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彼氏に私の過去をバラした女友達を訴えたい!【女の法律相談室】

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彼氏に私の過去をバラした女友達を訴えたい!【女の法律相談室】

今回の相談:友人に整形をバラされ、破談になりそうです(モモ・34歳・派遣OL)

 交際2年、来春結婚予定の彼がいます。すでに両家の挨拶もすませ、結婚式場も予約しました。ところが先日、彼からこの話はなかったことにしようと言われ、ショックを受けています。理由は「キミが整形しているのを知ってしまったから」というのです。私は確かに数年前に目をプチ整形しています。もともと片方だけ一重で、毎日アイプチするのが面倒になり、両目とも二重にしました。私自身、まつ毛エクステやアートメイクと同じ感覚で、気軽にやったものだし、彼には整形したことを言っていませんでした。

 整形のことをどうして知ったのか質問してみたところ、「共通の知人であるA子に聞いた」というのです。A子はもともと私の友人でしたが、彼と付き合うようになってから私が紹介し、3人で飲みにいったりするようになりました。でも、まさか2人きりで会っているとは……。彼はA子を友達として見ているといいますが、おそらくA子は彼に気があるのでしょう。整形のほかにも、私が高校時代に万引きで補導されたこと、母親が精神病で通院歴があることなど、私のちょっとした過去をいろいろ告げ口しているのです。今回の整形のことも、悪意があったに違いありません。

 彼は整形した事実よりもそれを自分に隠していたことが許せないといいます。私としては、このまま破談になると、両親や親戚、結婚を知っている友人や同僚にあわせる顔がありません。それに何よりA子が許せないのです。もし破談になった場合、彼やA子を訴えることはできますか?

ご相談の回答者 ○弁護士・古川穣史
男女の問題から刑事事件まで、なんでもござれ。「一期一会」の精神で皆さんのお気持ちに向き合いたいと思います。一緒に最善の解決へと向かっていきましょう!
○ライター・もしだ
主婦でライター。宮沢りえ、ゴクミと同じ年齢(むろん面識はない)。法律のことはてんでわかりません!
○編集部・ブリ子
アラフォー独女。最近老後のために、高い保険に入りました。

もしだ:いるいる、余計なことチクる女! 問いつめると「言っちゃいけなかった?」とかすっとぼけるんだよね~。

ブリ子:いますよね(苦笑)。古川先生、いかがですか。

古川:彼とA子を訴えることはできます。ただ、この場合、彼とA子は区別して考えたほうがいいでしょう。彼の場合はモモさんが整形を隠していたことが婚約破棄の正当な理由になるのかどうか、A子については整形について話したことが、問題になりますね。

ブリ子:整形を隠していたぐらいで婚約破棄の理由になりますかね?

古川:今回はプチ整形でそこまで激変していませんし、婚約破棄の正当な理由ではないと判断される可能性が高いと思います。自分に隠し事をしていたと彼は言っていますが、結婚前にすべてを明らかにする義務はありませんしね。

もしだ:プチ整形ごときでグズグズ言われていたら化粧なんかできやしませんよ。

古川:隠し子がたくさんいて、養育費がかかるみたいなことを黙っていたら、それはもちろん婚約破棄できますけど。

ブリ子:なるほどー。A子を訴えるとしたらやっぱり名誉毀損ですかね?

古川:そうなると思います。またプライバシーの侵害ともいえそうです。でも、もしA子を訴えて勝ったとしても、慰謝料としてもらえる金額は圧倒的に少ないです。

ブリ子:A子を訴えるとしたら費用はどのぐらいかかりますか。

古川:裁判にするとしたらですが、昔の弁護士会の基準にならい最低の着手金が10万円というところが多いですから、少なくとも10万円以上は覚悟したほうがよいでしょう。もしくは、小額裁判(普通の裁判とは異なり、一回で終わる裁判)ということで相手をなんとか裁判に引きずり出すことはできますが、それでもうまくいって謝らせたうえで数万円の慰謝料がとれるくらいだと思います。

ブリ子:労力多そうなわりにコスパ悪いですね~。訴えるのはやはり現実的ではないのかな。

古川:それでもお願いしたいという依頼者の方はいますけどね。それに、弁護士からの内容証明を送って、とりあえず相手に自分のしたことをわからせるぐらいはできるかと。

もしだ:いいですね~! 内容証明でビビらせるわけですね。こんな件で訴えられた二人はのちのち結婚するはずがないし、ギャフンと言わせることはできそう。

古川:裁判所に白黒つけてもらうことで納得する人も多いようですね。でも、基本的に裁判になると裁判所に和解をすすめられて最後は和解になるので、あまり判決まではいきませんが。

ブリ子:それで心が晴れるならいいのかも。

古川:僕なら結婚する前にそんな人だと気づけてよかったねと、と言いたいですね(笑)。

ブリ子:モモさんには新しい幸せを見つけていただきたいですね!


【古川穣史(ふるかわじょうじ) プロフィール】
弁護士。一橋大学商学部、早稲田大学法科大学院卒業。離婚男女問題、遺産相続、犯罪・刑事弁護など幅広い分野を得意とする。八木良和法律事務所に所属。
<古川先生へのお問い合わせ>
■八木良和法律事務所
Tel:03-3351-2770
〒160-0006 東京都新宿区舟町1-18ロイクラトン四谷8F
https://www.bengo4.com/tokyo/a_13104/l_263823/

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