それまでの鬱憤を晴らす一撃だった――。1年生の夏、4番打者として甲子園に出場した松井秀喜(青陵)は3打数無安打で、チームも初戦敗退。2年生の夏も星稜は甲子園ベスト4まで進むが、松井は1本塁打と満足な成績は収められなかった。 眠れるゴジラが目を覚ましたのが1998年、最後のセンバツ甲子園だった。開幕…


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