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未だ心は「イッテンヨン」のまま…中邑AJ戦はこれで見納めなのか!? 白川未奈コラム

未だ心は「イッテンヨン」のまま…中邑AJ戦はこれで見納めなのか!? 白川未奈コラム

 あなたのハートにパワーボム! アマゾネス白川こと、白川未奈です。2016年一発目のビッグニュースは「中邑真輔選手の新日本プロレス退団」ですよね。私もニュースを見た時、びっくりしすぎて目が飛び出ちゃうかと思いました。プ女子友達とのLINEグループも、荒れ放題!! 「ショックで吐きそう~」「仕事が手につかないぃぃぃ」「私の真様……」などなど!!! まさに「中邑ショック」が起こっています。

 AJスタイルズ選手も1月5日の後楽園ホール大会で、CHAOSから追放され……、そうなると、AJ選手にも動きあり!? とにかく、お正月ムードなんてすっかり去りきって、私の頭の中は大忙しです。もしかしたらこの二人による戦いは、先日のイッテンヨン(1月4日)東京ドーム大会がラストになるのかも。この目で見ることが出来て、本当に良かった。今回の当コラムは、そんなプロレス初めの、イッテンヨン東京ドーム大会についてです!!

 第1試合は、いきなりのタイトルマッチ、『ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー vs ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン vs バレッタ&ロッキー・ロメロ vs マット・サイダル&リコシェ』の4wayによるIWGPジュニアタッグ選手権試合です。外国人、さらには兄弟タッグもいて、試合中どこを見ればいいかわからなくなるのが、4wayマッチ。ゴチャゴチャな試合展開になることが多いですが、序盤からヤングバックス(ジャクソン兄弟)がペースを握っていました。ヤングバックス、この日は正当派なタイトルマッチっぽく小技をきちんと決めて細かい試合運び。と思っていた矢先、セコンドについていたコーディ・ホール選手が、邪魔に入ります。

 会場中のほかのお客さんにあわせて「ブーーーーーー」と叫ぶ! 私もプロレス会場では、悪いと思ったらとことん、ブーイングしちゃいます。ですが、そんな私たちの反感もむなしく、王者のレッドラゴン(ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー組)は、いつものスムーズな連携プレイを見せる間もなく、ヤングバックスにベルトを奪回されてしまいました。

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見てください。私、開場時のライガーTシャツから、レッドラゴンTシャツに着替えて応援してたんです。あっさり負けてしまったので、消化不良……2月11日に大阪府立体育館で行われるリマッチに期待です!!!!

 お次は、今大会より新設されたタッグベルト、『NEVER無差別級6人タッグ王座決定戦』です。無差別級なので、今後いろんな選手が挑戦してくるはず。このベルトを獲る為に、今までなかった組み合わせタッグとかが見られるかも? と考えるとワクワク! 今回は『矢野通&マーク・ブリスコ&ジェイ・ブリスコ vs タマ・トンガ&バッド・ラック・ファレ&高橋裕二郎』のカード。矢野選手、相手の隙を上手くみてイスを投げつけてアシストし、ブリスコ兄弟の見事な連携技で勝利! チャンピオン矢野通選手の指揮する『やの~と~る~(会場中大合唱)』も聞けて、友人と『明けましておめでとう』を言い合いました~。これを聞かないと、年が明かな~いっていうプロレスワードってありますよね……!

 そして次は、この日すごく楽しみにしていたスペシャルマッチ! 『ジェイ・リーサル vs マイケル・エルガン』によるROH世界ヘビー級選手権試合です。タイトルマッチだから注目というよりは、2015年夏のG1クライマックスでの活躍と、年末のワールドタッグリーグで棚橋弘至選手と良い動きを見せた、エルガン選手が気になっていたから。エルガン選手、新日本のリングで戦うのをすごく楽しんでる気がするんです。この日も、102kgもあるリーサル選手を持ち上げるたび、会場からは大拍手がおき、エルガン選手もお客さんに『俺をみてくれぇーー!』と沢山アピールをしていました。見た目は、洋風な石井智宏選手と言った感じで、全体的に“まるぅ~い”雰囲気。テディベアーちゃんみたいで、なんだか応援したくなっちゃうんです! 

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マルティニ氏の「真実の本」とは何なのか!? 大谷晋二郎選手の「プロレスの教科書」と同様、謎は深まります!

 しかし、ジェイ・リーサル選手のマネージャーのマルティニ氏がいつも抱えているブ厚い「真実の本」が気になりすぎて気になりすぎて……、「チェキ帳じゃない?」とか、「本掲げて、自由の女神か~~い!」と思っていた矢先、まさかまさかの! 真実の本で殴られたエルガン選手が、そのまま追いつめられて負けてしまいます。良い子は、本で人を叩いちゃダメよ、ダメダメ!! そして、何が書いてあるか教えて~~~!

 お次は、IWGPジュニアのタイトルマッチ『王者 KUSHIDA vs 挑戦者 ケニー・オメガ』です。ケニー・オメガ選手、ターミネーターのテーマ曲で登場。ケニー選手の雰囲気にバッチリ合う~!! かっこいいなぁ。と写真撮りまくり。

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選手のカッコいい入場シーンが見られるのは、大きな会場での興行ならでは。

 ドーム大会は、豪華な入場シーンもお楽しみポイント。だから、毎年、チケットをとるときは花道に近いアリーナ席を選ぶようにしています! ターミネーターに対して、KUSHIDA選手は、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のドクをセコンドにつれて来ていました!!! それが、なんとなんと田口選手(本人は認めてないですが!)。会場中は一気に笑いのムードに! でも、それでリラックスできたのか、ケニー選手のパワーファイトに、KUSHIDA選手は冷静に関節技重視。いつもより、飛び技も控えめで、勝ちにこだわる姿勢がみえました。最後は、ケニー選手をうまいタイミングで丸め込み、勝利。IWGPジュニアのベルト戦線に食い込んでいる日本人選手がなかなかいないので、日本人代表としてKUSHIDA選手には、これからも頑張ってほしいなぁと思います。

 次の、IWGPタッグ選手権では、王者組から、真壁刀義&本間朋晃組がベルトを奪回。ついに、ついに、ハッピーと愛に溢れた本間選手がベルトを手にしました。スペシャルシングルマッチ、『後藤洋央紀 vs 内藤哲也』は、何かが起きそうで、入場からハラハラドキドキ。試合は後藤選手が勝利したのですが、最近、無期限の海外遠征が発表されたヤングライオンの小松洋平選手が内藤選手に誘惑されていたのが気になります。その次の、NEVER無差別級選手権試合では、石井智宏選手から柴田勝頼選手がベルトを獲得。この二人の試合も、男らしく、強さを求めあった試合でした。柴田選手、シャイなんですかね? 念願のベルトを手にしてもあまり喜ばず、アピールせず、帰りも男らしく、風を切って勢いよく去っていきました。でも、そんな人にこそ、NEVERのベルトはあいますね~~!!!

 と、ここまで東京ドーム大会は、休憩なし! もうお腹いっぱいのところに、間髪いれず、セミファイナルとファイナルがやってきます……! いよいよ始まるIWGPインターコンチネンタル選手権試合『王者 中邑真輔 vs 挑戦者 AJスタイルズ』。えぐいカーフキラーを何回もだすAJ選手。それを上手く交わし、腕ひしぎ十字固めで返す中邑選手。その流れがスムーズすぎて、一瞬どちらが攻められているかわからない程です。関節技、グラウンドの攻防だけではなく、次から次へと打撃技も! 旋回式のパワーボムを見せるAJ選手。中邑選手のジャンピングボマイェもクリーンヒット。エルボーの打ち合いからの、AJ選手のスタイルズバスター。中邑選手はスライディングボマイェで返すが、AJ選手が掟破りのボマイェ!

 お互いがお互いの手を知り尽くしているかのように、受けと攻撃のバランスが最高でした! 初シングル戦とは思えません。両者、どれだけ追い込まれても返す返す返す。私たちファンも何回、床をドンドン鳴らしたかっ! 広い東京ドームが、地鳴りと声援でパーン!!!と破裂しそうな程でした。最後は、中邑選手による渾身の連続ボマイェで決着。この二人、やればやる程、予測不能な展開をみせてくれるんじゃないかと思います!

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中邑選手がまた、このセルリアンブルーのマットに帰ってきて、さらなる興奮を、私達に見せてくれることを、期待します!!

 さぁぁぁぁて! いよいよ、メインマッチ!!! IWGPヘビー級選手権試合、『王者 オカダ・カズチカvs 挑戦者 棚橋弘至』。 過去7回に渡りIWGPをかけて死闘を繰り広げてきた両選手。昨年のイッテンヨンでは棚橋選手が勝利したが今年はどうなる!? 「金か? 愛か?」です! 昨年と同じく、序盤からオカダ選手の足を執拗に攻める棚橋選手。オカダ選手は得意のドロップキックで応戦。場外にいくと、一気にオカダ選手のペース。しかし、リングに再び戻れば、棚橋選手ペース。まさに一進一退の攻防です。ドラゴンスクリューを、グラウンド上だけでなく、ロープにひっかけながら、3連発! さらに、今日のテキサスクローバーもいつにも増してえぐい角度で、オカダ選手は必死に逃げる!

 しかし、オカダ選手と言えば、ドロップキック! 反対側のコーナーに届きそうなくらいのドロップキックも炸裂! そんなドロップキックをキャッチして、「ドラゴンスクリュー」「テキサスクローバー」「ツイスト&シャウト」「スリングブレイドと得意技をどんどん繰り出す棚橋選手! しかし、オカダ選手のツームストンバイルドライバー1発で、流れはオカダ選手に。しかししかし、どちらも沈まず、まさかまさかの! オカダ選手による掟破りの「ハイフライフロー」。それに返すは棚橋選手による、掟破りの「レインメーカー」。 もうここまで、きちゃったら、出尽くしちゃってる~~~~もう先を予測する事は、不可能~~~~!

 その後も、棚橋選手のハイフライフロー2連発を受けたオカダ選手! もう見ていられないくらいのダメージでした。棚橋選手が5攻めたら、オカダ選手が返すのは1くらい。スタミナが無いとかではなくて、いくら受けても、俺はお前の5分の1で、お前を沈められるんだぞ!という感じ。試合が終盤に向かうにつれて、オカダ選手のヒザが悲鳴をあげていくのが伝わってきます。2015年のイッテンヨンでは、ヒザが痛くて身動きがとれなくなったオカダ選手に、ラスト棚橋選手がトップロープから2連発のハイフライフローを決めて勝利。今年の東京ドームにも、あの光景が再現されるのではないかと、会場の誰もが思ったと思う。そんな棚橋選手のエゲツナイ攻めでした。ですが、今年は違った。

 意識朦朧でフラフラのオカダ選手に、ハイフライフローがバシッと決まり、会場からは深いどよめき。何の反応もできないオカダ選手に、とどめとばかりに棚橋選手が2度目のハイフライフローを見舞い、ダメかと思った。ですが「カウント2.99」で! フォールを免れたんです! 棚橋選手の渾身の張り手にも耐え、オカダ選手はレインメーカーを3連発。その間、オカダ選手は棚橋選手の手首を握りしめ、一度も離さなかったんです。絶対逃がさない、負けないという強い思いが、そこには表れていたと思います!

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2015年のイッテンヨンでは泣きながらドームのリングを去ったオカダ選手ですが、今年は、新日本プロレスの最高峰の大会を、勝利で締めくくりました。

 それでは、御機嫌よう。プロレス、愛してま~~す!

■白川未奈プロフィール■

白川未奈twitter @minazaurusu
https://twitter.com/minazaurusu

白川未奈オフィシャルブログ「みなさん家」
http://ameblo.jp/mina-shirakawa

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