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勝率9割のパチンコ台って!? パチプロが選ぶ「今年一番お世話になった機種」

現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第15回 「勝率9割!? いつどんな時でも結果を出す“頼れる”機種!!」

 ホールのトイレに行って初めて、家からチャック全開だったことに気付くパターン。昔は年に1回くらいだったのに、今は週2が当たり前になってしまいました……。オジンパチプロのアンドレです。

 今年を振り返るといろんな機種を打ってきました。昨年は1年を通してミドルスペックの『海物語』1本で稼げていましたが、今年に入って朝イチから粘り倒せる状況が減り、展開に応じてジャンルに関係なく幅広く打ちました。手広く打つということは、稼げる水準に満たないムダな稼働が多かったわけです。つまり昨年よりも勝ち額はダウン……。

 よく言えば臨機応変、悪く言えばバラバラな立ち回り。そんななか、年間トータルではそれほど登板回数は多くなかったものの“実に頼りになるマシン”がありました。朝イチからでも夜からでも結果を残せる安定感。機種別の勝率に限れば9割以上です。しかもそれが2機種も!

 それは『フィーバークィーン』と『フィーバーパワフル』です。共に登場して1年近くになるので打ってみたことがある人も多いかと思います。スペック的にはひと昔前の甘デジ版『海物語』に近く、手堅さは現行機種の中でもトップクラス。それゆえ多くの同業パチプロがこの2機種に群がっていましたが、わし自身は台の奪い合いに飛び込んでまで打つのは好かんので「困った時の保険」としてのチョイスが多かったです。

 ところでこの『クィーン』と『パワフル』、同じくらいわしのピンチを救ってくれたマシンではありますが、どちらがより真の実力派マシンなのか? わしの独断で選んでみたいと思います!

『フィーバークィーン』最大の特徴は、パチンコ史に残る秀逸ドラムアクションにあると言えます。予告はほとんどナシ。リーチアクションもノーマルリーチのみ。最初は地味に感じるかもしれませんが、打てば打つほど味が染み出るスルメのような面白さ。そして何より堅実さがあります。

クィーン
フィーバークィーン
(SANKYO)
◆大当たり確率:1/99.9
→確変(ST)時:1/12.0
◆ST突入率:100%(8回転)
◆時短:40回転or100回転

 リニューアル直後から徐々に渋くなっていったホールに立ち寄った時のこと。やはり回収営業の傾向が顕著だったので打たずに帰ろうとしたんですが、『クィーン』だけはほぼ変化なくよい状態。爆発力がないから大丈夫だと判断したのでしょうか。フフフ、甘いのう店長。とりあえず試し打ちですぐ大当たり。大当たり1回分はチョッピリの出玉でも、途切れることなく小さな出玉を積み上げて、結果はなんと2万発! ちなみに翌日にはガッチガチの状態にされていました(笑)。

 一方の『パワフル』は液晶タイプ。演出モードが選べるようになっていて、かつてのオリジナル版の魅力をそのまま再現した「クラシカルモード」がイチオシです。どのラインに7が揃っても大当たりで、7がそろったラインの数で大当たりのラウンド数を示唆。またメロン図柄の先に7図柄があるので、メロンを越えられるかどうかの瞬間は思わず手に汗を握ります。

パワフル
フィーバーパワフル
(SANKYO)
◆大当たり確率:1/99.9
→確変(ST)時:1/12.0
◆ST突入率:100%(8回転)
◆時短:25回転or50回転or100回転

『パワフル』は『クィーン』より少しだけ出玉や時短回転数に幅があり、いいほうに偏れば短時間でも一撃が見込める瞬発力があります。朝から『パワフル』で粘っていたのに、夕方まで出玉の少ない当たりばかりで、いっこうにプラス域の壁が破れなかった日がありました。ところが今までと同じペースで大当たりしていても、大きなラウンド振り分けがちょっと続くと一気に箱積み。帰る頃には余裕の日当確保でした。

 堅実な『クィーン』と一撃がある『パワフル』。それでも長時間粘ればポテンシャルに顕著な差はありません。それではパチプロ目線で比べてみましょう。『クィーン』には誰にでもできる超カンタンな「おトク打法」があります。それは大当たり直後のST確変中、玉を打たずにジッと眺めているだけ。もし連チャンすれば大当たりラウンド消化中に空いた保留が勝手に埋まってくれるので、無駄な玉を減らさずに済むのです。何の技術もいりません♪ わしは常に実行していますが、必ずと言っていいほど隣のお客さんにマネされます。繰り返すほど差が付きますからのう。しかし『パワフル』では仕組みが違うために同じ節約術が使えません。……と言うことで、僅差ながらわしが選ぶ今年の頼れる機種ナンバーワンは『クィーン』に軍配です。

 いずれの機種もいろんなホールに幅広く設置されており、常連客や一見客を問わず愛されています。こういうロングラン機種はホールも大切に扱うので、地味な存在ながらも勝ちやすい可能性が高いのです。皆さんもぜひ両方試して魅力を比べてみて欲しいと思います。

■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。

勝率9割のパチンコ台って!? パチプロが選ぶ「今年一番お世話になった機種」

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