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巨人が企てる次期監督人事「由伸の次は松井!」衝撃情報

[週刊大衆2016年02月15日号]

巨人が企てる次期監督人事「由伸の次は松井!」衝撃情報

 背番号24が指揮を執る宮崎に突如、ゴジラが緊急参戦――。臨時コーチ就任のその先に、“松井巨人誕生”の灯を見た!

 松井秀喜が、巨人軍のグラウンドに帰ってきた! 2月1日から、プロ野球もキャンプイン。高橋由伸新監督率いる巨人軍も宮崎で始動したが、由伸監督以上に、メディアやファンの熱い注目を集めているのが、松井秀喜臨時コーチだ。「宮崎春季キャンプの全日程(2月1~14日)のすべてに帯同し、ミーティングなどにも参加する予定です。1軍、2軍、3軍のすべてを見て回り、バッティング指導をするそうですよ」(スポーツ紙デスク)

 松井氏が臨時コーチとして巨人キャンプに協力するのは、14年に次いで2年ぶり2回目。昨年、2泊3日の「視察」でお茶を濁したことから考えると、気持ちの入り方が違うようだ。14年のキャンプ時、当時の指揮官・原辰徳監督以上に目立ってしまったことから、15年のキャンプでは原監督に気を遣って、目立たないようにしていたようだが、今回は由伸政権発足直後から、「彼の思うような監督、チームになってほしい。カバン持ち以外なら、やりますよ」と、冗談交じりに全面支援を確約していたのだ。

 巨人軍OBで野球評論家の黒江透修さんは、「松井は高橋監督と親しい間柄ですから、協力することになったんでしょう」と推測するが、理由はもちろん、それだけではあるまい。「実は、原前監督が辞任した場合、後釜の最有力候補は松井でした。ところが松井には、まったくその気がないので“次善の策”として由伸に白羽の矢が立った。松井には、“自分が断ったことで、由伸に大変な仕事を押しつけてしまった”という負い目があるんでしょう」(前同) 実は昨年、巨人軍の首脳は非公式に、松井氏に次期巨人軍監督就任を打診していたという。

 事情を知る関係者が、こう証言する。「昨年7月、メジャーのオールスター視察を名目に、巨人軍の久保博球団社長が渡米した際、ニューヨークで松井と会食しているんです。当然、監督就任の話になったところ、松井は13年に生まれた一人息子の養育を理由に、しばらくはアメリカで生活したいと答えたようです」 その際、久保社長は松井氏に次のように忠告したという。「人事にはタイミングというものがあるんだよ」 今のチャンスを逃せば、次にいつ、そういう話があるか分からない。久保社長は、そういったニュアンスを込めたが、彼の返事は変わらなかったという。

 その後、後半戦に入り、今度は堤辰佳GMが密かに渡米し、松井氏と相対した。だが、彼の返事は変わらず。堤GMが、「後輩の由伸が先に監督になることになるが……」と問いかけると、松井氏は、「由伸監督で良いのではないでしょうか」と答えたという。

 この瞬間、実質的に高橋由伸が、ポスト原の最有力候補となった、と関係者は証言する。「もちろん、そのときは原巨人が優勝する可能性も残されていたので、原続投は十分にありえました。由伸が新監督に就任するとしても、今すぐではない、というニュアンスだったんです」(前出の関係者)

 ところが、巨人はV逸。責任を感じた原前監督が自ら身を引く選択をしたことで、事態は急展開する。「昨年10月20日、堤GMが由伸を都内某所に呼び出して、次期監督就任を要請するんです」(前同) 由伸監督に近い筋の証言によれば、それは「要請」あるいは「打診」などという雰囲気ではなく、「有無を言わせぬ」ものだったという。「君も知っての通り、事態は切迫している。ぜひ(監督就任要請を)、受けてほしい。返事は3日待つ」 由伸本人は、まだ現役を続ける腹づもりだったのに、急に“お鉢”が回ってきたのだ。突然の事態に驚き、悩みに悩んだ末、約束の期日である23日に、この申し出を受諾。本格的に由伸巨人がスタートすることとなった。「とはいえ、由伸新監督にチーム構想を練る時間などあるはずがない。コーチングスタッフは井端を除いて、フロント主導の年上コーチばかり。高橋監督もやりにくいと思いますよ」(巨人軍担当記者)

 そこで由伸監督は、同世代の松井氏への協力を仰いだということなのだろう。松井氏の側には、「現役を続けたかった由伸に、自らのわがままでバットを置かせてしまった」という忸怩たる思いがある。キャンプで臨時コーチとして動き回るのも「せめてもの罪滅ぼし」という意識があるのかもしれない。しかし、理由はどうあれ、松井氏が巨人軍のグラウンドに戻ってきたことに変わりはない。なにしろ、一部では、「松井は、もう巨人のユニフォームを着る気がないのではないか」という憶測も流れていたのだ。

「“俺の最後の仕事は松井を巨人軍の監督に据えることだ”と公言する長嶋茂雄終身名誉監督は、松井と会食するたびに、“早く日本に帰って来い”と、巨人軍の監督就任を説得し続けていました。ただ、松井のほうは“私に監督が務まるでしょうか”と、消極的な態度を取り続けていたんです」(事情通) のらりくらりと結論を避けてきたように見える松井氏だが、由伸新監督体制での臨時コーチ就任で、少なくとも巨人軍との関係に後ろ向きではないことだけは証明された。

 そして、渡邉恒雄読売新聞グループ本社会長と松井氏との“関係性の変化”も注目すべき点だ。「実は、球界では、松井は渡邉会長が絶対的な権力を握る読売グループそのものに嫌気がさし、巨人軍と距離を置こうとしている、という噂が流れたことがあります」(前出のデスク) そして、一方では、「ナベツネさんの側も、自らに逆らってジャイアンツを去り、メジャー行きを選んだ松井を快く思っていない、という憶測も流れました」(前同)

 だが、渡邉会長の心境は、松井氏がヤンキースを退団した頃から、大きく変わっているのだという。松井氏が巨人に必要な人材であることを再認識した渡邉会長は、彼が帰国するたびに必ずコンタクトを取り、「巨人はいつでも待っている」と思いを伝え続けているというのだ。

「松井が長嶋終身名誉監督とともに国民栄誉賞を受賞したとき、ナベツネさんは松井の両親を東京ドームに招待しています。そして、同席した貴賓室で“ご子息を(日本に帰るように)説得してください”と伝えているんです」(前出の事情通)

 一部では、そういった渡邉会長の動きそのものが、松井氏を頑なにしているともいわれるが、そこまで必要とされている事実を、彼自身はどう受け止めているのだろうか。「松井をよく知る人々は、彼が“いつかは、巨人軍監督にならねばならない”と覚悟していることを分かっています。実は、松井は、ある人物からの“なぜ、監督就任を受諾しないんだ?”という問いかけに、“僕には僕のタイミングがありますから”と答えているんです。これは、“巨人の監督になる気はあるが、今はまだ、そのときではない”という松井なりの意思表示ということなんでしょう」(前同)

 前出の黒江氏は、原監督が退任した15年オフこそが松井監督実現の最適のタイミングだったのではないかと指摘しつつ、次のように言う。「今回の臨時コーチの仕事で、コーチの適性があることを証明して、すぐにでも正式なコーチに就任すればいいんです。そうすれば、次のタイミングで当然、監督の話が出てくるはずです」 由伸監督が、巨人軍との間に交わしたのは「3年契約」。それゆえに、松井監督の実現は、早くても19年シーズン以降ということになるが、「球界は、何が起こるか分かりません。万が一、由伸監督がうまくいかなかった場合、3年経たないうちに、松井の出番がやってくるかもしれません」(前同)

 今、宮崎キャンプで松井氏の打撃論を熱心に聞いている「教え子たち」が、近い将来、「松井巨人」の主力となっている可能性は大いにある。それは読売巨人軍と巨人ファンのみならず、野球ファンの願いとも言えるだろう。松井秀喜が決断する「タイミング」。そのときは刻々と迫っている――。

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