、アナタの考え次第だ。

とはいっても、還元率や値引き額のほうが明らかに得になるのに、ポイントを優先してしまうような、ポイントに飲まれることは避けたい。「キャッシュバック」や「還元率倍増」などキャンペーン開催時にこのようなミスが起きがちなので、キャンペーン情報を常に確認し、少し先の予定まで把握することに努めたい。

さらに、物によっては、お得なサイトや店が存在することもある。「ヨドバシ.com」が、その一例だ。書籍は「値引き」が禁止されているが、同サイトでは、値段の10%をポイント還元してくれるのだ。
また、『兵法』に「戦いは正攻法で敵と対峙し、奇襲でこれを破る」とある通り、時には奇襲も必要だ。

飲み会で支払いのまとめ役や幹事を引き受けたり、あるいは、同僚や知人、両親の買い物を自分のカードで支払いをしてもらうことで、年収以上の支出とポイント貯金が可能になる。
このように、徹底してポイントを貯めていけば、誰でも年に1回のハワイ旅行は当たり前。それどころか、毎月、あるいは毎週、ハワイに飛ぶことも不可能ではないのだ。
ぜひ、わずかな手間で年収以上の生活を手に入れていただきたい!

ポイントカードは「現代版打出の小づち」!? 活用テクを徹底研究!

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.