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銀行マン…etc.“お金のプロ”がやっている!「ホントに儲かる」投資、こっそり教えます

[ヴィーナス2016年05月04日号]

銀行マン…etc.“お金のプロ”がやっている!「ホントに儲かる」投資、こっそり教えます

 40代ともなると、もう人生の折り返し地点。今までは貯金がなくても楽しくやってこれたが、そろそろ老後の資金について考えなければいけない年頃だ。仕事を引退する60代までに、いったい、どれくらいの資産があればいいのだろうか。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏は「最低でも1500万円は必要」と言う。「サラリーマンの場合、1500万円さえあれば最低限の生活はできます。ただ、自分が引退したとき、今と同額の年金が受給できるとは限りません。できることなら、60歳までに2000~3000万円は貯めておきたいですね」(前同)

 とはいえ、ゼロからのスタートはツライもの。節約ばかりではなく、攻めの運用でガツンと増やしたい! そこで、お金を知り尽くしたプロたちに、本当にやっている究極の投資術を教えてもらった。

●初心者向け! 1万円~10万円

『金持ち老後のつくりかた』など多数の著書を持つ、ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏が自らも実践し、手堅く増やしているというのが“株”。「今は数万円の資金で株主になれる時代です。FXと違って投資額以上の損はなく、初心者にも安心」(前同)

 指定銘柄を毎月一定日に一定額(1銘柄につき月々1万円~)購入する“るいとう(株式累積投資)”なら、1万円でも株主になれる。「まずは、株価の値上がりで儲ける“売却益”狙いをやめること。配当や株主優待に注目することが、手堅く儲ける秘訣です」(同)

 というのも、上場企業の配当額は2002年と比べて、平均5倍以上に増えているという。「会社の余剰金を取り崩して配当金に回せるため、『パナソニック』の例だと、09年に大赤字を出しても初年度は配当金が出ました。株式の大量取得による乗っ取りを防ぐために、従業員の給料を抑えてでも、株主への利益還元を優先する会社が多いんです」(同)

 たとえば、配当利回りが4%の会社の株を運用したとする。配当金が変わらない前提で5年間、株を持ち続け、配当で得た資金も再投資すれば、投資額は1.2倍にまで膨れ上がる。「『みずほフィナンシャルグループ』の場合、配当利回り4.18%(3月18日現在)ですから、金利0.01%のみずほ銀行の定期預金に預けるよりも、株主になったほうがお金が増える可能性は高いと言えます」(同) この投資術のメリットは、「株価が上がれば売却益が期待でき、下がれば安い株価で買い足して配当金を増やせます」(同)

 銘柄選びについては、「連続増配年数が多い会社や配当利回りが高い会社が買い」(同)だという。また、優待で儲ける手も。「『吉野家ホールディングス』は、配当利回りはあまり高くないものの、半期に一度、3000円のサービス券が貰えます。金券屋に売ることもできますから、このような株主優待が手厚い企業の株を買うのもオススメです」(同)

●手堅く儲ける! 10万円~50万円

 すでにまとまったお金があるという場合は、“REIT(不動産投資信託)”に挑戦するのもオススメだ。REITとは、多数の投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど、複数の不動産を購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品。「現在のREITの平均配当利回りは3.3%ほどですが、20年に開催される東京オリンピックまで、値上がりが期待されています。私の予想では、18~19年のどこかのタイミングで価格はピークに達するはず。ピークだと思ったら、一気に売り抜けてください」(同)

 REITで選べる銘柄はさまざまなタイプの不動産に投資する総合型や商業施設型、マンション型など多種多様だ。いったい、どれを選べば儲かるのか。「今、オススメなのはオフィス系です。賃料が上がっているだけじゃなく、空室率も下がっていますから。不景気に強い賃貸マンション系もいいですね。あとは、もし今後も訪日外国人が増えると思うのなら、ホテル系にも投資をしておくといいでしょう」(同)

 株とREITで着実に資産を増やしていったら、次は“分散投資”にも挑戦してほしい。「分散投資を活用すれば、さらに投資のリスクを減らせます。株だったら、“輸出企業と輸入企業”の株を組み合わせることで、片方が値下がりしても、もう片方が値上がりしている状況を作れます」(同)

 ただし、一点だけ注意すべきことがあるという。「一度にたくさんの種類の投資商品に手を出してはいけません。たとえば、一度に株と投資信託とFXに挑戦してみてもうまくいくはずがありません。手広く試してみるのは悪いことではありませんが、ゆっくり時間をかけて投資対象は増やしていくべき」(同)

●デッカク稼ぐ! 50万円~100万円

 最後は手堅くありつつもデッカク稼げて、老後の不安とおさらばできる投資術。「投資信託で儲ける方法をご紹介しましょう。効果が見えるまで数年の歳月を必要としますが、成功すれば、投資額の数倍のリターンを得ることも夢ではありません」(同)

 古今東西、大きく儲ける秘訣は“安く買って、高く売る”こと。投資信託でもこれを実践すればよい。「選ぶ銘柄はグローバル企業の株を中心とした投資信託です。大事なのは、有望な国ではなく、現在ダメな国を選ぶこと。ダメな国の株を安く買い叩いて、景気が回復したときに売ればいいんです」(同)

 そんな都合のいいことが起きるわけないと、不審に思う人もいるだろうが、世界には、たった10年で株価指数が急騰した国もある。「1998年にロシアは財政危機を起こしました。しかし、2000年の前半から原油価格が高騰したため、この危機から急速に回復。09年までの10年間で株価指数は8倍にもなりました。だから、当時のロシアのような国を見つけられれば、それは金のなる木を見つけたも同然なんです」(同)

 しかも、新聞やニュースを見ていれば、問題のある国は、すぐ見つかるという。「10年にアラブの春が起きたときは、私も中東の投資信託を買って、10数%の収益を得ることができました。最近は、テロが続くトルコに注目しています。トルコはアジアとヨーロッパを結ぶ貿易の中継点という恵まれたポジションにあります。さらに今は若年層が多くて、人口も増えている。そう考えると、トルコは今は混迷が続いても、確実にまた成長できるポテンシャルを持っているわけです。投資で大きく稼ぐなら、こういう思考法を身につけておくといいですね」(同)

 だが、どうしても“アンパイ”で行きたい人には、「アメリカが狙い目。というのも、“株高”を国策として行っているから。アメリカの旬な銘柄が入っている、インデックスファンド『NYダウ連動』の商品などもアリでしょう」(同) また、投資資金が100万円以下の場合、全般に言えることだが、「投資を始めるなら必ずNISA(少額投資非課税制度)を活用しましょう。通常、株や投資信託などの売却益や配当には税金がかかります。しかしNISA口座なら、年間120万円までの投資から発生する利益が最長5年間、非課税になるんです。ただし、1人1口座しか作れないので、買いたい商品のある金融機関を選びましょう」(同)

●手を出すな! 激ヤバ(損)投資

 どんな投資にもリスクはつきものだが、中には詐欺まがいの商品も。「今年の3月に日本で唯一の“ワインファンド”が破綻しました。その被害額は40億円近くといわれています。そのファンドの運営者は虚偽の報告をしていたそうですが、基本的にすべての“実物投資”は怪しいものだと疑ったほうがいいでしょう」(前出の荻原氏)

 では、投資詐欺にあわないためには何を基準にして商品を選べばいいのか。前出の深野氏は“国の認可”の有無を確認すべきという。「人間は古いほうよりも新しいほうに期待する生き物です。だから、いつの世も詐欺まがいの投資商品が横行し、それに騙される人がいるわけです。ちゃんとした投資商品には必ず官公庁の認可がついています」

 しかし、官公庁のお墨付きがあっても、要注意!「新しい投資に挑戦する前に必ず、その投資商品の“税制”を調べてください。株式やREITのように、儲けの一律20%が税金として徴収されるとかなら、問題ありませんが、儲けが雑所得となり、給料に合算されて課税される場合は要注意。所得全体の税率が上がってしまいます」(前同)

 流行の“サラリーマン大家”は、まさにこのケース。“頭金ゼロ円”“節税になる”“家賃収入でローンを払えて、儲けも見込める”といういう触れ込みだが、「不動産は総合課税商品ゆえ、儲かっても、うまみはありません。そのうえ、仲介業者に多額の手数料を持っていかれる、年月の経過とともに家賃収入を月々のローン支払いが上回るなど、結局はマイナスになることもあります」(同)

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