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「パチンコライターは“勝てる台”を教えてもらっている」は本当か?

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レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第35回 パチンコライターうらばなし

 パチンコライター・森本レオ子が、パチンコで「堅く勝つ」ための知識を多角的に解説する本コラム。今回も少し趣向を変えて、謎の職業“パチンコライター”にまつわる裏話をお話ししたいと思います。

 そもそも、「パチンコライター」とは何者なのか? 元来パチンコライターとは、パチンコ攻略誌でパチンコ台の解説やコラムなどの原稿を執筆し、それを生業としている者のことを指します。しかし最近では、テレビの実戦番組や雑誌の付録DVD、あるいはパチンコホールへの「ライター来店取材」などで、タレントのように活躍する姿を頻繁に見かけるようになりました。

 なので近年は、書く仕事をほとんどしていなくても、パチンコ動画に出演して機種の解説などを行う者のことを広く「パチンコライター」と呼ぶケースが増えています。これに関しては、我々ライターの間でも物議を醸しているんですよね。どれくらい原稿を書いていれば「ライター」と呼べるのか、もはや今「パチンコタレント」と呼んだほうが適切なのではないか、といった議論が業界内でよく見受けられます。正直ライターのほうが、「パチンコライター」の定義を聞きたいくらいではないでしょうか。

 私に関して言えば、おそらく今パチンコライターと呼ばれている人間の中では、書く仕事は多いほうだとは思います。ただ、それでも仕事の量はCS番組やDVDなどの動画収録のほうが多いのが現状。だから、胸を張って「私はライターです!」と言って良いのかどうか、迷うところではありますね。

 ちなみに、攻略誌の誌面実戦や動画収録について、「本当に自腹なんですか?」という質問を頂くことが非常に多いです。これ、私に関しては99%自分のお金で打っています! 勝った分を読者&視聴者プレゼントにしましょう……といった特殊な企画の時は、さすがに編集部や制作会社に軍資金を出してもらうこともありますが、その他は完全に自腹ですね。

 中には自腹か経費かを選べる場合もあります。経費を選べば、負けても自分のサイフは痛みませんが、勝った分ももらえません。私の場合、まず経費を選ぶことはないです。だって人のお金でパチンコ打ったって楽しくないでしょ? 自分の財布から身銭を切らないと、良いリアクションもできないですしね。他のライターさんも同様の方がほとんどじゃないかな。

 私は元々攻略誌の編集者をやっていて、フリーのパチンコライターになってからは約6年。6年もやっていると楽しいことも辛いことも山ほどありました。

 ライターをやっていて良かったこと、これは人それぞれだとは思いますが、私にとっては、「仕事で堂々とパチンコが打てる」のが一番です。開店前のパチンコ屋に並んでいるとき、これから出社&登校する人からの冷たい視線を感じた経験はありませんか? こういう時、「私も仕事だからね!」と思うことで、後ろめたさを消すことができます(笑)。

 週に7日パチンコを打ちにいっても、言い換えれば、休みも取らない仕事熱心。パチンコ好きにとっては最高の仕事ですよね。他にも、まだホールに入っていない新台をメーカーで打つことができる、たまにタレントさんと一緒に仕事をすることがある、といったミーハー的に楽しいこともあります。

 あとは、コラムや番組の感想をダイレクトに聞かせてもらえるのも嬉しいですね。これは編集部員時代にはあまり経験できなかったことのひとつ。自分の仕事への評価がハッキリとわかるのは、プレッシャーも強く感じますが、何よりやりがいは大きいですね。フリーライターへの転身ははじめは不安でいっぱいでしたが、今はこちらのほうが向いていたかもしれないと思えるようになりました。

 逆に辛いのは、ベタですが負けが続くとき。ライターになって間もない頃、『踊るパチンコCRピンク・レディー2011』のデータ採り(攻略誌に掲載する数値を算出するため、実際に台を打ってデータを集めること)で、先行導入地の名古屋へ遠征したんです。

 当初は2日間の予定だったのですが、私のヒキが悪過ぎて、2日連続で1000回転以上の大ハマリを喰らい、10万円以上の負けを喫してしまいました……。当たらないのでデータも集まらず、泣く泣くもう1日延長。しかし、今度は1600回転を超えるハマリを喰らい、結局データが集まらないまま負債だけが増え、3日で20万近く負けてしまいました。これが、ライターをやっていて一番辛かった思い出ですね。ちなみに、こういった雑誌のデータ採りでの実戦も自腹なので、本当にキツかった~(涙)。

 あと、最近特に辛いと感じることですが、気持ちよく勝っていたとしても、「どうせ店から出る台を教えてもらってるんだろ?」と言われてしまうんです。これには「教えてもらってないから!」と何度も答えてますが、わかってもらえないことが多いのなんのって……。そもそもパチンコに関しては、「今日確実に勝てる台」なんて、お店側もわかりません。パチンコは、勝ったり負けたりを繰り返しながら、少しずつ年間収支をプラスにしていく遊びなんです。だからたまたま勝っていたとしても、お店から確実に出る台を教えてもらっている、なんてことはないんですよ。そろそろ信じてもらえないかなぁ(笑)。

 謎の存在「パチンコライター」の生態が少しでも伝わりましたでしょうか? 苦労もありますが、仕事でパチンコが打てる最高な職業だと、私は思ってますよ。それでは、みなさんのパチンコライフも最高なものになりますように。GOOD LUCK☆ 

■森本レオ子 プロフィール
「パチンコ必勝ガイド」元編集部員。現在は同誌ライターとして多数の連載を抱える。パチンコ・パチスロ専門チャンネルでのレギュラー出演多数。




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