日刊大衆TOP 芸能

ダルビッシュ仕込みの肉体改造!! 大谷翔平「メジャー級ボディ」で二刀流20勝の可能性

[週刊大衆2016年02月01日号]

ダルビッシュ仕込みの肉体改造!! 大谷翔平「メジャー級ボディ」で二刀流20勝の可能性

 昨シーズン投手三冠に輝く100年に一人の逸材は、近い将来の米国での戦いに備え、肉体改造を敢行中!

「自分で設定した数字を超えたい」 1月6日、千葉県鎌ケ谷市の二軍施設で自主トレを公開した日本ハム・大谷翔平(21)は、4年目となる今季の目標を表現する一文字に「超」を選び、こう意気込んだ。だが、すでに超えた数字がある。昨年までとは違う筋肉ムキムキの体。大谷の体重は大型化し、100キロを超えた。「(オフに入って)7、8キロ増えました。あと2、3キロ増やしてから絞っていけばいいのかな」(大谷) オフに入ってから1日6~7食を繰り返し、トレーニングで体を大きくした。大谷いわく体脂肪率は、「思ったより変わっていない」らしく体重増は筋肉増強によるもの。しかし、大谷はなぜ、このような肉体改造に取り組んでいるのか。

 昨シーズン、15勝5敗、勝率.750、防御率2.24の成績で最多勝、最高勝率、最優秀防御率を記録。投手三冠に輝いた。数字だけを見れば、まさに無双の成績だが、ある傾向が見て取れるという。スポーツ紙デスクが言う。「実は、大谷にはシーズン半ばに成績が落ちるという欠点がある。昨シーズン7月まで11勝1敗と飛ばしていたのに8月以降は4勝4敗とペースダウン。2014年シーズンも8月以降は2勝3敗と負け越しています」

 原因はスタミナ不足。つまり、欠点を補い、さらなるパワーアップを図るのが肉体改造の目的だという。「大谷が目指しているのは20勝以上という高い目標。ただ、現状では“二刀流”という特殊な道が、それを阻んでいる。打者としても年間70試合近く出場しているため、一昨年は24試合、昨年は22試合しか登板機会がありませんでした。これでは、登板した試合は必ず勝つというペースでないと、20勝は難しいですね」(前出のスポーツ紙デスク)

 昨シーズンも、二刀流でなければ20勝はできていたというのが、専門家の一致した見方だ。昨年12月11日に行われた『2015プロ野球最優秀バッテリー賞』の表彰式で、選考委員の一人で野球評論家の有藤道世氏は、同賞の選考経過報告で「この球で20勝できなかったら、おかしい」と述べ、シーズン後半の成績低下に物申した。また同じく選考委員の張本勲氏は、「大谷は100年に一人の投手。早く(投手)一本でやってもらいたい」と“喝”を入れた。そうした苦言に対する大谷の回答が肉体改造。「二刀流のまま、より高いレベルで20勝を目指す」という道だ。また、もう一つ大きな意味があるという。「近い将来のメジャー移籍に備えて、メジャー仕様の肉体を作ろうとしている」(野球評論家の橋本清氏)という側面だ。

 実は、これには先例がある。レンジャーズで活躍するダルビッシュ有投手だ。「日本ハム時代の10年オフから本格的な肉体改造に着手したダルビッシュは、翌11年シーズンを約10キロ増の体重100キロでシーズンに臨みました。その結果、自己最速タイの156キロを投げ、リーグ最多6完封含む18勝6敗、防御率1.44。自己最多の276奪三振でタイトルを獲得。同年オフにレンジャーズへ移籍しました」(メジャー事情に詳しいスポーツジャーナリストの福島良一氏)

 大谷は昨年12月、ダルビッシュと食事を共にし、その後、合同で自主トレを行っている。ダルビッシュのトレーニングに対する知識や、アスリートの食事に関する薀蓄(うんちく)は半端ではない。一緒にトレーニングをすることで、大谷は肉体改造の重要性と、その具体的な方法をダルビッシュから伝授されたのだ。大谷自身は、「もう一つ高いレベルのパフォーマンスを探したかった。全体的な底上げが基本になる。パワーもそうですし、技術も体の強さがないとできないものがある」と、肉体改造の理由を説明している。しかし一方で、「急激な肉体の変化が投球を狂わせたり、ケガのリスクを増やすのでは」(スポーツ紙デスク)と危惧する声も聞えてくる。

 実際、巨人の澤村拓一投手は11年オフに球威アップのために本格的な肉体改造に着手。前年から7キロ増の97キロで開幕を迎えた12年シーズンは、前年の11勝(11敗)を下回る10勝(10敗)。9月にはプロ生活で初めて登録を抹消され、投球回数も前年を下回った。大谷と澤村では「モノが違う」(デスク)と言ってしまえばそれまでだが、一抹の不安は拭えない。「体重を増やしたら、重い球が投げられるとか、そんな単純なものではありません。場合によっては、球速が落ちるかもしれないし、球質も変わってしまうかもしれない。それでも、強靭な肉体を作り上げなければ高いレベルでプレーすることはできません。ヒョロヒョロの体でメジャーに行ったら、すぐに壊れてしまうのは目に見えています」(前出の橋本氏)

 メジャーは投手を酷使する。中4日の登板スケジュールや、長距離遠征の連続という過酷な条件に耐えられる体を作っておかなければならないのだ。ダルビッシュの助言もあり、大谷は将来のメジャー挑戦を考慮して、今のうちから手を打ち始めたというわけだ。

 では、いったい、いつメジャーに挑戦するのか? 肉体改造のシーズンに好成績を挙げて、その年のオフにメジャーに行ったダルビッシュのケースが再現されるなら、この16年シーズン後となるのだが……。「これまで、日本人投手が入団5年目までにメジャーに渡った例はない」(スポーツ紙デスク)

 だが、大谷はその前例を破るかもしれない。「日本の球団には入らないと言っていた大谷を、日本ハムが無理やり指名したという特殊な経緯があるので、両者が通常では考えられない契約を結んでいても不思議ではない」(ベテラン記者) 近い将来、大谷がメジャーに渡るとした場合、とてつもないマネーゲームが繰り広げられる可能性があると、前出の福島氏が言う。「12月にニューヨークの地元紙が『大谷獲得を見据えて、ヤンキース、マエケンから撤退』という内容の記事を載せましたが、あれは真実です。大谷の獲得には、200億円のマネーが必要といわれていますので、今は無駄な出費を避けた。マエケンを獲得したドジャースが年俸を低めに抑えたのも、同じ理由です」

 福島氏によれば、大谷は、「マエケンはおろかダルビッシュよりも田中将大よりも評価が高く、メジャーの全30球団が手を上げてもおかしくない存在」と言う。それは、彼の投げる球が一級品であることはもちろん、若さ、背の高さ、日本球界に酷使されていないことなどが主な理由で、「FA史上、最高値がつく」(福島氏)ことは確実だと言うのだ。

 13年に制定された現行のポスティングシステムの上限は2000万ドル(約24億円)だが、この金額は16年オフに改定されることが決まっており、大谷争奪戦を前に撤廃される可能性がある。今シーズン、肉体改造を果たした大谷が、マー君の渡米前の13年の記録(24勝0敗)に匹敵する成績を挙げ、史上最高金額で海を渡る!?

ダルビッシュ仕込みの肉体改造!! 大谷翔平「メジャー級ボディ」で二刀流20勝の可能性

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.