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「パチンコ店の法則」で打つ前に勝てる台がわかる!?

現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第21回 打つ前に運命がわかる!? パチンコ店の法則!

 落とした玉が遠く離れた柱の陰へ。他人の玉を拾い集めているオッサンと思われぬよう、「待て待て~」と声を出しながら拾いにいく、アイタタタ中年パチプロのアンドレです。

 どのパチンコ店で打っていも、ドル箱にほんのわずかな玉を入れて行ったり来たりしてる人をよく見かけますのう。箱を持ったまま店内をグルグルするより、先に台を決めてからお引っ越しすればええのにな……と思ってしまいます。

 店に向かう前に打ちたい台を決めている人も多いと思いますが、台や展開がイマイチだった時は「放浪の旅」に出ますよね。プロの場合は事前に本命台や保険台を頭に入れながら打ちます。いずれも見込みがハズレであれば、サッサと店を後にします。時間が惜しいですからのう。

 しかし普通はそんなドライには決められません。せっかく来たんだからどうにか良さげな台を見つけたい、せめて少しは回収してから帰りたい。では、そのような状況で、どうやって打つべき良台を探せばよいのか?

 そんな時、わしは台を選ぶのではなく、店全体を見てホールの意図を読み取ることがあります。台数の規模やシマ構成はホールによってさまざま。店内配置図をうっすらと眺めてみるのです。

 そこで、店内の目立ちやすい場所に設置されている機種、それがすなわちその店が力を入れている機種である可能性が高い。どの通路からも見える場所や、店内のどこへ行くにも必ず通る場所などです。小規模な店ならメインの入り口から、最初に目に入るシマだったりします。何店舗か見比べると、店が力を入れている機種ほど、店内の目立ちやすい場所に設置されているのがわかるでしょう。

 ホールにとっては全機種全台が戦力ですが、アイドルグループと同じく実は序列があります。頑張って出したい機種はセンターに据えたいものなのです。端にいくほど一部の常連向けだったり、地味な扱いになっています。

 たとえば、ひと昔前なら『海物語』、最近なら『牙狼』あたりはどのホールでも大量設置されていて、まさに看板のセンター機種扱い。お店の一番いい場所に置かれていることが多いはず。ただ、近所のライバル店と見比べて大きく特長が表れているシマがあれば、それも要注目です。特定の機種が多い場合はもちろんですが、「なぜか古い機種が多い」「甘デジのシマが充実している」なんて場合も、店の意図の表れです。

 このように、台数やシマ構成だけでも店が力を入れそうな機種にアタリをつけることができるのです。決して難しいことではありません。

 その店のメイン機種がわかったら次は台の位置。大量設置されたメイン機種がズラッと並んでいると、どれに座っていいのかこれまた迷います。はい、ここからは結構大事。通路の真ん中あたりの台はさておき、カド台にはホールの思惑がハッキリ出やすいのです。

 たとえば、郊外型で粘る客が多いホールのカド台は出しやすい傾向があります。たくさん出ているのが目立ちやすい場所は宣伝効果が高いからです。逆に駅前店など繁華街系ホールのカド台は回収傾向が見受けられます。場所的にカド台は座りやすいですし、やたらと客が入れ替わるカド台は危険度大と言えるでしょう。メイン機種だからこそ出したい店もあれば、そのメイン機種を貯金箱にして儲けようと考えているホールもあるのです。恐ろしいですのう。

 別の理由でコッソリ勝ちやすくなっている例もあります。それは冷暖房の送風口からエアコンの風が直撃してしまう席や、四方八方からタバコの煙が集まってしまう席などです。これらは店の構造上どうしようもないので、快適に打てない分、せめて出玉で還元しようとしているのかもしれません。この時期であればドアが開くたびに寒い外気が入ってくる席などもそうです。

 こういった環境面は意外に興味深いテーマです。つい最近グランドオープンしたホールで、全台超サービス状態のシマがありました。わしも打ってましたが、真冬なのに何と冷房がガンガン。店としては出しまくっているのに、ソコソコ勝つと誰もが帰っていきます。できれば客全員に薄く広く勝って欲しいというホールの意図があったものと思われます。

 ちなみに、冷暖房操作はプロ対策に使われたりもします。わしは混んでるシマが嫌いなので、誰もいない場所でポツンと打ちます。現金投資中は快適だったはずが、持ち玉がプラスに転じた途端、わしの席付近だけ真冬なのに冷風がブォーン。これはたまりませんでしたが、そういう時のための革ジャンで送風攻撃をシャットアウトして、打ち続けました(笑)。

 機種の好き嫌いはさておき、ホール全体をよ~く観察してみると、違った視点で「出る出ない」が発見できるかもしれませんよ!

■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。

「パチンコ店の法則」で打つ前に勝てる台がわかる!?

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