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インスタント食品を食べると健康になるって本当か!?

[ヴィーナス11月03日号]

インスタント食品を食べると健康になるって本当か!?

 早い! 安い! 美味い! 三拍子揃った人気フードが実はダイエットにもイイって知ってました!? これまでの汚名を返上すべく、驚異の真実に肉迫! 食欲そそるアレンジレシピも必見。

 体に悪いとは思いつつ、ついつい手が伸びるのがインスタント食品。だが実は、そんな罪悪感はまったくの無駄だという。「ポテトチップスや甘いものをダラダラ食べるくらいなら、カップラーメンを1杯食べたほうが、満足感もあって、カロリーも抑えられます」と驚愕の発言をするのは、フードジャーナリスト。

「カップ麺は種類によっては、1杯300キロカロリー台。対して、ポテトチップスは500~570キロカロリーです。コーヒーショップで売られているフラペチーノは、たったの1杯で500キロカロリー台のものもあります。一概にインスタント食品=太るとは言いきれません」(前同)

 確かに、満腹度で比べれば、インスタント食品のほうが、低カロリーでも満足できる健康食材と言える。「サラリーマンのお昼の定番の丼ものや、肉と揚げ物がたっぷり乗ったスタミナ弁当は800~900キロカロリーのものもあります。成人男性の一日の適正カロリー量は1500キロカロリーですから、夕食や間食もとることを考えれば、すぐにオーバーしてしまいます。重めの昼食をインスタント食品に置き換えるだけでも、摂取カロリーは半分以下に抑えられるんです」(同)

 太るイメージの強いインスタント食品が、ダイエットにつながるとは実に意外。また実際に、インタント食品を食べ続け、長生きした例も存在する。「日清食品の創業者で、チキンラーメンの生みの親である安藤百福さんは毎日、自社のインスタントラーメンを食べていたそうですが、96歳という大往生でした」(経済誌記者)

 このように、決して健康を害するとは言えないインスタント食品。だが、なぜ世間では、こんなにも悪者扱いされているのか。「一番の原因は塩分量の多さです。60キロの体重の方の場合、塩分の一日の許容摂取量は約6グラム。対して、カップ麺に含まれる塩分はだいたい5~6グラム台と、1杯食べただけで、許容量をオーバーしてしまいます」(栄養士)

 ご存じの通り、塩分の摂り過ぎは高血圧やがんの原因にもなる。「それゆえ、塩分量さえ注意すれば、インスタント食品で長生きすることは可能と言えます」(前同)

 まず、長生きできる食べ方として、最も重要なのは、"おつゆを残すこと"だという。「おつゆには塩分が大変多く含まれますし、麺を揚げたときの油も流れ出ています。おつゆを飲まないだけでも、塩分量を半分に減らすことができます」(同)

 それに加え、「麺が伸びないよう、素早く食べることも重要です。麺がおつゆを吸ってしまっては、おつゆを残しても意味がありませんから」(同)

 また、カロリーをさらに抑えたいという人は麺の種類にも注目すべきだという。「油揚げ麺よりノンフライ麺のほうが、カロリーは低めです」(同)

 しかし、油揚げ麺の場合でも、カロリーを抑える効果的な方法があるという。「かやくや粉末スープが、別の袋に入っているタイプに限り、有効なやり方ですが、まず、お湯を必要な量の2倍沸かします。次にカップから、かやくと粉末スープを取り出し、規定量のお湯を注ぎます。指定時間の約1~2分前になったらフタを開け、注いだお湯を全部捨てます」(同)

 こうすることで、麺にしみ込んだ油や防腐剤が流れ出るという。「半分茹で上がった状態の麺に、かやくと粉末スープを振りかけて、よく混ぜたら、再び規定量のお湯を注ぎます。さらに1分待てば、できあがりです」(同)

 さらに、油揚げ麺の場合、酸化させないことも健康のコツだという。「酸化した油はアレルギーの原因となったり、老化を促進するなど、体に良くありません」(同)

 腐らないのがインスタントの利点とはいえ、油をこれ以上酸化させないためにも、買ったらなるべく早く食べるほうが良いという。「高温であるほど、酸化が加速するので、長期保存したい場合は冷蔵庫に入れておくといいでしょう。また、より新鮮なインスタント食品を手に入れるためにも、利用者が多く、商品の回転が早い店舗を利用するのも裏技です」(同)

 また、プラスチック容器に入ったカップ麺を食べる際に、効果的なひと手間を教えてくれたのは、料理研究家のオガワチエコ氏。「プラスチック容器と熱湯が合わさると、ホルモンの分泌を乱す環境ホルモンが発生するともいわれています。それを避けるために、カップ麺の中身を取り出し、お皿やマグカップに移し替えてから、お湯を注ぐとよいでしょう」

 加えて、日頃の食事はインスタントに頼りがちという人には、こんな裏技も。「かやく野菜は量も少なく、ビタミン不足になりがちです。ゆえに、麺にお湯を注ぐ際、かやくとともに、生野菜をカップに入れるといいでしょう」(前出・栄養士)

 ほうれん草や小松菜、もやしや豆苗などは、麺が茹で上がる3~5分のわずかな時間でも、しんなりするため最適だという。また、前出のオガワ氏は、栄養価もおいしさもアップする、ちょい足しレシピを教えてくれた。「カップラーメンを作る際、お湯のかわりに、熱したトマトジュースを注げば、ブイヤベース風ラーメンが楽しめます。トマトに含まれる抗酸化成分リコピンやビタミンA、C、E、B群も同時に摂取でき、健康的です。同様に、熱した豆乳を注ぐのもオススメです」

 早くてうまいうえに、健康的。これからは堂々と、インスタント食品を楽しもうではないか!

インスタント食品を食べると健康になるって本当か!?

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