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パチンコのプロが敬遠する「絶対に打ってはいけないパチンコ台」とは

ボートレース戸田
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GⅢ 戸田マスターズリーグ第10戦・週刊大衆杯

現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第19回 パチプロが敬遠する「打ってはいけないパチンコ台」

「△△町からお越しのアンドウさん、お電話が掛かっております。景品カウンターまでお越し下さい」と、アナウンスが流れてドキッとした、ポンコツプロのアンドレです。

 パチプロが好む台はズバリ「よく回る台」です。回るなら嫌いな台や苦手な台でも我慢して打ちます。逆にプロが打たない台は全然回らない台。たとえ大好きで得意な機種でも回らなければパス。突き詰めるとこの1点に集約されてしまいますが、それ以外にもパチプロが絶対打たない台があります。さて、それはどんな台なのか?

その1)閉店間際のMAX機種

 プロの間で議論になるのが「閉店前のヤメ時」について。何分前までならベストに儲かるのか、プロによって考え方が異なるからです。特に大当たり確率が低くて、いざ当たると長く連チャンするタイプ。代表的なのは『牙狼』や『北斗の拳』などのMAX機種です。ただ、もう閉店間際ならば、間違いなくプロは打ちません。

 店内に流れる「蛍の光」が終了し、照明も半分消されて店員がこっちにやって来ます。「この大当たりが終わったら手を離して下さい」と言い残してどこかへ。言われた通り手を離すと残り保留でまたも大当たり。「それは消化してOKです……今回だけですよ」と言われてホッとしたのも束の間、大当たり消化中に保留連確定の告知音がキュイーン。「すみません、いい加減に終わって下さい!」 わわ、わかってますよぅ……。

 いつの間にか店内に客は自分だけ。嬉しい気持ちと恥ずかしさと、もったいなさが入り混じって、何度味わってもやるせないです。それを回避する意味で、わしは1時間前に打つのをヤメます。二度と打てないかも知れないお宝台であっても勇気を持って下山するのです。

 ところがホールを見ていると、閉店まで30分を切ってるのに、MAX機種でまだ現金投資するお客さんもチラホラ。心の中では「何が何でも1回は当ててやる!」そんな闘志に燃えているんでしょう。もちろん可能性が低いだけであって、当たる時は当たります。しかし結局は、当たっても出玉を取りきれずに損、当たらなくても大損。どっちにしても負ける可能性が極めて高い、追ってはいけないパターンなのです。

その2)当たりやすすぎるハネモノ機種

 プロが好んで打つハネモノ機種。安く確実に稼げる、パチプロには実に美味しいジャンルです。ところが『シンちゃんにおまかせ』という台が登場した時は驚きました。パカパカ羽根が開きまくって、ガンガン当たる。これが実に楽しい! しかし当たっても当たっても玉は下皿にチョロチョロ。当たってるのに追加投資ばっかりって何なの!? 初打ちは結局2時間かけて2千円負け……。

 実はこの台、当たりやすさを最優先に追求したスペックになっているので、大当たり軽め、出玉も軽めな機種なのです。帰宅して計算してみたら、千円に1回以上のペースで休みなく当たり続けないと99%負けることがわかりました。これでは打てません。

 しかしながらその反面、ムダ玉を節約する等の「プロの技」を使えば稼げることが明らかになり、腕自慢のパチプロには御用達の機種でもあるんですのう。

その3)よく知らない機種

 最後に、最も危険度が高い台を。それは“ワケのわからない機種”です(笑)。もちろん自分にとって、という意味ですが、細かいスペックがどうとか以前の、もっとシンプルなことです。

 いくらぐらい使えば当たりそうか。1回当たればいくら返ってきそうなのか。一気にドバッと出るのか、コツコツ増やすタイプなのか。つまり「自分の時間と軍資金に見合う台なのかをイメージできるか?」ということです。

 わしが初めて、初代『花の慶次』を打った時のこと。雑誌用のデータ取りだったので予習はバッチリでしたが、いきなり1500回転ハマリを喰らって、当たったのは出玉のない「潜伏確変」。それでも喜んでいたら次の回転で出玉も時短もない「突然通常大当たり」。つまり出玉のない大当たり2回だけで、通常状態に戻ってしまいました。

 スペックを頭では理解していましたが、当時は斬新すぎた初代『花の慶次』の大当たりシステム。出玉のない大当たり2連はショックが大きすぎました。

 大連チャンするかもしれないが、1500回転もハマる恐れがあって、最悪出玉を得られないかもしれない。たとえばそういうイメージがあれば、勝負の仕方やタイミングも変わってきますよね。どんな台かまったくイメージできないまま打つことは、無謀な投資やヤメ時の見誤りにつながってきます。

 試しに打ってみればある程度はわかりますが、数時間の試し打ちではちょっと短すぎるかもしれません。授業料としては高すぎ。常連さんで新台には見向きもしないけど、ほとぼりが冷めた頃に試し打ちしてる人がよくいます。あれはまず新台コーナー全体を観察することで、台を吟味してるんですのう。ムダなお金を遣わんで済むから賢い選択だと言えます。最近では、雑誌のオマケDVDやネットなどの実戦動画も参考になるかもしれません。

 よっぽどお金が余って困ってる人は別にして、これらのパチンコ台は危険すぎる「絶対に打ってはいけない台」。こんな台にお金をじゃぶじゃぶ入れて「あの人、完全に熱くなってるよ……」なんて思われないよう、みなさんも気をつけて下さいね。

■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。

パチンコのプロが敬遠する「絶対に打ってはいけないパチンコ台」とは

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