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第43回  “美人過ぎる元八王子市議”政治キャスター・佐野美和がゆく ! ズバッと斬り込み一刀両断!! 「ムネオ先生に訊け!」

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美和 先日、TPPが大筋合意ということになりましたが、貿易や農業などの各分野、国民生活への影響など、宗男先生の見解を伺いたいと思います。

宗男 TPP交渉においては「国益を守れなければ、交渉から離脱する」というのが当初の政府の方針だったんですがねぇ。そういう国会決議だってあるんです。農林水産委員会でも「関税の撤廃は認めない」と…。現段階では関税撤廃の枠は決まっているけれど、毎年引き下げられていくんです。最後は、関税撤廃なのです!

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美和 輸入品が激安で入ってきてしまうと、国産の農産物を食べなくなってしまうということですね?

宗男 「日本の主張は通った」と甘利経済再生相は大見栄を切ってたけれど、100のウチ7・8割が通ったならばいいですが、私から言わせれば今回の交渉では、3割くらいですね!日本が追い詰められた“厳しい結果”なんですよ!!

美和 そんなにダメな感じなんですか?

宗男 「日本の主張は通った」「守られた」とか言うけれど、それならばなんで直ぐに全閣僚による「対策本部をつくる」と言ってるんですか?

美和 対策本部ということは、日本にとって“分が悪かった”ということですか?

宗男 “分が悪い”から、農家に対して支援策を講ずると言っているんですよ!それなのに記者会見で偉らそうに「これは21世紀に誇れる決着だ」と。ちょっと“頭に虫入っている”んじゃないですか!? 農業だけでなく、すべての産業が40年、50年と後継者がやっていけるというのが大事なんです。そういった意味では“言っていることと結果はまったく異なもの”だと思いますよ。

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美和 TPPも安保も、忘れた頃にやってくる~(笑)。なんといっても農業重視の自民党としては、支持層にこれからどうやって申し開きしていくか?ということですよね。

宗男 国会決議をないがしろにしている(怒)。“政治が無い”と思いますね!

美和 国内で決議されたことがアメリカの前では言えなかったということですかね?

宗男 アメリカに気兼ねしすぎです!TPPはアメリカにとっては非常にプラスになるんです。もう、アメリカの貿易額が10兆円膨らむだとか、100万人の雇用につながるだとか言ってますよ。じゃあ「日本にメリットがあるのか?」と言ったら、無い。鈴木貴子代議士が質問書を提出しているんです。「何がプラスで何がマイナスか、きちっと数字をあげて示せ」と。それに答えてないんですから。

美和 なんで政府は答えないんですか? じゃあ、みんなマイナスなんですかね??

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宗男 「日本のプラスになるように頑張る」みたいな話だけで、具体的に数字をあげていないんですよ。「これがプラス、これがマイナス」と。

美和 トヨタ自動車みたいな輸出産業のところだけは恩恵を受けるんですよね?

宗男 たしかに輸出産業は関税が無くなるからいいって言いますよ。ただ、その関税額はたかだか1000億円か2000億円なんですね。しかしその一方で1兆円とか2兆円のマイナスになったらどうするんですか?

美和 結局、収支でマイナスですよね。

宗男 保険制度から医療制度まで、すべてにひっかかってくるんですから。これもう“弱肉強食”。“アメリカ型の新自由主義”の思想の上でのTPP交渉ですから。

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美和 「アメリカ合衆国 日本州」にした方がいいですね(笑)。

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宗男 「日本が50番目の州」と言われますよ!これも根本はエネルギーなんです。エネルギーをアメリカに頼っているところに日本の弱みがある。

美和 「日本はロシアと組むべき」というのが、宗男先生の持論ですよね。そもそも参加すべきかどうかは、宗男先生はどういう見解なんですか?

宗男 交渉に入るのはいいにしても「国益にそぐわないならば脱退も辞さず」ということですよ!

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美和 何かアメリカに対して“借り”があるんでしょうか?

宗男 ないけれども、国際交渉事というのは、いったん入ちゃうとまとめようという方向になっちゃう。これが怖いんです。

編集 ニュージーランドの代表なんか、ケツまくるぐらいの感じで交渉に臨んでいました。

宗男 ニュージーランドの場合は、論点は「乳製品の一点」なんですよ。それが国益ですから、強く出るわけです。

美和 そこだけは守りたい!と。

宗男 ニュージーランドと違って、日本の場合は幅広いんですね。政府から言わせれば、農業という一産業が「4」くらい。他が「96」なんですね、ウエイトが。日本は“輸出立国”ですから。だから、そこらへんやっぱり軽く見ているんじゃないかと。しかし、それをカバーするのが政治だと思うんですね。

美和 アメリカは自分のところのモノを売りたいと。
宗男 いわば「アメリカ中心のひとつの経済権益をつくる」というのがTPPですよね。これ、国内の産業対策が大変ですよ。お金もかかります…。

美和 自民党の人気に陰りがでちゃいますね。農家の支持層が多いわけですから。

宗男 来年の参議院選挙にも影響してくると思いますね。

編集 今後、農家からの支持を減らさないために、また補助金とかバラマキ政策が行われそうですね。

宗男 私から言わせれば“無駄な金”です!生産性のある金じゃなくて“維持するため”にしか使えないんですから。安倍さんは「農業を成長戦略にする」と言っているんです。しかし成長戦略にするには就業者が増えないと。「なんで減ってるんですか?」と言いたい。人が減るということは、先行きがないからですよ。

美和 「TPP問題」は、安倍政権よりも前の民主党政権の時代もやっていましたよね。

宗男 菅直人が言ったんですよ。それで参議院選挙負けたんです。菅は頭がカラッポなんです。だから“カンカラカン”とよく言われました。アメリカの大統領選挙で間違ってトランプとかいう“カードみたいな”男が大統領になったら大変ですよ(笑)。共和党ですから強く出てきますから。日本なんかやっていけませんよ!怖いですよ!!

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美和 「カードみたいな男」(苦笑)。本日は「日本の危機」に対して、我慢ならない宗男先生でしたぁ!

宗男・美和 ズバッと一刀両断「ムネオ先生に訊け!」

キメ




※当企画では、日刊大衆読者のみなさんの日頃の悩みのご相談だけでなく、宗男先生にズバッと斬ってもらいたい事も大募集しております。佐野美和さんを通して鈴木宗男氏に相談したいことやくだらないこと、どんなことでも全然OK! ご応募お待ちしております。

>宛先はコチラ<



佐野 美和(さの みわ)プロフィール
1966年12月16日生まれ
政治キャスター。伝説の番組「オールナイトフジ」にオールナイターズとしてレギュラー出演。92年度ミス日本受賞。1995年28歳で、八王子市議会議員当選。<美人すぎる市議>として脚光を浴びる。
2002年より政治キャスターとして国会議員にインタビュー。
現在はustream「会いに行ける国会議員みわちゃんねる突撃永田町!」で政治キャスターを務める。国会議員へのインタビューは、のべ400人以上。TV、ラジオの広告代理店㈱チェリーブロッサムの経営も手掛ける。

鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

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